●細菌戦裁判資料集シリーズ・第8集(2002年10月31日)
「731細菌戦裁判・第1審判決特集号」の発行にあたって
本書第8集は、細菌戦裁判の第1審判決(東京地方裁判所民事第18部)の後、開催された判決報告集会、記者会見、意見交換会等での発言を編集したものです。
第6部
資料・731部隊細菌戦裁判
第1審判決全文
第5 当裁判所の判断
(7) ヘーグ陸戦条約3条に関するまとめ
しかるところ、ヘーグ陸戦条約は1907年(明治40年)10月18日に署名され(当時国44)、1910年(明治43)年1月26日に効力が発生し、我が国も1911年(明治44年)12月13日に批准書を寄託したから、遅くともこの頃までには多数の国家の行態の中に同条約に対する法的確信が確認されるに至り、もって同条約を内容とする国際慣習法が成立したものと認めるのが相当である。(後記(8)参照)。
原告らは、ヘーグ陸戦条約3条の規定が被害者個人の加害国に対する直接の損害賠償請求を認めているとの解釈を前提に、同規定と同一内容の国際慣習法が本件細菌戦当時成立していたと主張するものである。しかし、上記の通りヘーグ陸戦条約を内容とする国際慣習法が成立するに至ったとは認められるものの、同条約3条の規定は被害者個人の損害賠償請求権を認めていないのであるから、結局、この点に関する原告らの主張は理由がないことになる。
●日本政府は、731部隊の罪業を、公開せず、秘匿し、戦後全く無反省である!!最高責任者の昭和天皇も戦犯免責された!!
安倍晋三は何でこんな行動がとれるのだ??無反省のまま、ずっと生き延びられるのか??
安倍首相の731戦闘機試乗 「止まらない挑発」の非難
「1931」斉藤準太郎の日記
●大江健三郎著
「ヒロシマノート」岩波新書(1965年発行)
挿絵カット 丸木位里・赤松俊子『ピカドン』(1950年8月6日ポツダム書店発行)より
Ⅶ 広島へのさまざまな旅
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