≪フォト俳句（１１４）≫ （№3）ガードウーマン

鱈さげて夜間工事のなか通る　　福田甲子雄

　　　　きびきびとガードウーマン花菜道

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≪フォト俳句（１１３）≫(№2) 宮川

春暁のあまたの瀬音村を出づ　　飯田龍太

　　　　　早春の瀬の煌伊勢も少し奥

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≪フォト俳句（１１２）≫（№１）田打・度会町

生きかはり死にかはりして打つ田かな　村上鬼城

　　　　寒明けの田や黒々と打ちゐたり

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≪フォト俳句（１１１）≫（№5）豊川稲荷・愛知県豊川市

　大阪はしぐれてゐたり稲荷ずし 　北野平八

　　　　　　雪国へ行く単線の始発駅

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≪フォト俳句（１１０）≫（№４）豊川稲荷・愛知県豊川市

初東風に豊川詣でかくは果たす 　中村汀女

　　　　　　　暮早し稲荷の狐薄笑ふ

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≪フォト俳句（１０９）≫（№３）清川稲荷社

冬ざれや稲荷の狐横向いて 　　　　山口青邨
豆撒いてわが家鬼ゐず吾子もゐず 橋本美代子

　　　　子の長じ豆撒きはとほき思ひ出

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