一陽来復~近藤聡彦のファゴットブログ~

ニューヨーク帰りのファゴット奏者が綴る下関音楽日記

いろいろ使います

2013年08月10日 | リード
これはリードの先端部を削る為のカンナ。

日本では「メイキングマシーン」と呼ばれ、いかにも英語の名前ですが、これが見事に和製英語で、少なくともアメリカじゃ通じません。
アメリカでは「ティップマシーン」または「ティッププロファイラー」と呼びます。
渡米したての頃は「メイキングマシーンを~」とか言うと、相手が目を白黒させて「なにそれ?」とよく言われたもんです

削るといってもリードの先端三分の一程度です。
ここは振動が起こり始める大切な場所。
手作業でも出来ますが、意外と時間もかかるので、これで(繊細な部分の割には)ガチャガチャと削ります。
でもこれで削って「さあ完成」って訳じゃありません。最後はやっぱり手作業で完成サイズまで更に削り込みます。

僕が使っているのはリーガーのマシーンですが、アメリカで入手したのでアメリカンスタイルのリード用のテーパーがついています。
日本で入手するとたぶんドイツスタイル用のテーパーです。
削った後の残り具合が違います。
事務局次長から「秋吉台セミナーで使わせて。」とメールが来たので持っていきます。
鉄の塊なので意外と重いですが・・・

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2 コメント

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Unknown (Mです)
2013-08-12 21:07:25
先日は連絡ありがとうございます。楽しく読ませていただいてます。
明日からよろしくお願いします。プロファイラ見せてくださいね。同じメーカーの持ってますが、テーブルの形が違うみたいです。
僕はテープ貼って微調整しています。
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Unknown (あきひこ)
2013-08-12 21:41:05
Mさん、こんばんわ。
早速のぞいていただいてありがとうございます
明日持っていきますから使ってやって下さい。
その前に太郎に刃を研いでもらわなきゃ
返信する

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