5時だよ、ゴハンだにゃん

(元)外ねこさんに支えられる日々と、
野良猫さん一家TNRの記録

ミミ帰宅

2008年05月14日 | TNR
ここ何日かに比べればまあまあな気温の朝だった。
ただいつの間にか降り出した雨は結構冷たくて、濡れるとブルッとするほど。
やはりまだまだコーヒーはホットだよねーって感じ(笑)

今日は月1回の会合の日なのでお昼前に店を出た。会合のあと、一昨日opeに運んだ
「ミミ」をお迎えに行く予定にしていた。
院内のケージから、移し替えて置いて貰うためにおおよその時間を連絡しておく。
遅くても2時半には着けると思います~と電話した…がっ、なんだか会議がずるずる延びて
2時を廻りー2時半を廻りーお~い3時じゃねーか!!(怒)
ニッキさんやココも戻ってくるんだよー時間が無いんじゃー!!!とイライライライラ…
3時をすっかり廻った頃、ようやくおひらきに。同業のおっちゃんをかき分けて
会議室をあとにし、病院へ直行した。
今日はなんだか満員御礼。しかも大型犬がぞーろぞろ(笑)そんなわけでここでも待機。
ようやく「ミミ」を受け取ったのは3時半をすっかり廻っていた。
実は「ミミ」私が搬入してからopeまでの間に数回の水様便をしていて、ope前に
VETから報告の電話をいただいていた。
とはいうものの、当日朝まで元気に食べており、現時点でも見た目に問題はなく
どの道麻酔をしなければ検査も治療もできないので、様子を見ながらopeはしますとのことだった。
で、結果腸内にガスが結構たまっていたが他に目立った所見もなく、口にしたものが
悪かった可能性が高いと判断、opeも済んだ。
ope後、下痢は止まっているとのことだったが、緊張であまり食べ物を口にしていないしね、
一昨日だって数日振りにやってきたくらいで、普段からきちんと食べに来る子ではないから、
今後の様子もみてやれない可能性もあるし…
悩んで結局、今夜一晩わが家で経過を見て明日リリースをすることにした。
トラップによるショック性の下痢かなーとも思うから、慣れた環境に早く戻すほうがいいのかもしれないが、
実は小さな体にすでに命が宿っていて、残念ながら堕胎を伴ってしまったこともあり
ここはひとつ様子を見たほうがいいだろうと判断したのだ。

生きて欲しいと願いながら 命を絶っている…そんな矛盾の逡巡はいつまで経っても
答えが出ないし終わらない。
けれど生み続け、増え続けていたら、外で命を落とす子もまた終わりが無い。
ホントにごめん。猫にとってはTNRなんてただの迷惑な話なんだよな…と思う。
ミミを搬入した時、待合室で患畜さんのご家族から声をかけられた。
外の子であること、不妊手術のために連れてきたことなどを話した。
興味深そうに聞いておられたが帰り際「あなたは幸せよーこんな風にしてもらえて。
がんばるのよー」とミミに声をかけてくださった。

この子は幸せなんかじゃないです。
手術をしたらまた外でひとりで生きていかなくてはならないです。
言えなかったけど。

連れ帰ったミミはケージに移すと最初は少しガタガタしたが、毛布をかけて暗くし
静かな環境に置いておいたら、だいぶ落ち着いたようで、数時間後には敷いたバスタオルの上で
香箱を組んでいた。
ゴハンはまだ食べてなかったけど下痢もしていないし、これなら大丈夫かな。
朝までゆっくりお休みね。


雉子あらため「ミミ」です。

2008年05月12日 | TNR

元祖藪っ子「バニラ」 すっかり藪の主と化している。
去年の秋からぼちぼち続けている部屋の改装。まだ終わらない(笑)
…というか、ニンゲンの部屋ではなくなってきている気がする。
次々と家具が無くなっていく。今回はダンナのサイドボードに載せてあったDVDラックが撤去された。
で、そこに納めていたDVDはというと、はい!またオークション行きですゎ。
現在本屋かよ?というほどの大量の本を出品中なのだが、そこへ今度はまたまた
さまざまなカテゴリのDVDがっ。
実は買っただけで自分は観ていないもの(友人だけ観た)とかもあったりする。
そして超お気に入りの「モンスターズ・インク」ともお別れ…。中古市場に少ないのか
入札が入ってるから、確実にさよならだー。サリー好きだったのになぁ…。
ダンナのドッコンドッコン戦争物もぽつぽつと入札が入り始めたし、ま、なんとか片付くでしょうよ。
ホントになんだか物がない。この部屋って結構広かったんだねぇとしみじみ見渡す
今日この頃。どかした家具の分猫増えたけど。

冬の終わりから時々姿を見せていたキジトラのおんなのこ 通称「雉子」

来たりこなかったり、時間もまちまちでトラップのタイミングが計れず、トラップケージは
勝手場のテーブルの下に置きっぱなしになっていた。
けれどGW前に、おんなのこであることが判明し、とにかくopeに運ばないといけないと
実は内心結構焦っていた。
雉子は庭へゴハンを食べに来ることがあるけれど、テリトリーはまた別。
今後出産するようなことがあったら、その子供たちを早期に見つけ出すことはムリ。
雉子自体もまだまだ幼い顔をした体も小さな子。外で暮らし、子育てをする母猫の
苦労…できることなら過酷な出産・子育てのリスクなど取らせることはない。
その雉子。今朝ようやくケージにおさまってくれた。
予防接種と事前のope予定で大忙しだったVETだが、何とかするから連れていらっしゃいと
言ってくれてホッ…。いつもすみません。けれどそのおかげで、私は時間に縛られることなく
身柄確保のチャンスを生かせ、猫たちのケージ内での待機時間を少なくできる。
感謝。
明後日お迎え。雉子は「ミミ」になった。

気がかりだったちゃっぷさん。朝のデリバリにも姿を見せず、気分はどんより。
保護できず、外の暮らしをさせている以上、仕方のないことと分かっているし
覚悟もしているつもりなのだけれど、こんなことがある度に、その覚悟ってやつが
どれほど脆いものなのかを思い知らされる。
探しようもなく、夕方のデリバリにまたがっくりくるのかな…と思いつつ、炊事を
していたら、ダンナが「おい!かるびって背中は黒くなかったよな?」と叫んでいる。
うん?確かにかるびは黒くない。黒いのはちゃっぷさん。
「今、背中としっぽが黒い牛猫がてけてけ藪のほうへ走って行ったぞ」と言う。
慌てて藪横のいつもの場所を覗いてみたが姿はなし。見間違いかな?と藪の母屋側へ
こっそり回ってみたら、いたよ!いたいた!!ちゃっぷさんがいたーっ
「ヤベ、見つかったぁー」みたいに駆けていってしまったのでよく分からないけど
大きな怪我なんかはしてる感じでもない。ダンナ曰く、向かいのおじいちゃんの
倉庫のあたりから出てきたようだと。
おじいちゃんの倉庫は、ぶちが事故にあったときに篭ってしまった場所。奥まった
静かな場所があり、体を休めたりする子が多いよう。やっぱり何かあって、ちゃっぷさんも
そこにいたのかな?





夕方デリバリに行くと、何事もなかったかのように、千代松とゴツンゴツンしあうちゃっぷさんが居た。
ただ、かるびのことを以前よりもさらに怖がっているのが見て取れて…原因は
このあたりなのかなと推測。オスがひしめき合ってるから致しかたないのかも。
よく見ると左耳の後ろに傷があるが、たいしたことはなさそう。
はぁぁぁぁー。なんだったんだちゃっぷさん。説明して…と言いたいところだが
きっと「お前が勝手に心配したんだろ?」と返されるかな。

何があっても誰が居なくなっても、同じように毎日を繰り返し過ごしていくことは
つらいことが多い。だけどそこで立ち止まったらずっとずっとつらいだけ。
脆い覚悟を毎回しながら、やっぱりこれからもこうして続けていくしかないんだろうね。

じいさんから一日遅れの母の日のプレゼントをもらった。いや…ハハじゃないけど(笑)
            
アップルパイとりんごのジュレ。ごちそうさま。

菊千代リリース

2008年03月12日 | TNR
陽射しはあるけれど、昨日ほどには暖かくなかった。
風が強くて、なんだか冷たかったんだよね。
それでも、もう凍りそうに冷たい真冬の風じゃない。
こんな風に温かい日とちょっと寒い日を繰り返しながら、春になっていくんだよね。

昨日opeの済んだちっせー千代松改め「菊千代」をお迎えに行ってきた。
今回は特に問題なかったようで、スムーズな引き取り(笑)
行きと同じく、一声もあげることなく帰宅。
ニッキと比べて、状態はそれほど悪くないと思っていたけれど、こうして
近くでみてみると、やっぱりそこかしこに毎日の暮らしの厳しさが見えるね。

このところの♂猫たちは、みんなリリース前に猫缶を平らげていったけど
菊千代はそんな気分じゃないらしい。ま、そりゃそうだよね。
ope後、このエリアから移動する可能性を考えて、ニッキと同じくピアスを
左耳に装着。
ケージの扉を開けると一目散に藪へ飛び込み、駆け抜けて、住宅地のほうへ
消えていった。


これで一応の手術が済んだ藪。諍いばかりでどうしようかと思ったけれど
それなりにみんな落ち着いたし、変わってきている。
もちろんかるびがいばりんぼ(でも内弁慶・爆)なのは変わりないし、
シナモンがちゃっぷにちょっかいを出して、千代松に体当たりされるのも
変わらない(笑)
だけど、一緒に過ごす面々が変わってきている。
 ぶらっきぃ
生け垣の中に千代松 
 植木鉢に収まったちゃっぷ 
先日は、バニラと千代松とちゃっぷが、追いかけっこをして遊んでいた。
みんな同じに外で暮らす仲間だもんね。
できるだけ仲良く、楽しく過ごせたらいいね。

夕方のデリバリ。
藪っ子がお皿に集結するのを、生け垣の影から見ている菊千代発見。
えらいえらい。よく帰ってきたね。たくさん食べて傷を治すんだよ。

一息つけるか?

2008年03月11日 | TNR
とにかく布団が大好きなまさおにゃん。

気づくといつもこうして気持ちよさそうに寝ているんだよね。
体はでかいけど、声と仕草は一級品にかわいいヤツなのだ。

今日は静岡でウグイスの初鳴きが観測(っていうのかな?)されたらしい。
日陰の空気はまだまだひんやりしているけれど、陽射しのあるところでは
ぽかぽかを通り越してちょっと暑いくらい。冬から春へ、ギアがセカンドに
入ったって感じかな。
午後少し時間が空いたので、梅畑へ行ってみた。

道端に自転車を止めると、ほんのりといい香りが漂っている。

今年もお願いしますねーと、お馴染みさんからすでに梅の注文が入ってきたし、
冬ののんびりももうおしまい。体を農業モードに戻さないと(笑)
   梅を御要り用の方いらっしゃいましたら、お早めにお声掛けくださいねー。←ちょっこっと営業(笑)

ポストをのぞいたら、友人からすてきな絵手紙が届いていた。
緑の草原で歌うねこたち…我が家の庭でもねこたちがそれぞれに楽しそう。
陽だまり迷彩「茶トラのシナモン」

虫たちもこの暖かさに動き出したようで、あちこち飛び回ってのぞいたり
前足を突っ込んだり見ていて飽きない。

寒い寒い冬ももうすぐ終わり。がんばったね、みんな。

猫たちの恋の季節も終盤。で、今年もどうやらプチ家出→おうちに戻れない
症候群の子がいるようで(号泣)
どう見ても飼い猫がちらほら。頼む…僅かに残った野生の勘で帰り着いてくれ。
そして、昨日ニッキさんと危険な横断を繰り返していた「ちっせー千代松」
私の姿を認めると、スーッと消えてしまうのでなかなかトラップできなかったが
今朝、なんとか身柄確保成功。予定通り庭で。
最近になく大暴れー。だけどやっぱりバリバリ野良さん。本日ope。
カルテに「ちっせー千代松」では…と改名。
明日「菊千代」となって戻ってくる。

さて、一息つけるかな。

「ニッキ」 リリース

2008年02月22日 | TNR
昨日に引き続きぽかぽか陽気でうれしい一日。
ストーブやヒーターが消えても気づかないくらいの暖かさに、気持ちも
体も久しぶりにゆるゆるになる(笑)
陽気が暖かいのは、暖房した部屋に篭るのとはぜんぜん違うね。
なんていうか、んんーって手足を伸ばしたくなる。春に備えて発芽の準備を
している新芽たちも、そんな気分で芽を出すのかなーなんて思ったりする。

昨日opeに運んだ薄茶トラのシナモンもどき。本日昼過ぎにお迎えに行った。
いつもなら、すぐに身柄を渡してもらえるのに、VETからお話があるという。
うぅ~ん?体調整えてからのopeじゃなかったからなぁ…なにか問題が
あったんだろうな…と鬱々しながら待つ。
opeそのものは問題なく済んだのだが、ope前データがいまひとつだったらしい。
WBC2万台で、脱水あり。で、なんとなく膿臭かったのだと。
全身隈なく診てくださったのだけれど、特に膿瘍を形成しているような所は
無いし、口腔内も問題なし。定期の検査に加えて、生化学とコンボテストも
行ったが取り立てて問題はなく、FIV / Felvともに(-)
朝ゴハンも食べなかったというし、目やにも多くてなんだかなー



とにかくゴハンを食べるかどうかやってみてそれから決めよう…とミニ缶を
入れたお皿をケージに滑り込ませておいた。
1時間ぐらいして様子を見に行ったら、きれいに一皿食べてあり、なんか
さっきより顔つきもしゃんとしている。
考えてみれば…昨日の朝から食べていないんだもんねぇ…お腹空いてたか。
膿臭かったというのは気になるし、週末にはまた寒波が来るというし、
迷うところも多いけど、バリバリ野良のこの子をケージに入れておいて
どうだろう?だったら暖かい今日、しっかり食べたところでリリースの
ほうがいいんじゃないかな?と判断。
後はちゃんとゴハンに出てくれば、抗生剤の投与で様子を見ることにして
リリース。
しっかりした足取りで藪向こうの住宅地のほうへ消えていった。
さて、第2の人生いや猫生のスタート。がんばれ。
シナモンもどき改め「ニッキ」

夕方近く、庭でなーおなーおと声がする。誰だよ?と覗きに行くとあれまぁ!
「ニッキ」じゃん。
数時間前のしょぼしょぼが嘘みたいに精悍な顔つきに戻って、闊歩していた。
リリース正解ね(笑)
食べるかな?と抗生剤を混ぜたウェットを出したら、半缶ほど食べた。
それからしばらくして、またなーおなーお。ややっ!今度は1匹じゃないっっ。
庭を覗くと、あ…ニッキとちっせー千代松が睨み合っているじゃんかー。

またかよ…と思いつつちょっと呆れる(笑) すげぇな、ニッキ。

ちっせー千代松は、千代松に比べたら小さいが、まぁそこそこの大きさの子。
おうち帰れない症候群の子なのか、それともちゃんとした餌場がある子なのか
判らないが、ニッキのようにやせていないし、飢えてもいない。
ただ、なんだかいつもきちゃない(笑)なんていうか、病的に汚いんじゃなくて
すすけているって感じ?埃っぽいようなー。そうでなくても灰色がかった
白キジなのに、白い部分も灰色っぽく見える(笑)

喧嘩に忙しくてグルーミングしてる余裕がないのかな?でもそんなんじゃ
モテないよとか、いらん心配をしてしまうくらい。
あまり飢えていなくて、ニッキより警戒心の強いちっせー千代松。
次はやつの番だが、なんか手ごわそうな気がしないでもない。

ちゃっぷ 藪へ帰る

2007年11月30日 | TNR
曇っていて、いつまでも明るくならなかったけれど、寒さがうんと緩んだ朝。
昨日一昨日と行かなかった畑に自転車で向かう。
外灯と外灯の間に位置する大根畑は、真っ暗だ。車のヘッドライトに浮かび
あがる私ってさ~どうよ?変わり者だと思われてるよね(爆)
今週に入ってから、スッキリしないお天気が続いているけど、充分な雨量は無い。
季節が1ヶ月前倒しになった分、やっぱりインフルエンザも前倒し。
こんなに乾燥してるんじゃ無理ないよ。少し降って欲しいなぁ。
畑の土もすっかり固くなって、大根を抜くのにも結構力が要る。
冷たい長雨は勘弁だけど、ちょっと乾きすぎだよな。

牛猫№2改め「ちゃっぷ(りん)」

昨夜滑り込ませておいたウェットは、今朝にはすっかりキレイに食べてあり
毛布をめくった私に「ぐるるるるるるる~っ」と警戒の音を発している。
ほわっと暖かい空気が感じられたくらいだから、昨夜も寒くはなかっただろう。
でも今夜からはまた外だよ。がんばるんだぞ。
ミニ缶に抗生剤を混ぜて朝ゴハンとしてもう一皿滑り込ませた。
朝の通勤ラッシュがおさまった8時過ぎ。トラップをしたのと同じ藪横の
駐車場でリリース。

朝ゴハンもしっかり食べてあり、相変わらず威嚇しまくり(汗)
扉を開けるとすごい勢いで藪へ飛び込んでいった。
中央集約型のインパクトある牛柄につい目を引かれてしまい、なんだかぼんやりと
した印象しかなかった「ちゃっぷ」
こうして間近で見ると、なんにもどこもぼんやりなんかしていないね。

ちょっとずつかるびさんもぶらっきぃも穏やかになってきているからね。
ちゃっぷももうあんまりケンカはしないんだよ。
ここでは、誰かとゴハンを取り合う必要は無いんだからね。

今日はとりあえずゆっくり寝ておいで。
目が醒めたら、今度は堂々とここへゴハンを食べにおいで。待ってるよ。

一昨日から、全く姿が無かった「ヘーゼル」
今朝は階段下にスタンバっていて、大騒ぎだった(笑)
元気、ゲンキ それが一番。
さびもにゃんにゃんとついてまわり、勝手場のドアを開けると先に入り込んで
ストーブが燃えるのを待っている(笑)
朝のデリバリの時にも現れなかった「なな」も、夕方はしっかりと出てきて
食べて行った。小柄な黒猫。いつもいったいどこにいるんだろうね~。
ゴハンを配り終わった頃、カタンッと音がして、藪の朽ちたお茶工場から
「もも」も出てきた。藪のこたちはこのお茶工場と、藪の持ち主の屋根裏で
雨と風を凌ぎ、暖を取る。温かい目で見てもらっていることを感謝。

牛猫№2のトラップ

2007年11月28日 | TNR
牛猫№2となぜか仲の良い「バニラ」
まだ片足を上げていることがあるけれど、走れるし、狭い塀の上も問題なく
歩ける。

最近必要以上に早起きな私。
さすがに1時から2時の間に作動するアラームの日々で、眠くてしかたない(笑)
でもこの時間を無駄にすまいと…牛猫№2トラップにトライする日々なのだが。
すぐに入ってくれそうに思う子ほど入らないと言うのはやっぱりお約束のようで
すでに2週間。策を練ってみるものの、なにやらいまひとつなんだよね。
好物もわかったし、道から見えないトラップをかけやすい場所への誘導も
できたのだけれど、結局すごく空腹~って時がないみたい。
私としてもトラップ予定だから…とゴハンを減らしたり抜いたりするのが
どうにも苦手でして…。
もしかしたらこれが最後のゴハンになっちゃうかもしれないじゃん…って
ふと思ってしまうと、とにかく食べさせてやりたくなっちゃう(笑)
そこへもってきて、気まぐれさんのゴハンが供給されているようなので
状況としては最悪だよ…。なんとかしなくちゃな…。
今朝は冷たい雨も降っていた加減だろう、定時には牛猫№2の姿は無かった。
仕入れに出かけようと8時過ぎに駐車場に出向いたら、遅れちゃった~みたいな
牛猫№2が居た。
みんなの食べ残しをまとめておいてあった分はきれいになっていたので
少しは口に入ったんじゃないかな…。いつもならここでカリカリの追加なりして
やるのだが、グッとこらえて夜のデリバリに賭けてみることにした。

すっかり日が暮れて、いつもより遅めに出かけたデリバリ。
昼間から気になって何度か藪を覗いていたので牛猫№2がすでにスタンバって
居ることは知っていた。とりあえずちゃんと来てくれていてホッ。
シナモン・バニラ・なな・もも・ぶらっきぃ・かるび・千代松とゴハンを分けて
行った。
朝も少しだったし、藪っ子がこうして勢ぞろいしているところを見ると、今日は
運悪く?気まぐれさんのゴハンはなかったようなので、かなりの空腹なんだろう。
牛猫№2も、普段では考えられないくらい積極的にみんながゴハンを食べている
あたりまでやってきていた。
トラップケージをセットして、様子をみる。入口付近のゴハンにはすぐ反応。
がっつくが、なかなかトラップ板までは入らない。そりゃそうだよね…。
…ってことで、最近ツキのいい猫缶「銀のスプーン」を開けて、みんなに
ふるまい、空缶をケージに放り込んだ。
やっぱりあの強烈な匂いには抵抗できなかったらしく、その後はすんなりだった。
すっかり遅くなってしまったので、病院へ搬入は明日ということで、
申し訳ないが今夜は保温しながら一晩過ごしてもらうことに。
激しくお怒りです。ごもっともです。

ああ…なんとか12月になる前に運べてよかったよ…。
多分あちこち怪我だらけだから、傷もよく診てもらおうね。
今年の初めから計5匹のope。そのうちメスは「ここ」1匹だけ。
あとの4匹はオス猫「千代松」「かるび」「ぶらっきぃ」「牛猫№2」
去年は全く姿を見なかった子達。一体どこから流れてきたのやら…。
トラップケージも損傷激しく(笑)メンテを要するし、今年はこれで
打ち止めということに…したいなぁ。

ぶらっきぃリリース

2007年11月08日 | TNR
リリース前の「ぶらっきぃ」大暴れはしないが、小さく唸っている。
朝は曇っていて明るくなるのが遅かったけれど、昼間は暖かくていい天気になった。
明け方誰かが私のフトンにしたチッコテロ…orz
こんな天気なら気持ちよく干せて嬉しいな!←直視すること避けてます(笑)

実家に寄ってから「ぶらっきぃ」のお迎えに行った。
ケージの中で、ちんまりしているぶらっきぃ。
昨日預けた時に、先日左前足に咬み傷を確認したことも話しておいたのだが、
どうやら傷はそこだけではなかったらしい。
両前足~肩にかけてあちこちに咬まれた痕があったのだそうだ。
ケージのぶらっきぃを覗くと、確かにあちこちに被毛が禿げた場所がある。
暗闇の黒猫、状態が良く見えなかったので気づけなかった…。
ヨダレも出ていて、口腔内に軽度の口内炎が見られたそうだ。
術後の抗生剤注射もしているので…と特に投薬の指示はなかったが…。
本当にキズだらけだね、ぶらっきぃ。
どこで生まれ、どんな風に暮らし、どこから流れてきたのか分からないけれど
これまでの猫生は、キビシイものだったようだね。
初めて、藪を訪ねた母親の「長生きするんだよ!」の声を背に、藪を通り抜け
住宅地のほうへ消えていった。
これからはここで堂々とゴハン食べればいいんだからね。
お口が痛ければクスリもあるよ。食べられるようにゴハンも考えるから。
だから…がんばれ!

夕べ実家の母親から電話があった。
腎不全末期の「カル」 輸液の甲斐があり一時は旺盛な食欲を見せるほどに
快復したのだが、それも長くは続かなかった。
カルは人見知りが激しく、ごくわずかなヒトにしか触らせることはおろか
その姿を見せることもない幻のネコ。
私のフトンで一緒に寝て育ったのに、離れて暮らすようになってからは
私にとっても殆ど幻の猫だった。
そんなカルだから病院は本当にツライ場所で、腎不全がかなり悪化して
フラフラになってからも、病院へ連れて行かれるのが嫌で逃げ惑っていた。
病院でも最初から最後まで大声で啼きっぱなし。暴れるので保定が難しく
点滴ではなく、シリンジでフラッシュがぎりぎり。
もう15年一緒に暮らす母親は、そんなカルを無理やり輸液に連れて行くことが
本当に自分がすべきことなのかな?カルが望んでいることなのかな?と
悩んだ結果、輸液に連れて行くのをやめた。2週間前のことだ。
そして飲めない食べられないまま、カルは生き続けた。
輸液を再開すれば、もう少し楽になり、もう少し延命できるかもしれない。
けれどそれは、この2週間をいつかもう一度繰り返すということ。
「もう…ね、逝かせてやりたい」という電話だった。
母親が輸液を止めた時から、いつかこういう電話がくるような気がしていた。
でもその時には、黙って言うとおりにしようと決めていた。
きっと母親がそう言う時には、カルの「もういいよ」って想いが伝わった時
だと思うから。
今日、午前中に処置をお願いするつもりだった。
でも今朝、4時過ぎにカルは自分の意思で虹の橋へ旅立っていった。

どんなに割り切って考えてみても、何が正しかったか、そうすべきだったか…
答えは出ない。
ふわっと自分が押さえ込んだ気持ちが湧き上がってきたら…。大きな後悔の波に
飲み込まれてしまうこともある。
カルは、母親をそんな気持ちにさせたくなかったんだろう。
母猫と4匹の兄妹もろとも、口を縛ったビニール袋に詰められて近所の霊園に
置き去りにされていたカル。
兄弟のパンチは今朝、カルのカラダに前足をかけ、まるで抱えるようにして
眠っていたそうだ。

ぶらっきぃのお迎えがてら病院に顔を出したら、ずっとずっとカルをケアして
くださった看護士さんがぽろぽろと泣きながら言ってくださった。
「カルちゃんは、最後まで好きなように生きれて幸せだったと思います」
ありがとう。カルは、幸せだったですよね。

「お母さんの声、忘れないで。また帰って来てね」
お母さんの声、聞こえた?カル。

ぶらっきぃopeです。

2007年11月07日 | TNR
昨日よりも少し気温が高いのかな?
ダブルの動くアラームに起こされて、猫家事を始めても、それほど寒いとは
感じなかった。
夕べのデリバリ時に流入猫達の暴れっぷり、藪の混乱ぶりを目にした。
とりあえず…とopeの運びになったかるびは今後の様子見だが、残る牛猫№2と
ぶらっきぃもやはり早急にopeに運ぶ必要があるだろう。
…ということで、今朝はデリバリの時間を早めて出かけ、トラップを試みた。
怪我をしているらしい牛猫№2が来ていれば…と思ったが、どうやら少し離れた
場所からやってくるらしく、朝は遅刻が多いのだな。
ぶらっきぃはお腹が空いて堪らないらしく、車の下から出てウロウロしていた。
これまでにも何回かぶらっきぃのトラップは試みたことがあり、意外に用心深く
簡単にはいかないなと思っていた。
案の定、開始早々からなにやら長期戦のムードが漂い(笑)、かるびと黒猫ななが
代わりに入りそうになってばかり~。
とにかく対象外の子達を遠ざけないと!と6匹の子達に大盤振る舞いだっ!
ようやくねこ達がそれぞれのお気に入りの場所に散り、私とぶらっきぃだけに
なった藪。
真っ暗だった辺りも白々と明けて来て、気持ちは焦るし、さすがに寒いし。
すこし環境を替えてみようと思い立った。
トラップ中は目を離さないのが基本で、物陰や車の中に身を潜めているのだが
かなりナーバスになっているぶらっきぃはそれも気になるようだ。
私有地内であるし、道路からは死角になる場所にケージは設置してあるので
少しの時間、完全にぶらっきぃから離れてみることにした。
車の下で身動きをしないぶらっきぃ。寄せ餌の食いつきからして、空腹はmaxな
はず。
何とか勝負をつけたい…と願いつつ10分後、藪横の駐車場へ足を踏み入れた
瞬間、ケージの扉が落ちる音が聞こえた。
私の姿が見えたので、咥えて逃げようとでも思って慌てたのかな?ぶらっきぃが
トラップケージのなかに納まっていた。
凄みのある顔で睨んで、威嚇の唸り声を上げている。ごめんよ。頑張ってきてね。
すっかり夜が明けて、1時間の攻防戦に幕。
明日お迎え。
藪に平和は戻るだろうか…。

かるび、藪へ。

2007年11月03日 | TNR
だから~狙うなってば(笑)

トイレに入っているくぅを狙ってステップからテレビ、キャットタワーへ移動するウォル。
こんな事をしていて、そのうちに廊下のタワーに逆に追い詰められるんだよね(笑)

少し冷え込んだ朝。しっぽとぶちのアラームで目が醒める。
ふと見ると窓際のぶちのクッションにまさおにゃんが乗っている。
だいぶリビングにも慣れたようだね。
いつもはタンスの前で香箱組んで、リビングのこたちをじぃぃぃぃ~っと
見ているまさおにゃん(笑)

誰とも諍いを起こすことなく、飄々と自分のペースを守って暮らしている。
外暮らしで傷んだ体のメンテナンスが済んだら、新しい家族を探してみるかい?

昨夜帰宅した「かるび(一番)」

今朝もミニ缶を1個ペロリと平らげ、しっことウンチもケージで済ませて
そんじゃね~と藪へ帰っていった。
さすがに夕方のデリバリには姿が無かったけれど、すぐに戻ってくるような
気がするな(笑)
次に来た時には、みんなとちゃんと仲良くやるんだよ。

さて、牛猫2号とぶらっきぃにも頑張ってもらわないとだな。
とりあえず調子の悪いトラップケージをダンナに修理してもらうとするか…

本日のおまけの一枚
畑で収穫した、サツマイモと大根と柚子で。
  「サツマイモおこわ」「柚子大根」晩秋の味覚