先日、顧客の息子さんが事故ったとかで三菱GTOが入庫してきました。
半年ほど前に購入、二週間ほど前に某チェーンの大手量販店の車検を受けたばかりだったらしいです。
右直事故の直進で右折車両に突っ込まれてボンネット周りが大破、エンジンルーム全体が左に押されてひん曲がり、エアバッグも展開していました。
で、車自体は廃車なのですが、その方がまた同じ車を買い直すつもりらしく、『ホイール、後付けのメーターやセンサー、カーナビ、車高調ダンパーその他取れるもん取っといて』という指示を受けたのですが、その作業中に気づいてしまいました。
おわかりいただけただろうか?
これスタビライザーとロアアームを接続するリンクなのですが、ボールジョイントを被覆するラバーブーツが完全に破れています。
ちなみにこれ、検査場に持っていったら下回り検査で突っ込まれて車検通りません。通ったとしても、水とかがかかってボールジョイントが錆びて近いうちに壊れます。
業者によってはブーツとかに亀裂があっても液状ガスケットとかを塗って亀裂を埋めるだけでスルーすることはありますが、小さな罅ならともかく二週間やそこらで破れる様ならかなり大きな亀裂のはずです。補修の痕跡も無いし、そもそもそこまで大きな亀裂が入っているならスルーすることはあり得ません。液状ガスケットでごまかせる傷ではないからです。
繰り返しになりますが、車検を受けてから半月経ってません。
大手業者は指定工場といって、勤務人員数や完成検査ライン等の条件を満たすことでライン業務を代行出来る工場を持っていることがあります。
コバックとかホリデー車検(今回の案件とは関係ありません……あくまでも指定工場のたとえです)なんかのいわゆる民間車検場のことで、こういった工場では自社内で整備を済ませ、検査表やその他の書類を準備してそれを登録事務所に持ち込むことで、検査標章の交付を受けることが出来ます。
つまりその場で整備を済ませ、後日送付されてきた書類を受領し車に載せておくことで車検を済ませることが出来るのですね。
まあそれを利用して、タイヤが/□\こんなんなったいわゆる鬼キャン?とかいうドレスアップ車輌(格好よさは実用性と安全性の上にあると信じてる俺としては、正直これが『ドレスアップ』というのが理解し難いのですが)やその他のDQN仕様の車を保安基準に適合させることもしないまま車検通したりといった、不正の温床になっている例も珍しくないのです。
この案件も、鬼キャンの例とは違いますが不適合状態のままの車検通過例ですね。正しく完成検査を行っているなら下回り検査もあるはずなのですが、気づいていないのか気づいててスルーしてるのかは不明ですがそのまま車検を通されているのです。
普通だったらジャッキアップしてタイヤをはずした時点で厭でも視界に入ってくるので、まず気づくと思うんですけどね。
ちなみにダイヤルステッカーに店舗名が残っていたので、その店のページを開けてるんですが――
安心車検、無料お見積り実施中とか……呆れてものも言えません。開いた口がふさがらんわ、おまえら見積りのときになに見てるんだ。
もし交換しないの前提で見積もり出してたなら、なおのこと駄目な店ですね。
たしかにスタビライザーリンクは、通常速度で走るぶんにはたとえ折れてても即座に事故にはつながりません。でも通常速度の走行でも確実に車体の横揺れ は大きくなるし、折損せずにボールジョイントが錆びて固着したらロアアームの動きが悪くなって路面追従性に問題が出てきます。
もちろんそれが原因で運転操作を誤ったりして事故につながることもあるでしょう。
ほかの2ちゃんまとめブログ見てたら、こんなコメントがありました。ちなみにコメント内容を丸コピペしてしまうとコメント内容で検索したらそのブログがヒットしてしまうので、内容は同じだけど文面は変えてあります。
「すぐには必要ない整備を
まるで実施しないと明日にも走れなくなるかの様な態度で薦めてくるので
要らないとはっきり断ることも必要です。」
こんなこと言う奴に限って、そのすぐには必要の無い整備が実際に必要な時期に来ても気づきもせずに、車がぶっ壊れてから鬼の首級 でも獲ったみたいにがたがた文句言うんだよね。
別に誰とは言いませんし、要らないと断られたわけでもないのですが(店に顔出さないので部品交換の勧め様が無いのですが)、前にファンベルトが切れてプーリーに巻きつき、エンジンがブローして廃車になった例や、古いタイヤはいたまま高速道路を走っててサイドウォールの亀裂からタイヤがバーストして盛大に事故った人がいるのですよ。中古車売って以来それまで一度も顔出してない人だから、顧客と呼んでいいかは怪しいところですが。整備実施時期がわからない人は、こんなふうになることがあるんです。整備工場でまだ劣化がさほどひどくない部品でも交換を勧めるのは、こういう人たちが交換時期に気づかずに盛大に事故ることがあるからです。
すぐに必要無い整備が必要な時期が来たことがわかる様な人は、こんな言い草しませんからね。
あと、理由を説明したらちゃんと納得して部品交換等に応じてくれるか、もしくは自分で注意して整備が必要な時期になったら店に来てくれます。
なお、客が必要無いって言ったかもしれないじゃんって意見は聞きませんよ。
言ったかもしれないけど、言ってなくて店がスルーした可能性も大いにありますから。つーか明らかに走行性能の悪影響につながる破損部品の交換を、客が拒絶したからってあっさり引き下がるとか無いわ。しかもバリバリにカスタムしたGTOだぞ? 交換が必要だと言われて断るとは思えません。
店側が委託されて、ブーツ破損を見落としたかスルーした可能性のほうが高いと思います。
というか、なんかもう俺、カネだけ取って交換せずに客に返してる可能性も否定したくなくなってきました。
なんかもうあれです、発想が飛躍してることは自覚してますが、タイヤの空気圧調整とワイパーゴムの交換、燈火類の球切れ以外はスルーしてたとしても驚く気になれなくなってます。
さすがにそれはスルーしないと思うんですよ。電球切れとかワイパーの払拭不良、空気圧不足が原因のハンドルの重さやタイヤの変形は、知識の無い人でもぱっと見ですぐわかりますからね。あと外観ですぐわかるから、消費者センターに訴えられたり警察に整備不良で切符切られたときに業者の整備不良で指定を取り消されたりする可能性もあるでしょうから。
まあ要するになにが言いたいのかというと、大手だからって理由であまり信用し過ぎないほうがいいってことです。
別に中小の個人経営の工場ならいいと言ってるわけでもないんですが、中小企業の大半は指定を持ってないので、検査登録事務所に車両を直接持ち込み、検査官による検査を受けるため、指定工場で横行する様なごまかしは出来ません。
まあ、中には指定工場で三万でやるからって、部品代にもならない様な金額で車検やれって無茶言うのもいますけどね。
しかもそういうのに限って、適合するサイズのブーツが無いからボールジョイント丸ごと交換が必要になったりとか、きっつい不良個所がてんこ盛りだったりするんです。それまでも安くしろ安くしろって言って部品交換させてくれないから、不具合箇所が蓄積していってえらい状態になってるんですよ。
経費とかを考えると、来ないほうがましな仕事ってのもあるんです(愚痴)そんな車で仕事するとか怖いけどなあ、俺なら。
実際に交換するとうちの会社の持ち出しになってしまうので、ボールジョイントの亀裂を液状ガスケット塗りたくって亀裂を埋めてたんですが――あれ、仮にボールジョイントの問題じゃなくても近いうちにどこかしら駄目になって事故を起こすと思います。
ボールジョイントブーツって亀裂とか裂けが無くても、ジョイントの軸周りが緩くなって水が入って中身が駄目になるっていうこともあるし。
言いたくないんですが、車検で通ったら二年間何もしなくていいと思ってる人って、けっこういるんですよ。ゴム製のベルト類やエンジンオイルや冷却水、それにボールジョイントブーツとかの消耗品の耐久性がリセットされるとでも思い違いしてるとしか思えない人とかね。
車検に合格したなんてのはしょせん、『そのときは大丈夫』ってだけなんですけどね。間違い無く部品を交換してきちんと組みつけた個所以外は、今日は大丈夫でも明日には駄目になっててもおかしくないんです。
実際にうちで車検整備をしていただいたお客さんの中に、車検を通して三日後にウィンカーの電球切れで再びいらした方がおいででした。
無論電球なんてそのときついてればいちいち新品交換したりはしないんですが、その『そのときついてたから交換しなかった電球』が検査受けてから三日で切れたんです。
極論してしまえば、確認したときにはちゃんと点いてた電球が一分後に切れててもおかしくないんです。
車検なんてそんなもんです。しかも、そのただでさえ完全とは言い難い車検に加えてそれを実施する業者が適当にやってるとなると。
ところでこれただの愚痴なんですが、俺、外注先の中古屋から整備不良疑いで胡散臭がられてるんですよ。
赤いSTIのチューン車の中古新規登録前の24ヶ月点検(=車検向け法定整備)を受け持ったんですが、納車して一ヶ月ほど経った頃に社長のところに電話が来たんです。
その受け持った車を買った客から外注先の社長のところに電話があって、ホイールナットが全部、手で回るくらいにユルユルだったというんですね。
……(゜ロ゜`)
……(゜ロ゜`)
……(゜ロ゜`)はぁ?と思わず素で言いそうになりましたよ。
その車の引き渡し手順は中古屋の社長が新規登録のために検査場まで乗っていき(片道二十キロ)、検査官がホイールナットの締め付けをテストハンマで叩いて確認、各種検査装置及び下回り検査で状態を確認されてから、再び二十キロかけて会社まで戻って、それから購入客に車両を引き渡し、自宅まで持って帰る流れです。
ハブボルトが傷むから試してみることは勧められませんが、ホイールナットが緩んだ状態で車を動かすと、ちょっと低速で動かしただけでもホイールがぐらついてガキガキうるさいんですよ。前輪だったらハンドルをとられて、直進も安定しないはずです。
往復四十キロかけて車検場まで行って検査も受けた車を自宅まで持って帰って一ヶ月間乗ってなにも気づかなかったのに、たまたまナットを触ったら指で回るほどユルユルだったって? それも四輪ぶん二十個全部が?
もうはぁ?としか言えません。あり得ない。
それ青空駐車してた車がどっかのDQNにいたずらされただけちゃうんかい。
高くつくけど、個人的にはこういう盗難防止ナットをホイールの数だけ買って、すべてのハブボルトにつけるのをお勧めします。これなら絶対にホイールを盗めず、目を離した隙に緩めることも出来ないので。仮にホイールを盗むためにナットを緩めようとしたら、とんでもない手間がかかるはずです。
※車種、事故状況、期間等はフェイク入れてます。実際には三菱ではないしGTOでもありません。
半年ほど前に購入、二週間ほど前に某チェーンの大手量販店の車検を受けたばかりだったらしいです。
右直事故の直進で右折車両に突っ込まれてボンネット周りが大破、エンジンルーム全体が左に押されてひん曲がり、エアバッグも展開していました。
で、車自体は廃車なのですが、その方がまた同じ車を買い直すつもりらしく、『ホイール、後付けのメーターやセンサー、カーナビ、車高調ダンパーその他取れるもん取っといて』という指示を受けたのですが、その作業中に気づいてしまいました。
おわかりいただけただろうか?
これスタビライザーとロアアームを接続するリンクなのですが、ボールジョイントを被覆するラバーブーツが完全に破れています。
ちなみにこれ、検査場に持っていったら下回り検査で突っ込まれて車検通りません。通ったとしても、水とかがかかってボールジョイントが錆びて近いうちに壊れます。
業者によってはブーツとかに亀裂があっても液状ガスケットとかを塗って亀裂を埋めるだけでスルーすることはありますが、小さな罅ならともかく二週間やそこらで破れる様ならかなり大きな亀裂のはずです。補修の痕跡も無いし、そもそもそこまで大きな亀裂が入っているならスルーすることはあり得ません。液状ガスケットでごまかせる傷ではないからです。
繰り返しになりますが、車検を受けてから半月経ってません。
大手業者は指定工場といって、勤務人員数や完成検査ライン等の条件を満たすことでライン業務を代行出来る工場を持っていることがあります。
コバックとかホリデー車検(今回の案件とは関係ありません……あくまでも指定工場のたとえです)なんかのいわゆる民間車検場のことで、こういった工場では自社内で整備を済ませ、検査表やその他の書類を準備してそれを登録事務所に持ち込むことで、検査標章の交付を受けることが出来ます。
つまりその場で整備を済ませ、後日送付されてきた書類を受領し車に載せておくことで車検を済ませることが出来るのですね。
まあそれを利用して、タイヤが/□\こんなんなったいわゆる鬼キャン?とかいうドレスアップ車輌(格好よさは実用性と安全性の上にあると信じてる俺としては、正直これが『ドレスアップ』というのが理解し難いのですが)やその他のDQN仕様の車を保安基準に適合させることもしないまま車検通したりといった、不正の温床になっている例も珍しくないのです。
この案件も、鬼キャンの例とは違いますが不適合状態のままの車検通過例ですね。正しく完成検査を行っているなら下回り検査もあるはずなのですが、気づいていないのか気づいててスルーしてるのかは不明ですがそのまま車検を通されているのです。
普通だったらジャッキアップしてタイヤをはずした時点で厭でも視界に入ってくるので、まず気づくと思うんですけどね。
ちなみにダイヤルステッカーに店舗名が残っていたので、その店のページを開けてるんですが――
安心車検、無料お見積り実施中とか……呆れてものも言えません。開いた口がふさがらんわ、おまえら見積りのときになに見てるんだ。
もし交換しないの前提で見積もり出してたなら、なおのこと駄目な店ですね。
たしかにスタビライザーリンクは、通常速度で走るぶんにはたとえ折れてても即座に事故にはつながりません。でも通常速度の走行でも確実に車体の
もちろんそれが原因で運転操作を誤ったりして事故につながることもあるでしょう。
ほかの2ちゃんまとめブログ見てたら、こんなコメントがありました。ちなみにコメント内容を丸コピペしてしまうとコメント内容で検索したらそのブログがヒットしてしまうので、内容は同じだけど文面は変えてあります。
「すぐには必要ない整備を
まるで実施しないと明日にも走れなくなるかの様な態度で薦めてくるので
要らないとはっきり断ることも必要です。」
こんなこと言う奴に限って、そのすぐには必要の無い整備が実際に必要な時期に来ても気づきもせずに、車がぶっ壊れてから鬼の
別に誰とは言いませんし、要らないと断られたわけでもないのですが(店に顔出さないので部品交換の勧め様が無いのですが)、前にファンベルトが切れてプーリーに巻きつき、エンジンがブローして廃車になった例や、古いタイヤはいたまま高速道路を走っててサイドウォールの亀裂からタイヤがバーストして盛大に事故った人がいるのですよ。中古車売って以来それまで一度も顔出してない人だから、顧客と呼んでいいかは怪しいところですが。整備実施時期がわからない人は、こんなふうになることがあるんです。整備工場でまだ劣化がさほどひどくない部品でも交換を勧めるのは、こういう人たちが交換時期に気づかずに盛大に事故ることがあるからです。
すぐに必要無い整備が必要な時期が来たことがわかる様な人は、こんな言い草しませんからね。
あと、理由を説明したらちゃんと納得して部品交換等に応じてくれるか、もしくは自分で注意して整備が必要な時期になったら店に来てくれます。
なお、客が必要無いって言ったかもしれないじゃんって意見は聞きませんよ。
言ったかもしれないけど、言ってなくて店がスルーした可能性も大いにありますから。つーか明らかに走行性能の悪影響につながる破損部品の交換を、客が拒絶したからってあっさり引き下がるとか無いわ。しかもバリバリにカスタムしたGTOだぞ? 交換が必要だと言われて断るとは思えません。
店側が委託されて、ブーツ破損を見落としたかスルーした可能性のほうが高いと思います。
というか、なんかもう俺、カネだけ取って交換せずに客に返してる可能性も否定したくなくなってきました。
なんかもうあれです、発想が飛躍してることは自覚してますが、タイヤの空気圧調整とワイパーゴムの交換、燈火類の球切れ以外はスルーしてたとしても驚く気になれなくなってます。
さすがにそれはスルーしないと思うんですよ。電球切れとかワイパーの払拭不良、空気圧不足が原因のハンドルの重さやタイヤの変形は、知識の無い人でもぱっと見ですぐわかりますからね。あと外観ですぐわかるから、消費者センターに訴えられたり警察に整備不良で切符切られたときに業者の整備不良で指定を取り消されたりする可能性もあるでしょうから。
まあ要するになにが言いたいのかというと、大手だからって理由であまり信用し過ぎないほうがいいってことです。
別に中小の個人経営の工場ならいいと言ってるわけでもないんですが、中小企業の大半は指定を持ってないので、検査登録事務所に車両を直接持ち込み、検査官による検査を受けるため、指定工場で横行する様なごまかしは出来ません。
まあ、中には指定工場で三万でやるからって、部品代にもならない様な金額で車検やれって無茶言うのもいますけどね。
しかもそういうのに限って、適合するサイズのブーツが無いからボールジョイント丸ごと交換が必要になったりとか、きっつい不良個所がてんこ盛りだったりするんです。それまでも安くしろ安くしろって言って部品交換させてくれないから、不具合箇所が蓄積していってえらい状態になってるんですよ。
経費とかを考えると、来ないほうがましな仕事ってのもあるんです(愚痴)そんな車で仕事するとか怖いけどなあ、俺なら。
実際に交換するとうちの会社の持ち出しになってしまうので、ボールジョイントの亀裂を液状ガスケット塗りたくって亀裂を埋めてたんですが――あれ、仮にボールジョイントの問題じゃなくても近いうちにどこかしら駄目になって事故を起こすと思います。
ボールジョイントブーツって亀裂とか裂けが無くても、ジョイントの軸周りが緩くなって水が入って中身が駄目になるっていうこともあるし。
言いたくないんですが、車検で通ったら二年間何もしなくていいと思ってる人って、けっこういるんですよ。ゴム製のベルト類やエンジンオイルや冷却水、それにボールジョイントブーツとかの消耗品の耐久性がリセットされるとでも思い違いしてるとしか思えない人とかね。
車検に合格したなんてのはしょせん、『そのときは大丈夫』ってだけなんですけどね。間違い無く部品を交換してきちんと組みつけた個所以外は、今日は大丈夫でも明日には駄目になっててもおかしくないんです。
実際にうちで車検整備をしていただいたお客さんの中に、車検を通して三日後にウィンカーの電球切れで再びいらした方がおいででした。
無論電球なんてそのときついてればいちいち新品交換したりはしないんですが、その『そのときついてたから交換しなかった電球』が検査受けてから三日で切れたんです。
極論してしまえば、確認したときにはちゃんと点いてた電球が一分後に切れててもおかしくないんです。
車検なんてそんなもんです。しかも、そのただでさえ完全とは言い難い車検に加えてそれを実施する業者が適当にやってるとなると。
ところでこれただの愚痴なんですが、俺、外注先の中古屋から整備不良疑いで胡散臭がられてるんですよ。
赤いSTIのチューン車の中古新規登録前の24ヶ月点検(=車検向け法定整備)を受け持ったんですが、納車して一ヶ月ほど経った頃に社長のところに電話が来たんです。
その受け持った車を買った客から外注先の社長のところに電話があって、ホイールナットが全部、手で回るくらいにユルユルだったというんですね。
……(゜ロ゜`)
……(゜ロ゜`)
……(゜ロ゜`)はぁ?と思わず素で言いそうになりましたよ。
その車の引き渡し手順は中古屋の社長が新規登録のために検査場まで乗っていき(片道二十キロ)、検査官がホイールナットの締め付けをテストハンマで叩いて確認、各種検査装置及び下回り検査で状態を確認されてから、再び二十キロかけて会社まで戻って、それから購入客に車両を引き渡し、自宅まで持って帰る流れです。
ハブボルトが傷むから試してみることは勧められませんが、ホイールナットが緩んだ状態で車を動かすと、ちょっと低速で動かしただけでもホイールがぐらついてガキガキうるさいんですよ。前輪だったらハンドルをとられて、直進も安定しないはずです。
往復四十キロかけて車検場まで行って検査も受けた車を自宅まで持って帰って一ヶ月間乗ってなにも気づかなかったのに、たまたまナットを触ったら指で回るほどユルユルだったって? それも四輪ぶん二十個全部が?
もうはぁ?としか言えません。あり得ない。
それ青空駐車してた車がどっかのDQNにいたずらされただけちゃうんかい。
McGard マックガード MCG-34257 ロックナット M12X1.5 21H MCG-34257 | |
クリエーター情報なし | |
マックガード |
高くつくけど、個人的にはこういう盗難防止ナットをホイールの数だけ買って、すべてのハブボルトにつけるのをお勧めします。これなら絶対にホイールを盗めず、目を離した隙に緩めることも出来ないので。仮にホイールを盗むためにナットを緩めようとしたら、とんでもない手間がかかるはずです。
※車種、事故状況、期間等はフェイク入れてます。実際には三菱ではないしGTOでもありません。
社会的分業の弊害というか、自分の身の回りのことが自分自身で理解できてないことが多くて困ります。
恥ずかしながら先日ホーネットのエアフィルターを交換していたら、冷却水のリザーバータンクが空になっていて冷や汗をかきました。
お漏らししたような記憶もないし、購入した店がやらかしたのかな?なんて疑ってしまいます。
質問なのですが、ボルヴェルクさんはCBの整備などは何かに記録して残していますか?
まあぶっちゃけた話、一番安上がりなのは8月に車を登録して盆休み中に車検に自分で行くことです。
盆休みに平日休みの入ってる人がうらやましいでござる
ホーネットのパーツリストは持ってないのであれなんですが、プレッシャーキャップ周りとかホースの付け根のクランプ部分に色のついた粉がふいてたりしませんか? 水路部分の、たとえばサーモスタットのケースとか、CBの場合エンジン左側にあるんですがウォーターポンプとか。ホンダは緑のはずですが。
もしそうなら、その周りのガスケットとかサーモスタットが駄目になってる可能性があります。
もしLLC交換済みなら、エア抜きが不十分だったのかもしれません。とりあえず、エンジンが冷えたときにプレッシャーキャップを開けて水の量を確認してみてください。時期が時期なので大丈夫だとは思いますが、あまり水が減ってたら危険です。
一応メモ帳に交換部品とか日にち、その時点での走行距離とかを記録してます。
正月も…(´;ω;`)
シート下のリザーバータンクが空なのに気づいてすぐにLLCを交換しました。ホーネットの場合タンク下にラジエターキャップがあるのですが、開けたらLLCが見えたのでラジエター内が空ということはなかったみたいです。
購入時に交換をお願いしておいたので、安心しきって確認を怠っていたのがいけませんでしたね…
キャップやラジエターに繋がっているホースに異常はなかったと思うのですが、心配になったので再び点検してみようと思いますw
通常のLLCなら、吹いた水が瞬間的に乾燥して、緑色の粉状のものがこびりつくはずです。
でも、ショップで交換されてるなら単にわずかなエアが残ってたのが排出されて、そのぶん水が吸い込まれたんでしょうね。夏場に交換して冬場に突入すると、外気温の変化による体積の変化でよくある話です。
ライトとライトケースの交換が必須になりますが、HIDよりも利点は多いと思います。
アブソリュートとかよりも安いし。
あとはヘッドライトケースが問題ですよね。
ボルさんと同じSC38のものをヤフオクなんかで探してみようと思います。
密かにマフラーなんかも交換しようかと計画していますw
ほかに燈体が共通のものならSC48(ホーネット900)、SC42(X11)、NC42(VTEC3以降のCB400)あたりでしょうか。CB1300もそうなんですが、PLが手元にないので型式記号がわかりませんでした。
今2りんかんが歳末セールやってるので、モバイル会員登録してればちょっと安く買えるかもしれません。
こないだ10%OFFのクーポンが届いてました。
今のところ部品を手に入れつつ、年末の忙殺される日々を乗りきってからカスタムに踏み切る予定です!
2りんかんってあまり利用する機会がないのですが、在庫を豊富に揃えてたりするんですかね。
俺は京都の僻地なので、高槻店に行こうとすると三時間くらいかかったりします。
あと、常時点燈式以降の同排気量のネイキッドであれば、ハンドルスイッチ等の共通個所は多いと思います。
あとはたとえば、ヘッドライトユニットは奥行と、実際に後継車種(NC42)のヘッドライトプレートを取り寄せて見て判断しました。
ヘッドライトケースも含めた燈体の幅自体は180mmでほぼ共通なのですが、CB400の場合はヘッドライトプレート(燈体側面の銀色とかのやつ)がメーターを支持する構造になっており、これが取りつけが難しい原因のひとつでした。
SC38の場合はメーターの裏側に接触する部分をヤスリ等で削り込む、キーシリンダー尖端が当たる部分を切除する様の加工が必要でした。
NC42の場合は無加工で取り付け可能でした。
ホーネットの場合はメーターもキーシリンダーの先端も燈体から十分離れてるので、おそらく加工無く使えるのではないかと思います。
しかし京都ですか……草津と高槻、どっちも離れてるとなると、きついですね。
時は金なりともいうし、3時間かけていく時間と交通費のほうが値引きより高くつきそうですし。悩ましいとこですね