5時だよ、ゴハンだにゃん

(元)外ねこさんに支えられる日々と、
野良猫さん一家TNRの記録

小春。

2006年04月04日 | TNR
今朝、隣の家の前に白キジのコが座っていた。
藪のコかと思い、近づくとそうではなかった。はじめて見るコ。
近づいても全く逃げようとしない。薄汚れてはいるが、飼い猫か?
とりあえず、しばらく様子を見ようとその場を離れた。
午後3時過ぎ、用事があって店の外に出たら、ちょっと先の道の真ん中に
なにかこんもりしたものがある。その脇をS急便の車がゆっくりと
避けて通り過ぎていくのが見えた。「なんだろう?」胸騒ぎがして、
とにかく見てこようと思った。
走っていってみると、それは「ねこ」 しかも今朝のコだ。
近づく私にも、まったく逃げる様子を見せない。
ゆっくり間合いを詰めて、触ってみた。背骨がゴツゴツと触る。
酷く痩せているのにお腹がぽっこり…妊娠している。それももうそろそろ
生まれそうなくらい横に張り出している。
顔を見ると、舌が出てしまっていて、よだれがポトポト落ちて、止まらない。
逃げないのではなく、動けないんだとわかった。
とにかくこのままでは危ないので、キャリーを取りに戻った。
そしてあっけないくらい簡単にキャリーに収まった。
VETに連絡。無理を言って診てもらった。
抵抗する気力も体力も尽きてしまったようで、とてもおとなしい。
血液検査で、極度の貧血と白血球数の上昇がみられた。FIV/FeLVは(-)
なんとか母猫だけでも助けたい…と処置中に急変。呼吸停止してしまった。
その後、3時間ほどにわたって、救命処置を続けてくれたが自発呼吸は
戻らないままだった。
あまりにおとなしかったので飼い猫か捨て猫かと思ったが、
欠けた爪や、門歯の欠損などから、年季の入った「野良さん」だったのだろうと推測された。
本来ならかんたんにキャリーに入るようなこではなかったのだろうね。
頑張って頑張ってきたけれど、とうとう動けなくなってしまったのだろうね。

「小春」と名づけた。助けてあげられなくてごめんね。

小梅。

2006年03月25日 | TNR
リリース前の「小梅」
キリッとしたというより厳しい顔。
どこで生まれて、これまでどうやって
暮らしてきたのだろう。
小さなからだのそこかしこに
数々の苦労を思わせる。


「おこさま2号」は、母の帰りを待っているのかな…
今朝もちゃんとレガシィの下で待っていた。
捕獲したときの「小梅」は、被毛もバサバサ、涙目で
シッポは所々毛が薄くなっていて、ダニかあるいは皮膚病が
ありそうな感じだった。確かによく掻いていたし、これから先
駆除薬をつけることなどできそうにないので、お願いしておいた。
これまでの子たちは、比較的よい状態で手術を受けさせることが
できたが、今回はちょっと不安だった。状況によってはリリースが
難しいかもしれないと思っていた。

受付で奥さん先生から説明を受けた。
「若くはありませんでした。4~5歳くらいと思います。」とのこと。
また
「門歯が抜けてしまっていてありません。なので、時々舌先がでてしまう
ようですね。あと数本抜けてしまっています」
…そう、捕獲したとき、舌先が出たままになってしまうのに気づいた。
なにか病気とか…とおもったが、まさか歯がなかったとは。
からだにはやはりダニの寄生があり、滴下薬で駆除してくれたとのことだった。

そして「手術は問題なく済みましたが…入ってました。」
そう…胎児が4匹すでに居たのだそうだ…。
「見つけて、手術できて、よかったですよ…ね?」と奥さん先生が心配そうに
私の顔を覗き込んだのが分かった。
産む前に手術できてよかったのだと思う。生まれてきても、不幸なだけだもの。
でも、どんな理由をつけても命を絶ったことに変わりはないんだよね。
ごめんね、小梅。あかちゃん死なせちゃった。ごめんね、小梅。

自分の中で、この矛盾をうまくこなしていけない。

小梅自身は、なんだかすっきりしたみたいな…元気そうだ。まだちょっと涙目だけど
捕獲時より数段良い。からだをかきむしる事もない。
「今朝はまだ食べてくれてなかったけれど、夕べまではしっかり全部食べました。
おしっこもうんちもちゃんとしてます。良いうんちでしたよ」と。
大したもんだ、小梅。これまで何匹も手術をお願いしてきたが、
食事をたいらげ、しっこもうんちもバッチリしたというのは初めて。
どおりで、元気そうなわけだわ。まぁ元気に越したことはない。
迷いながらきたけれど、なんとか「おこさま2号」のもとに、帰してあげることが
できる~。

さすがにゴハンを食べる気にはならなかったようで、殆ど手をつけないまま
それでも、とってもしっかりした足取りで、藪に消えていった。
おこさまに会えたかな?
夕方、「小梅」も「おこさま」たちも確認できなかったけれど、
近いうちにいっしょにまた来てくれると信じている。
「小梅」 手術も済んで、もう立派にこの藪のコだよ。
はやく帰っておいでね。


今日はシナモン、なな、バニラ、ウォルも確認できた。ももは最近
よく来てくれるし、
久しぶりに「ヘーゼル」も顔を見せてくれた。
でも「かしゃん」と「おこさま1号」が確認できないでいる。
げんきにしていてくれるとよいのだけれど…。



ねいさんの改名

2006年03月23日 | TNR
「ねいさん」も改名です。
ずっと考えてた、ねいさんとおこさま1号・2号の名前。
トリノオリンピックにちなんでイタリア語でどうだ?と
候補もいくつか挙げたけど、なんだかしっくりこない。
うう~ん…

小降りになってきていたとはいえ、朝はまだ雨が降っていて、
そのせいなのか藪の餌場は「おこさま2号」と「ねいさん」のみ。
先週、休んでしまったので、今週は重い腰を上げることになった。
ターゲットは「ねいさん」様子によっては「シナモン」
どさくさに紛れて「みみなし」といったところ。
「くっきー」は偶然立派な?オスであることが確認できたので後まわし。
仔猫で未手術の白キジ「もも」とキジトラ「ヘーゼル」は♀だと
踏んでいるのだが姿を確認することが既に難しい。
おこさま1号も♀かな…2号は♂だと思うんだけど、明確な根拠はない。
小さいながらも骨格の感じと勘のみ。

朝、スタンバイしていたのは「ねいさん」と「おこさま2号」の二匹だけ。
捕獲器を設置し、手を変え品を変えの攻防を続けること40分。
なんとかねいさんに入っていただきました(汗)
前回の「なな」に負けないくらい大暴れ…。
連休明けにいきなり厳しいお仕事で申し訳なかったが、病院に搬送。
さて、問題のお名前は「小梅」です~。おこさま1号が♀だったら「桜」にしようかなと思っている。
おこさま2号は…???未定。
一日を通じて、かしゃん、シナモン、おこさま1号が確認できなかった。
みんな元気で居てくれますように(祈)

ねいさん改め「小梅」は元々、からだの小さいコで、果たしてどのくらい出産の経験が
あるのかとか全く分からない。しかもしっぽの毛がかなり抜けてしまっていて、
なんだかみすぼらしい…。以前よりも痩せて居る感じもする。
おこさま2号は待っているのかなぁ。朝から駐車場を離れない。

だいじょうぶだよ「おこさま2号」
お母さんはちゃんと帰ってくるから。気をつけて待っていて。


…関係ないけど、ちょっと鼻血。
さっき店の倉庫と実店舗を仕切るガラス戸に思いっきりぶつかった。
しかも顔面。鳥がガラス戸にぶつかるのとおなじかぁ…情けなし…(+o+)

ななちゃん怒ったまま帰宅

2006年03月11日 | TNR
リリース前の「なな」
病院では大人しくしていたらしいが、捕獲してからリリースするまで
威嚇し続けて…。
普段から、その姿を見ることさえめったになかった「なな」
よく捕獲できたと思ったくらいだ。
そんなコだものね…恐くて恐くて仕方なかっただろう。
ごめんね、「なな」ちゃん。ホントにごめんね。
もうちょっとしたら、また木登り「なな」ちゃん、してくれるよね?


ハエが一匹、部屋の中を飛んでいる。
夕食の支度をしていたら、ぶちが真剣な顔で、ラティスの上を
見ていた。
「ぶっちゃん、のぼっても出られないよ~」と声をかけていたが、
階段の電球のまわりを飛んでいるハエにロックオン状態だったらしい。
すでに2時間経過するが、未だ膠着状態(笑)
果たして朝までに勝負はつくのだろうか…。
それにしても、ぶちのこんなに生き生きとした表情、久しぶりに見たなぁ。

こんなとき、今でも、「これでよかったのかな?」って思ってしまう。
頭では分かっているし、ぶちとくぅを安全に安心して暮らさせてあげるためには
仕方のないことなのだけれど。
それなりに毎日楽しそうにしているし、だいぶ室内生活にも慣れてきた。
でも、これからも、きっと「どうなんだ?」という自問自答を繰り返すのだろうな~
なんだか、とっても思考のベクトルがネガティブ…。いかんなぁ…。


実は昨日、おやじさんの病院から電話があり、ドクターから経過説明が
あるので、水曜日の夜きてもらえないかと…。
正直、体力的にかなりつらい連絡だったが、水曜の夜、洗濯物を引き上げてくれば、
木曜日の午後はゆっくりできると思ったので、okした。
その30分後、また病院から電話。今度は「地域ケア科」から。
退院後の生活をどうサポートしていくか相談したいので
木曜日に来てくれないかと…(号泣)

「お忙しいですよね…うかがってます。」

    はい…忙しいです。
        …っていうか、休ませてください(涙)

結局、2日続けて出動することに。

先週、エレベーターホールまでついて来たおやじさんが言った。

「俺、おまえのからだが心配なんだよ。一日くらいゆっくり休めると
いいなぁ。休ませてくれないのか?」

    ええ…あなたがね。
    あなたのお陰で休めませんよ…
ご心配いただき、
うれしゅうございます(涙)

せめて、なにか美味しいものでも買って帰ろうと思う私である。
あ…でも6時から歯医者だったorz


「なな」は夕方姿を見せなかった。
まぁ、あの状態ではしばらく確認することは難しいかもしれない。
でも、ゴハンだけは食べに来てくれてるといいなぁ。



ななちゃん外泊です

2006年03月09日 | TNR
薄明るくなった頃、庭の芝生で、なっつとおせろが異常に興奮しているのが見えた。
一体何事???
近づいてみると、なにかある…。
ヘビじゃない。カエルでもない。もちろんねずみじゃない。
???なにこれ?魚、しかも川魚じゃんか~????
ちょうど起きてきたダンナに聞くと「アマゴだね、放流したやつじゃないか」
という。
なんで?アマゴ?ここに????しかも生で~。
ダンナ曰く、渓流釣りが解禁になったので、釣り師が落として行ったか、
猫を見つけて、投げて行ったんじゃないかと…。
なっつが獲ってきたわけじゃにないのね。
ご機嫌で遊んでいるなっつとおせろだが、いかにもマズイだろう…ココで…
魚じゃぁ。って事で没収(笑)


今日は定例の捕獲の日なのだが、このところ疲れが取れないし
歯医者もあるしで、見送ろうかなと思っていた。
でもおこさま2号の存在に気づいてしまった今、そんなことは
言っていられませ~ん。ってことで、今日もtry…
数十分粘って、くろねこ「るる」改め(改めてばっかじゃん)
「なな」が入ってくれました。
メスと仮定していた子なのだが一応確認…と思ったが
激しく威嚇、捕獲器を持ち上げると危機一髪!籠から鋭い爪(涙)
病院で麻酔後、しっかり確認「メス」と判明。
本人たちには申し訳ないのだが、メスの避妊手術が済む度に
ひとつ肩の荷が下りたような気になってしまう。
捕獲の恐怖と手術の侵襲というリスクは承知している。
けれど、確実に半年後に生まれる不幸な仔猫はいなくなった。
まだまだ終わりじゃない。ひとうひとつこの事実を積み重ねていくことしか
できないんだよね…。

「なな」ちゃんは、病院についてからはけっこう大人しいらしい。
暴れすぎて疲れちゃったんだろうか?大丈夫かしら…。
土曜日まで外泊中。


今朝、だんなを誘いに来たパチプロの友人と鉢合わせしたくぅ。
いきなりパニック~。私のベッドに潜り込みふるえてまして…
かわいそうだったけれど、最近は復活も早い(笑)
久しぶりに夕方早い時間から、部屋にいる私に散々スリスリして
今はぶちとならんで爆睡中。しあわせかい?


おかえりウォル

2006年03月03日 | TNR
リリース直前の「ウォル」
激しく威嚇してたくせに、結構びびりんさん。
今度は何されるんだ?どこ行くんだ?って思ったよね。
ウォルの大好きな藪に帰るんだよ。
みけちゃんお母さん待ってるよ。


お菓子問屋を経由して「ウォル」をお迎えに行った。
待ちきれなくて、新聞裂きに精を出してたらしい。
新聞の山に顔を突っ込んで、動かない。恐かったんだね…ごめんね。
帰り着いた頃には、ようやく顔を見せてくれるようになっていたけれど。

先日バニラをお迎えに行ったとき、VETに「あと何匹くらいいるの?」と
尋ねられた。
「6匹以上…」と答えたときのなんともやり切れなさそうな顔が
忘れられない(笑)ホントはこの時点で8匹だったんだけど、すこし
少なめに言ったんだよ~。

朝ごはんを食べたからか、それともそんな気分じゃないのか、差し入れた
フードは殆ど手をつけないまま、ウォルは藪に消えていった。
兄弟たちに会えたかな。ゆっくり眠って、しっかり食べて、早く傷を
治そうね。

夕方「ウォル」は姿を見せなかった。彼だけでなく仔猫には会えなかった。
明日の朝は戻っておいで。
…その代わりといってはなんだが、久しぶりに「ねぃさん」が来てた。彼女は
絶対に手術をしなくてはならないので、ダメもとで捕獲を試みる。
ものすごい警戒…かしゃんと感じが似ている。
…車の下を覗くことを繰り返しているうちに気づいた。気づきたくなかった事実。
「ねぃさん」「おこさま」そしていつもびっくりしてるような丸い目をした
あめしょもどき…が居るぢゃないか…orz
私の頭に、スリスリして甘えてるちびぶち。
ごめんね、ちびぶち。おばちゃん、なんだかげんきなくなっちゃたなぁ…。



3連発

2006年03月02日 | TNR
先日ネットで猫砂を注文したとき、ちょうどセールだったドライフードを一緒に頼んだ。
初めての商品だったが、そこそこのメーカーのものだったので、
まぁ大丈夫だろうと思っていた。
…が開けてびっくりだよ。これは…ドッグフードですかねぇ。でかい、でかすぎる。
左が今回のブツ。右はねこ元気だす…。でかいだけじゃなくて、厚みもすごい。銀スプの3倍はあるな。
とりあえずかりかり魔人のぶちに出してみた。
「こんなの食えるかよ(怒)俺は犬じゃねぇ」という声が聞こえてきそうだった。
一口も食べない…。お皿の前で砂掛けだよorz
確かパッケージに「食いつき保証」と書いてあったな…一体どう保証してくれるんだ。
だが…クレームつけるのもめんどくせぇ…。


木曜日は、いちお~捕獲の日に決めている。このところ、一番捕獲したかった
「ねぃさん」が姿を見せず。おこさまは来ている…最悪のパターン。
ねぃさん…大人しくつかまってください(涙)どこにいるですかぁぁぁ。
夕べの雨でやっぱりゴハンにありつけなかったらしく、今朝は出席率がよかった。
少々時間はかかったが、きじとら1号改め「ウォル」♂が入ってくれました。
きじとら柄は結構性格がキツイ…。先日の「バニラ」よりも体格的にはOKなので
まぁ安心かな。これで、おとこのこ3連発だ。白キジのこはおんなのこのような気がするのだが、
今回の捕獲対象のこたちは、これまでと比べて警戒心がとても強くて確認できない。
時間がかかりそうだ。
夕方Kさんが見えたので、「ウォル」のことを報告し、ついでに茶トラ2号のことを聞いてみた。
茶トラが2ひきいるというのだが、いつみても「シナモン」しかいない…
よくよく聞いてみると最近は、2匹同時に確認したことはないそうだ。
最初は確かに3匹の茶トラが居たという。私も2匹でじゃれあっているのを
遠目に見たことがある。
…でもことしの異常な寒さだもの。堪えられなかったのかもしれないね。
元気でいてくれればいいけれど。

夕方、ようやっと「歯医者」の予約時間。
「でけぇ虫歯…」だそうだ。
とりあえず、痛みは退いた。また来週。
助手の人がいるのに、治療の手を止めてまで、先生自らがお会計を
してくれるちょっと変わった歯医者。仕事は丁寧だ…。でも1時間以上
口を開けているのはかなりツライです(T_T)

冷たい雨

2006年02月24日 | TNR
みけちゃんが連れて歩いているのは、茶トラ2匹とからだの小さな白い猫と聞いていた。
茶トラの1匹は「シナモン」だろう。
もう1匹は未だ見たことない…というか2匹揃って居るところを
見たことがないのでわからない。
白い猫はおそらく「バニラ」
からだが小さいのは、みけちゃんよりお産が遅かった、かしゃんのコだからじゃ
ないのかな…。
それに茶トラは大きいコが多いしねぇ。

「バニちゃん~元気で生きるんだよ」と声をかけてもらって
車に乗り込む。
捕獲器からケージへの移動も、その逆もとってもスムーズで
おとなしくて助かったよと言われた。へぇいいコじゃん「バニラ」
いつものように話しかけながら帰ってきたけれど、何にも啼かないし
がたがたと動いたりもしない。
帰り着く頃には、ポツリポツリと雨がフロントガラスに落ち始めていた。

バニラはこの藪の固定のコではない。捕獲できたのが不思議なくらい
めったに姿を現さない。
天気も下り坂だし、次回いつ顔を見せてくれるかわからないので、
どうかなぁとは思ったが、捕獲器の中にウェットフードを
差し入れた。
しばらくして見に行くと、きれいに空になった皿に、片足を突っ込んで
舌なめずりしてた。たいしたもんだ…。お腹が満たされたからなのか
表情もよくなった。
そして、リリース。振り返らず、藪の中に消えていった。
雨が本格的に降り出してきてからは、気温がぐんぐん下がってしまい
バニラがどうしているか気になって仕方なかった。
夕ゴハンの頃は一番土砂降りで、小雨になるのを待って餌やりに行ったけれど
モコしか確認できなかった。庭のほうでは、ちび・くろくろ・おせろ・なっつ
あとからぴーを確認した。
何度か見に行ったけれど、結局仔猫の姿は全くなかった。
こんなに寒くて雨降りじゃ仕方ないけど…。
置き餌はたっぷりしてきたから、食べてくれるといいんだけれど。
みけちゃんも、かしゃんも見えなかったから、一緒に居てくれてるといいなぁ…。

今回のバニラもピアスを装着してもらった。
見分けがつかないほどではないが、クッキーと似ているし、
定住しているこではないだけに、所在を確認するのに
役立つかと思ったのだ。
もしかしたら、ピアスをしている猫が目に留まって
なんだろうって思ってくれる人が居るかもしれない。
虐待と思われる可能性も否定できないけれど。
でも、「手術済のチェッカー」だと分かってもらえる可能性だって0じゃない。
幸いにも、好意的に見てくださる方が多いので、
すこしずつ、話をしていこうと思っている。

バニラ外泊中?です

2006年02月23日 | TNR
啼きつかれて…。
なんだか落ち着かないんだよ…俺。
お外がおいらを呼んでるぜってか。


仔猫大好き餌やりさん。全然あげてないわけじゃないみたいなんだけれど、
足りてないorz
おとな猫は、3日目くらいからもらえなくなったらしく(怒)、
みんなちゃんと戻ってくるようになった。
仔猫は、ゴハンの定時にはいつも居ないので、もらえていると思っていたのだが
ちょっと時間をずらして行くと、藪に待機している。
全員ではないようなので、3~4匹はコンスタントにもらえているんじゃないかと思うが…。
仔猫は好きだけど、みんなが飢えないようにする気はないみたい。
仔猫は、もらえると思って、待っているんじゃないのかな?だからおとな猫よりも
集合が遅くなるんじゃないのかな?
ご飯の量を調整しようと思ったけれど、やっぱり止めた。これまでどおり
全員(って把握できてるわけじゃないけど)食べに来てくれるものとして
用意することにした。朝まで空腹をがまんしてるのかわいそうだもの。


木曜日なので、捕獲を試みる。以前ほど慣れていないから、なかなか
捕獲器に近づかない。
モコは、捕獲器に美味しいものが入っている…と知っているので
うろうろしてじゃまばかりするorz
たぶんこいつ、扉が閉まっても、どうせ開けてくれるって思ってる…。
頭いいんだか、懲りないバカなんだか…。今朝は、散々邪魔してくれたと思ったら
あれ?いないじゃん。見回すと、レガシィに乗りこんどりました(涙)
そろそろ諦めかけたとき、「バニラ」が入ってくれた。
おとこのこと連絡有り。そのまま去勢手術をお願いした。
いつもみけちゃんが連れている白いコってこのコかな?
夕方、みけちゃんに会えたので「バニラは病院だよ。明日お迎えに行って
くるからね」と言っておいた。

ちびとなっつは相変わらず、勝手口の前で頑張っている。
丸見えになってしまうので、アドバイスいただいた事を参考に
「金のなる木」を配置してみた。金は全然ならなかったので、ここでぜひ
役立っていただきたい。
あとエマージェンシー用に、生垣の下を整枝して、ねこが2匹隠れるくらいの
空間を作った。じいさんがでてきても、ココにもぐりこんでしまえば
まず見つからないし、置き餌もできる!
苦にせず動くことと工夫で、少しでも安全に快適に過ごせるように
してあげたいと思う。


シナモン藪へ帰る。

2006年02月17日 | TNR
茶トラ1号「みー」改め「シナモン」は、おとこのこ。
秋の終わりに、近所の子供に誘拐されてきた茶トラのコは、
兄妹だったのかな…。
お母さんとおじちゃんおばちゃん、兄妹と
頑張って生きるんだよ。道に飛び出しちゃいけないよ。


朝はまだポツポツ雨が降っていたけれど、だんだん雲が切れて
おひさまが顔を出した。風もないし、日向はぽかぽかだ。
昨日の雨で湿ったからだを、みんな天日干ししただろうか。
これから先は、ひと雨ごとに暖かくなっていくはずだ。

昨日捕獲した「シナモン」去勢手術は無事終了。その他問題なしで
お迎えに行ってきた。
今日は捕獲器に移してくれたのだけれど、お迎えを待つ間に
ペットシーツと新聞紙の見事な山を作成してあった(笑)
シーツのポリマーに反応するのか、私は鼻がムズムズするし。

これまで、容姿が似ていて困ったのは、「ぴー」と「なっつ」の時。
当時は本当に見分けがつかなくて、往生した…。
今となってみれば、全然顔つきも違うし、なぜ見分けがつかなかったのか
不思議なんだけどね(笑)
今回は「耳ピアス」を装着してもらったので、完璧なはず。
未だ会った事のない幻の茶トラ2号…出ておいでって感じ…でも、
      できればリリースはしたくないのが本音。
けれど、感情だけではできないのは充分承知している。
だから…リリース(T_T)  ごめん、シナモン。

リリースする時、けっこうびびってたから、心配だったけれど、
ちょっと早めにデリバリした夕ごはんには、ちゃんと来てくれたので
ひと安心。さすがにわたしの近くには来ないけど、仕方ない。
元気ならそれでいい。それでよしとしなくっちゃ…ね。

未去勢の見たことのないオス猫がうろうろしている。
飼い猫だろうか?それとも流れてきたのらさんだろうか…。
ぶちがなんだか落ち着かないのと、無関係ではないかもしれない。

明日はまた寒さがぶり返すらしい。
どのこにも、もうあまり厳しくしないでやって欲しい。


草薙の事故、判決が出た。執行猶予はついているけれど、求刑以上の
判決。朝日新聞に大きく取り上げられていた。でも、地元で大きなシェアを
占める地方紙には、記事を見つけられなかった。
私の見落としかもしれないけれど。