東日本大震災:都水道水ヨウ素検出 水求め母奔走 「長期化したら…」品薄に募る不安
東京都葛飾区の浄水場から0歳乳児の飲用基準の2倍に当たる放射性ヨウ素検出が発表された23日、都内の保育園や乳児院、乳飲み子を抱える母親たちはミネラルウオーターの確保に奔走した。地震直後から品薄が続いており、今後の供給を不安視する人や施設も。原発事故の影響が首都の水源にまで及び、事態の長期化を懸念する声も聞かれた。【田村佳子、木村葉子、中村美奈子、杉本修作、桐野耕一】
東京都新宿区で24時間保育をしている無認可の「たいよう保育園」では、水道水を沸かして作っていた麦茶を市販のペットボトルのものに変えた。石沢ハルノ園長は「『乳児の摂取を控えて』というが、1歳以上の子なら大丈夫という確信がない」。保護者からも心配する声が寄せられているといい、園の入り口には「水道水は使っていません」との張り紙が張られた。
葛飾区の小宅産婦人科では22日から買い置きしていたペットボトルのミネラルウオーターで粉ミルクを調乳しているが、小宅正博院長は「今日はどこに行ってもミネラルウオーターが売り切れ。この状態が長く続くなら国は産院が確実に入手できるよう対応してほしい」と要望した。
新宿区の二葉乳児院では乳幼児11人分のミルクと39人分の食事を作るための水を毎日必要としているが、都留和光施設長は「備蓄したミネラルウオーターはあと数日分。今後、数値が幼児向けの基準を超えたり、長期化したらどうなるのか」と焦りを隠さない。
全国規模で保育サービスを展開する「ポピンズコーポレーション」(本社・渋谷区)は23日午後、東京、神奈川、千葉3都県の保育所計約75カ所で、0歳児と1歳児約1000人への調乳を軟水のミネラルウオーターで行うようにした。水道水で作った麦茶はすべて捨て、おやつのイチゴをミネラルウオーターで洗った所も。
産婦人科や新生児科のある愛育病院(港区)は1本20リットルのミネラルウオーターを40~50本蓄える。約70日分に当たり、普段なら大人も飲むが、都の発表を受け乳児のミルクを作る際などだけに使うようにした。ただし、中林正雄院長は「母親が水道水を飲んでも母乳は大丈夫だし、離乳食を調理する際に水道水を使っても問題ない」と冷静だ。
千代田区のスーパー「冨士屋」では用意していた2リットル6本入りケース10箱が午後4時までの2時間で売り切れた。飲料担当の前川朝洋さん(39)は「倉庫にも在庫はなく、入荷は未定」と頭を抱えた。スーパー隣の自動販売機では、千代田区の会社員女性(38)が飲料水500ミリリットル入りペットボトル十数本を購入。「2歳の子どもがいるので、どうしても水を手に入れないといけない」と語った。
消費者団体「食のコミュニケーション円卓会議」の市川まりこ代表は「現時点では大人が水道水を飲んでも健康への影響はない。むやみにミネラルウオーターを買いだめするのはやめよう」と呼び掛けている。
毎日新聞 2011年3月24日 東京朝刊
ヤフーの掲示板より転載
日本政府と東電へ
●日本政府と東電は妊婦、乳幼児を原発現場から80キロメートル以上に至急待避をさせよ。
●ミネラルウォーターは国で買い上げ、妊婦、乳幼児宅に無料配布せよ (市民が求め創るマニフェストの会:石垣)
2011年3月19日(土)17時0分配信 夕刊フジ
米国防総省はすでに、北方軍から核、生物、化学(NBC)兵器の専門家9人を日本へ派遣。米政府は福島第1原発から半径50カイリ(約93キロ)圏内への米兵の立ち入りを原則禁じているが、9人は原発付近で放射線量の測定も行うとみられる。
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【PJニュース 2011年3月22日】フリーターの園良太氏の呼びかけで、2011年3月20日に東京都千代田区内幸町の東京電力本店前で原子力発電に対する抗議活動が行われた。東京電力本店には福島第一原発事故の統合対策本部(本部長・菅直人首相)が設置されており、連日抗議活動が行われている。議の模様は動画サイト「ユーストリーム」で中継された。
最初にマイクを握った園氏は日本政府と東京電力に対し、痛烈に批判した。これまで原発は安全であると私達一人一人を欺いておきながら、事故が起きたら「国民一丸となって頑張りましょう」と言う資格はない。政府は「冷静になって下さい」と呼びかけるが、冷静になれるわけがない。放射能は確実に東京を汚染している。日本政府と東京電力が原発を止めないことが問題である。反対の声に耳を傾けてこなかった。原発事故は一人一人の人生をズタズタに切り裂いていくものであると主張した。
抗議活動に対しては、多数の警察官が配備された。13時半頃には横断歩道を渡ろうとした女性が多数の警察官によって強制的に排除される一幕もあった。抗議者達は警察の排除に抗議した。被災者への金銭的な保障や住む場所の保証をせずに節電を呼びかけ、警察を使って抗議行動を抑え込むことは許されない。「東京電力は責任をとれ」「日本政府は責任をとれ」「今すぐ原発を止めろ」などのシュプレヒコールもなされた。警察の対応には「警察は何を守っているのか」「警察官である前に人間だろう」という感想が寄せられた。
http://www.pjnews.net/news/794/20110320_3
警察間に排除された女性は福島市に家族がいると話す。福島市では放射線量が10マイクロシーベルト/時になっている。その中で生活していることが大問題であるとした。その上で、「多くの市民が被曝している状況で、日本の警察官が行っていることしていることは何なのか」「他の人が普通に通っている道路を私達が通行できないことはおかしい」と問いかけた。
会場には「人・海・動物の命を奪う原発いらない」などと書かれたプラカードも複数掲示された。戦争や女性への暴力に反対するWomen in Blackの活動家は「時間は巻き戻せない 失った命は戻らない 核・原子力はいらない」と書かれたプラカードを掲示した。RCサクセション「サマータイムブルース」など反原発の曲も流された。別の抗議者は「上からの指示に唯々諾々と従うだけの無責任体制が今回の事故を引き起こした」と述べた。【了】
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『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』著者 林田力
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俳優の有馬理恵さんが台湾の「慰安婦」アマを支援するMLに投稿されたメールを多くの人に読んでほしい、知ってほしいと考え、有馬さんと布施祐仁の転載許可を得ましたので、転載します。
初めて、投稿させて頂きます。
憲法ミュージカル「ロラ・マシン物語」でロラ・マシンを演じさせて頂きました、劇団俳優座の有馬理恵です。
宋神道さんのご無事、憲法ミュージカルのメンバーにもお伝えさせて頂きました。
みんな本当に喜んでいました。
お知らせ頂き、本当にありがとうございます。
さて、昨日こんなことがありました。もし次の救援便が、確実に決まりましたら、改めてご連絡させて頂きます。
私の親友、布施祐仁くんが、福島原発の周辺に住む青年(未成年)のツイートの叫びを読んで、昨朝(3/19)、2歳の娘を保育園に預け、福島原発付近避難所へ物資を積んで向かいました。
布施祐仁くんを動かした青年の叫びの一部をご紹介させて下さい。
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mazinal 国なんて信じないぞ!!テレビで本当のことを流せ!!何故三号機が爆発したときに南相馬市に向かっていた自衛隊がマスクをして、消防車がサイレンを鳴らしながら戻ってくるんだ!!人を乗せるバスも何故ユーターンして戻ってくるんだ!?助けろよ!!助けてよ!!
1日前
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mazinal 拡散お願いします!! 南相馬市をどうか助けてください!! 放射能で行政も入ってきません!!そこの地区の人たちは使命感にかられて残っています!! しかし、中にはガソリンさえあれば逃げたい人だっています!! 彼や彼女たちに逃げる術を授けてください!!
約21時間前
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mazinal 大丈夫なところばかりながすな!!現実をながしてくれ!! 相馬市なんかは放射能を浴びながら津波でなくなった人の死体をかたずけてるんだ!! しかもテレビでやってる放射能どこの問題じゃない!! 私はなにも出来ない未成年だ!!だから皆助けてくれ!!
約9時間前
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mazinal 放射能が大丈夫なら何故国は私達を助けにこない!!??おかしいだろ!!助けてくれ!!見殺しにしないでくれ!!
約9時間前
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mazinal 放射能はもうあの30キロだけの話じゃなくなっている!!相馬市でも放射能は凄いんだ!!で
も、南相馬市でも、相馬市でも津波の被害は大きくて放射能を浴びながら死体を片付けているんだ!!
8分前
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mazinal あの避難地域30キロはなにかっていうと国が遠まわしにここしか補償しませんよ。というメッセージのようにしか感じられない!!
7分前
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mazinal 家もなく、車もなく、車があってもガソリンなく、私の友達のお母さんは避難出来ないことを息子に泣きながら謝ってるんだぞ!!母親に泣かれるのはつらいのは皆同じだろ!!残ってる人たちだって皆と同じような家族なんだ!!お願いだから自分のように考えてくれ!!
3分前
布施祐仁くんの報告です。
昨夜、福島より帰ってきました。皆さまの協力で何とか南相馬市(原発の北30キロ圏内)に300キロのお米をはじめ、野菜や果物、水、漬け物などの食料、マスクやおむつ、ガスコンロなどの日用品を届けることができました。ありがとうございました!少し長くなりますが、簡単に報告したいと思います。
福島市から南相馬市に向かう途中、10台近く連なってサイレンを鳴らして走る救急車、自衛隊の衛生部隊の車両、警察の機動隊車両、そして避難する住民を載せた大型バスとひっきりなしにすれ違い、否応なしに緊迫感が伝わってきました。
物資を集積している市の体育館に着くと、大きなトラックが停まっており、水とお茶を下ろしているところでした。市長が繰り返しテレビなどに電話出演し危機的な状況を訴えてきたりしたことで、こうした支援が届き始めているようでした。このあと、僕たちも物資を車から下ろし、体育館に運びこみました。
すると、そこに一人の杖をついたおばあちゃんがやってきて、「食料が欲しいのですが、どうしたら手に入れられるのですか?」と尋ねられました。それで、市役所の職員を呼んでその方法を説明してもらったあと、僕は「おばあちゃんは、避難するつもりはないのですか?」と聞きました。すると、「私は足が悪くて障害者なので、段差があると歩けないし、(避難所で)毛布一枚で寝るのはしんどいので…」と。そして、こう言ったのです。
「もし再臨界になったら隣の街に家を借りて住もうと思っています」
再臨界とは、原発で再び核分裂の連鎖が始まり、制御不能になって暴走する最悪のシナリオです。当然、それが起こってからでは遅いし、おそらく生きていることはできない。それを伝えると、おばあちゃんは「(再臨界は)危ないんですか…」と絶句し、「考えます」と言って立ち去りました。
南相馬市は市長の決断で全市民避難を決めましたが、市役所の職員によれば、このおばあちゃんのように残る人が相当数いるだろうとのことでした。数日前の段階で約3万人が市内に残っていて、市の用意したバスに乗って避難したのは約6000人。自力で避難した人を加えても、おそらく一万人程度と思われます。つまり、まだ二万人もの人が残っている可能性があるのです。通常の物流はすべて止まっているので、この人達のいのちをつなぐ物資が必要です。
しかし、街はまるでゴーストタウンのようでした。屋内退避指示が出されているため、みんな家の中にいるからです。ときおり犬の散歩をさせている人などを見かける程度でしたが、そのなかにはマスクすらしていない人もいました。国が繰り返し「ただちに人体に影響はない」と繰り返していることで、大変な思いまでして避難しなくても大丈夫と思っている人が少なくないのです。
しかし、事態が深刻なことは警察官の服装を見るだけでよく分かります。全身防護服に防塵マスク。外から見えるのは目だけ。その上、手足の袖口までガムテープをぐるぐる巻いて放射性物質が入らないようにしています。これは彼らが内部被曝の危険性をはっきり認識している証です。テレビでは繰り返し「レントゲンと比べて…」などと説明されていますが、外部から一瞬照射されるレントゲンと違って、放射性物質が体内に入って半永久的に内臓などが被曝し続ける内部被曝は、たとえ低線量でも人体に影響を及ぼすリスクが高いのです。しかし、住民はそ
のことを知らされていない。このままでは、いや、すでに甚大な被害が出ると思います。その上、再臨界などか起こったら…。想像もしたくありません。残った人を避難させるためには、国が危険性を認めて、また最悪のケースを考えた予防措置として、避難指示を今の20キロ圏内から少なくても30キロに広
げるべきです。
この日も、海岸では400体の遺体が収容されたようです。津波被害が大きかった南相馬ですが、原発事故と屋内退避でこれまで行方不明者を捜すことも、遺体を収容することもできませんでした。これも、住民が避難を躊躇する理由になっています。まだ帰ってくるかもしれない…、遺体を置いて自分だけ離れるわけにはいかない…、やはりそういう気持ちがあるのです。
僕たちも海岸まで行ってみました。そこで見た光景は、ちょっともう言葉では言い表せない。灰色の死の世界。どこまでが陸地でどこからが海だったか分からないほど、廃墟の世界が広がっていました。
帰り、誰もいない道端に、黒い小さな可愛い犬がさまよい歩いていました。おそらく室内犬として飼われていた犬。バスで避難した人が連れていくことはできないと、置いていったのだと思います。それを見て、本当に悔しかったです。連れて帰ればよかったと、今になって悔やんでいます。
南相馬は、景色も素晴らしいし、何もなかったら本当にいいところなんだろうなと思いました。こんな
ことでふるさとを離れざるを得なくなった人達の心中を想うと、本当にやりきれない。
僕には、南相馬がこれからどういうことになっていくか、まったく想像できません。ただ言えることは、国は一刻も早く退避指示の範囲を拡大すべきです。
また状況を見て現地に行くかもしれませんが、それまでは東京で、日常生活のなかで、できることをやっていきたいと思います。
あと今回、ツイッターでつながりこの行動のきっかけとなった南相馬に住む女子高校生は、家族と一緒に無事に岩手に避難することができました。しかし、おじいちゃんだけは、国の避難指示が出るまでは残るといって来なかったそうです。
最後に、今回急な呼びかけにもかかわらず、貴重な物資などを提供していただいた全日本民医連、福島農民連をはじめ、力になっていただいた皆さまに心より御礼申し上げます。これから救援と復興は長く困難な道程になるでしょうが、そういうときだからこそ希望を持って、みんなで連携し合い協力し合って一歩一歩前に進んでいきたいと思いますので、今後もどうぞよろしくお願いいたします。
俵義文です。
先日、転載した有馬理恵さん、布施祐仁さんの被災地への支援の要請を転載します。
有馬理恵です。
布施祐仁くんからのご協力お願いメールです。
以下、転送、転載お願いします!
布施祐仁(ジェーナリスト平和新聞編集長)です。
今週末もハイエースに物資を詰め込んで、福島に行こうと準備を始めています。
僕らが目指すのは、前回の南相馬と同じく原発30キロ圏内で屋内退避指示が出されている地域です(いわき市北部を検討中です)。
「屋内退避指示が出ている=危ない」という図式ができてしまって(実際は必ずしもそうではない)、孤立して物資がなかなか入ってきていないのです。
まぁ実際運べるのはホント雀の涙でしかないんですが、マスコミが一人もいない原発30キロ圏内に行って現地の状況を伝えることも、僕らの役割だと思っています。
現地で残っている人のニーズを聞いて、以下のものを持っていきたいと考えているので、ぜひ提供をお願いしたいのです!(最後に注意点あり)
・水
・野菜
・高齢者用のオムツ
・尿取りパット
・女性用の生理用品
・ポカリスエット、アクエリアスなどのスポーツ飲料
・温めるだけで食べられるパウチ式の「おかゆ」など
・ホッカイロ
で、お願いしたいのは、なるべくまとまった量でいただけるとありがたいです。できれば箱やケース単位で。というのは、現地の避難所などでは仕分けしている余裕はなく、すぐに数が把握できることが重要だからです。というと、途端にハードルが高くなってしまいますよね。なので、もちろん小ロットでもありがたく頂戴いたします。僕らは小回りがきくので、個人宅など避難所以外での活用も考えます。
救援物資は、金曜の夜必着で、日本平和委員会まで送るか、届けてください。
それではご協力よろしくお願いします!!
○物資の送り先住所は、
〒105-0014 東京都港区芝1-4-9平
和会館4階 日本平和委員会「震災救援」係
TEL 03-3451-6377
(送る前に一報ください!08032097844
salaamosir@softbank.ne.jp 布施)
○カンパでの協力も大歓迎です(笑)
<郵便振替 00100-4-83731 日本平和委員会>(※通信欄に
「震災救援」と明記してください)
以下は、有馬理恵からです。
もうご存知かも知れませんが、、、。まもなく、緊急報告会!ネットでも観れます。下記のサイトへ、ぜひとも!
3月23日(水)19:00~21:00
緊急報告 広瀬隆/広河隆一
「福島原発で何が起こっているか?
-現地報告と『原発震災』の真実」
USTREAM
http://bit.ly/ee8dNy
俵 義文(TAWARA Yoshihumi)
E-mail: tawara@dog.email.ne.jp
HP: http://www.ne.jp/asahi/tawara/goma/
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私が事務局長を努める
子どもと教科書全国ネット21
℡:03-3265-7606 Fax:03-3239-8590
E-mail: kyokashonet@a.email.ne.jp
HP: http://www.ne.jp/asahi/kyokasho/net21/
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