「日々身辺抄」 注連飾 ２

　　　　飾るまで注連置く土間の匂ひけり

（詳細記事・写真へ）

「日々身辺抄」 妹の帰郷

　　　　蟹届く除夜に帰郷と文添へて

（詳細記事・写真へ）

「日々身辺抄」 注連飾

<伊勢地方は注連飾を厄除として一年中飾り、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　歳末に新しくします>

　　　　注連飾り替へて明るき家並かな

（詳細記事・写真へ）

「日々身辺抄」 飾売り

その前を綺麗に掃いて飾売る　山口青邨

　　　　　クリスマス過ぎて賑ふ飾売

（詳細記事・写真へ）

「日々身辺抄」 クリスマスイブと赤海鼠

　　　　　聖樹など無き寿司店に安らぎぬ

（詳細記事・写真へ）

≪フォト俳句（２６８）≫イルミネーション（ＪＲ名古屋駅セントラルタワーズ）

クリスマス気分にいつの間にか吾も　加倉井秋を

　　　　　電飾の煌と北風強き街

（詳細記事・写真へ）

「日々身辺抄」 ポインセチア

ポインセチアの温室一夜煌々と　青柳志解樹

　　　あるときのポインセチアのごとき嘘

（詳細記事・写真へ）

「日々身辺抄」 冬至の柚子

　　　　　湯に入るる柚子を分け合ひ両隣

（詳細記事・写真へ）

「日々身辺抄」 今社の御札

　　　　　　　年用意まづ氏神の札祀り

（詳細記事・写真へ）

≪フォト俳句（２６７）≫ ③銀杏・冬紅葉 （梅香寺）

銀杏散るまつたゞなかに法科あり　山口青邨

　　　　　極まればものみな淋し冬紅葉

（詳細記事・写真へ）

「日々身辺抄」 銀杏黄葉

美しき銀杏落葉も道すがら 　星野立子

　　　　　神還る径を散り敷く銀杏の黄

（詳細記事・写真へ）

≪フォト俳句（２６６）≫ ② 紅葉 （梅香寺）

敷石に紅葉散りけり門の内 　寺田寅彦

　　　　　　紅葉且つ散つてわが町美しき

（詳細記事・写真へ）

「日々身辺抄」 冬雨の商店街

　　　　　アーケードの下ほの暗き冬の雨

（詳細記事・写真へ）

「日々身辺抄」 ジョン・レノン忌

　　　　　雲徐々に空覆ひゆくレノンの忌

（詳細記事・写真へ）

「日々身辺抄」 置炬燵と猫

百代の過客しんがりに猫の子も　加藤楸邨

　　　　　猫も居て家族揃ひぬ置炬燵

（詳細記事・写真へ）