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記憶喪失 その2

2009-07-31 20:39:06 | 過去の追憶
病院のベッドで横たわっていたわたしのそばには、母親がいました。

わたしは、片足に包帯を巻いてあり、頭には包帯が巻いていました。
気がつけば、頭から管が通っていることに気が付きました。

わたしは体を起こそうとしましたが、頭にひどい頭痛がしたのでそのまま
横たわっていました。
ベッドの横にいた母親は、いつになく喜んでしました。

母から話を聞くと、今日は8月1日で、事故にあった日が7月31日です。
わたしは車にぶつかったあと、丸1日ベッドで寝ていたそうです。

頭をさすると、右うしろの後頭部がぶよぶよしています。
どうやら、事故にあった際に頭のなかで出血して血だまりができたそうです。
頭からでていた管は、どうやら血だまりを取り除くためにあるようでした。

後日、手術が必要と先生から話があり、、
食事の時間になりました。
わたしは、さっそくごはんを…と手に箸を握ろうとしたのですが、
力が入りません。
普通に手や指先は動かすことができるのですが。。

どうやら、事故の衝撃で首から下の機能が全くの初期状態(赤ん坊状態)
になったようです。
箸にぎれない・字もかけない・ハサミ握れない・歩くこともできない・・・





そして、入院して2日目。
わたしのリハビリがはじまったのでした。。

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