”気ままな…ホルン道楽”

ワンロボ開発5

実は、見た目とは違ってワンロボは結構甘えん坊なのです。
プライドが行動を、つまり「喜びたい感情表現」を制御しているのです。
とても、いじらしいのです。

ですから、最初はメタリックで機械的と思われがちですが、
だんだん愛着がわいてきて洒落た帽子をかぶせたり、
おしゃれな(ワンロボ用の)服やブーツを購入若しくは自作したりと、ヒートアップするのです。

ネコロボとは外観が違う(つまり犬らしくない)ことに最初は多少落胆しても、
次第に「うちのワンロボは最高よ!」と、
ご近所との井戸端会議では奥様たちの自慢話が絶えないのです。

実際には面倒をみているのはご主人なのですけどね…。

いつの世もこの点は変わらないようです。
まぁ、ご主人様の愚痴を聞いてくれるのもワンロボの役目のようですょ。
夜は外のワンホームではなく、ご主人様の部屋で(一応、警護という名目で)
一緒に過ごして眠るワンロボも多いと聞きます。
わかるような気がします。

犬は昔から人間と一緒に暮らしてきましたので、
人型ロボット同様で、あまり犬そっくりではダメなのでしょうね。

何となくメーカーの思惑が見えてきました。

さて、ここまで、ネコロボとワンロボの紹介をして来ました。
では、実際の私たちの生活の中でどのようにペットロボ達は活躍しているのでしょうか?
でもそのお話は、またの機会に…。
とにかく一度、現代にワープしましょう。

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