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記憶喪失 その5

2009-07-31 23:22:40 | 過去の追憶
手術の後は、「頭に縫ってある抜糸が終了するまで歩く練習をしなさい」との
先生の話により、わたしは午前中に親がお見舞いにきてからリハビリー室で
歩く練習を始めたのでした。

事故から2週間が経過し、わたしはほとんど寝たきりの状態(起きても車椅子
で病院の中を徘徊するだけ)だったこともあり、足は急激に細くなり立ち上がる
のも難儀な状態でした。
(と、言っても事故直後から首から下の機能が赤ん坊のように機能しなく
なりましたが)

まずは、立ち上がる練習から。。

わたしの前に母が立っており、わたしが立ち上がるのを見守っています。そして、
わたしが立ち上がれなくて倒れそうなところを支えてくれたのでした。。

足に力が入らない

それが、最初味わった苦悩でした。
片足に力を入れて立ち上がろうとしますが、うまく力が入らずに母の元へ転んで
しまいます。その状態がしばらく続いたあと、
母が、「少し休憩しましょう」とのひとことにより、本日(午前の部)のリハビリ
は終了したのでした。

そして、次の日には(親が支えてですが)ようやく立ち上がることができた
のでした。。

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