●情報公開裁判
藤井治夫著
第2篇 自衛隊の機密
第3章 防衛力整備
2、年度業務計画と予算
業務計画の構成
各部分の内容は、訓令第5条に定められている。方針は、「業務計画の作成の基礎とした情勢判断及び業務の指針とする目標の概説」よりなる。主要基本計画は、「主として防衛力の増強、拡充及び質的改編に係る基本的事項について・・・・具体的に表示した達成日標及び達成方途」を、次の区分にしたがって記載する。
主要基本計画事項
第三項 人事計画
第一節 補充
第二節 特別事項
第四項 教育計画
第一節 学校等教育
第二節 部隊訓練
第三節 特別事項
第五項 装備計画
第一節 装備品等補充
(陸) (海) (空)
1甲類装備品 艦艇 航空機
2航空機 航空機 通信電子機器
3乙類装備品 通信電子機器及び武器 武器及び車両
4教材等訓練資材 教材等訓練資材 教材等訓練資材
5その他の装備品 その他の装備品 その他の装備品
6燃料弾薬 燃料弾薬 燃料弾薬
第二節 維持整備
第三節 物品管理
1957(昭和32)年7月『衛生学校第1号』発刊
●『BC兵器』久保綾三著(1969年)
Ⅲ 日本における生物・化学兵器の歩み
1、 生物・化学兵器の開発の歩み
「関特演」と風船爆弾
「最も苦心したのは剤の分解をいかにして防止するかであり、銅イオン(硫酸銅)を介在させることで、青山氏が解決した。昭和16年7月末関特演D日を目標にC研は約12万個を製作。その名称、茶剤手投びん「チビ」は、当時のBT(ベーテー)戦車をひっくり返すものとしてTBとも言われた。」
研究課長桶上倫久2佐は『化学学校記事』(12号)で、太平洋戦争の秘密兵器と題して以上のように書いているが、いわゆる〈関特演)について簡単に触れておく必要があろう。
●昭和天皇(ハーバード・ピックス著『昭和天皇』より)
吉田裕監修
※昭和天皇は、平和主義者でもなんでもなかった。好戦的であり、常に軍部に色々と指示を出していた!!
第1部 皇太子の教育
1901(明治34)年―1921 (大正10)年
第2章 天皇に育てる
Ⅱ
裕仁はこの、仁愛、上への忠誠、分相応の所という考えをけっして捨てなかった。ただ、彼の外来思想に対する態度は、杉浦のそれよりもっと実用主義的だった。彼にとっては、国の独立と実力の増進に役立つなら西洋のどんな思想体系も受容可能だった。唯一の絶対的な価値は、反動の時代でも自由主義の時代でも、20代初めに皇位と一体であると教えられた国家なのだった。
日本国憲法9条
第9条【戦争の放棄、戦力及び交戦権の否認】
RENUNCIATION OF WAR Article 9.