3年前のゴールデンウィーク明けの頃・・・、
シラガタロウという毛虫(クスサンという大きな蛾の幼虫)が大量発生して、当館の南側に大きくそびえていた2本の山栗の大木の若葉が殆ど食べられて丸坊主となり・・・、結局枯れてしまいました。
その枯れた山栗の大木は、一昨年の秋に町の森林組合にお願いして、倒してもらい、薪ストーブ用の薪として使ってきました。
まだ割られない状態の「玉切り(薪の長さの輪切り)」がいくらか残っていて、最後の薪割り作業を行っています。
今日、最初に割ったのは・・・、キツツキ?の巣穴があった部分でした。
穴の大きさは、大人の手の平ほどの大きさでした。
パカッと、二つに割ると、予想以上に深い巣穴があり、巣穴の底には枯れ草が敷き詰められていました。
この穴で産まれ育ったひな鳥たちは、無事に巣立つことができたのだろうか?
きっと、無事に巣立ったに違い無い!
と思いながら、お宅拝見させて頂きました。
それにしても、嘴(くちばし)だけで、これだけの巣穴を掘る(彫る?)とは・・・・、
親鳥が一生懸命集めた敷草を取り払い、あらためてしみじみとお宅拝見させていただきました。
巣立った子供達、産まれ育った巣穴がもう無くなってしまったのが、ちょっと寂しいね。
追記(2020/1/26)
キツツキのこと、少し調べてみました。
「キツツキ」というのは、木の幹を掘って巣穴とする鳥(アカゲラ、アオゲラ、コゲラ、クマゲラなど、「〜ケラ」と名付けられた鳥)の総称であって、「キツツキ」という名の鳥はいないのですね、知らなかった(^_^;)。
巣穴を掘るときの音は聞こえていて、巣穴の場所も確認していましたが、残念ながら鳥の姿までは確認していなかったので、XXゲラか?はわかりません。
巣穴は、枯れかかった木に作ることが多いようで(掘りやすい?幹の中に食べものとなる虫がいる?)、雛たちが巣立ったあとは、リスなどの小動物が住み家にすることもあるそうです。
この山栗の大木、家のそばでなければ、倒すこともなかったかもしれませんが・・・、今回はやむを得なかったです。
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