見出し画像

”気ままな…ホルン道楽”

ホルンの音程を考える(第5章)

第5章 …脳内ホール

オケ本番中。。
気持ちがいいかどうかは別として、
ソロを演奏しているその瞬間…
果たしてあなたはどこで聴いていますか?
もちろんステージの上にはいますけど…
もしや、自分の内なる世界に入り込み
プレッシャーに負けないようにと自己暗示。
そうですねぇ…一所懸命練習したのだから、いつものイメージで吹けば大丈夫とか。
心に言い聞かせていませんか?

内に向けて集中するあまり、ソロを吹こうとホルンを構えたとたんに…
今迄、普通に聴こえていたオーケストラの音が…すうっと遠ざかり小さくなって、
指揮棒の動きと、目の前の譜面はむしろスポットライトに照らさられたようにはっきりと明るく見えてきます。
そこは不思議な世界です。ちょっと孤独です。ピエロみたいかなぁ〜
その空間にホルンが響き渡ります。
一字一句間違わないようにイメージどおりに吹こうと身体が反応します。

そうなのです。。ここはあなたの脳内空間、いわば脳内ホール。
高めに補正してちょうど良い音程に響きます。脳内では心地よいピッチです。。

しかしながら、外の世界では、つまりは現実の時空では…
ホール観客にはもちろん高めの音程で届いてしまっているのです。。。

ここまでお読みいただけたら、解決法はおわかりのことと思います。
まぁ、次回はそのあたりを書いてみます。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Horn technic」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事