≪フォト俳句（１２１）≫ （№３）初桜・馬酔木

馬酔木折って髪に翳せば昔めき 　　高濱虚子

　　　　　神鶏の人に親しき花馬酔木

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≪フォト俳句（１２０）≫（№２） 椿

椿道奇麗に昼もくらきかな 　　　川端茅舎

　　　　椿咲くこの道夜は怖からむ

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≪フォト俳句（１１９）≫（№２） 宮リバー度会パーク

菜の花がしあはせさうに黄色して 　細見綾子

　　　　　散策の佇み跼み水温む

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≪フォト俳句（１１８）≫ 初桜・春の鴨

残りしか残されゐしか春の鴨　　岡本 眸

　　　　残る鴨数へてみしがすぐ忘れ

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≪フォト俳句（１１７）≫白梅・宮リバー度会パーク

梅白し峡は片側より暮れて　　有働 亨

　　　　　風止みて一木の梅匂ひ立つ

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≪フォト俳句（１１６）≫ 東公園（岡崎市内）

ゆつくりと光が通る牡丹の芽 　　能村登四郎

　　　　　吟行の五人快き数牡丹の芽

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≪フォト俳句（１１５）≫ 雛祭り

終夜潮騒雛は流され続けゐむ　　松本明

　　　　　　母と妹なに語りあふ雛の前

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