一年で一番寒い時期だと思うのに、それほど冷え込んでいる感じはしない。
でも日光連山は雪。
遊歩道入口に着いたのは前日とほぼ同じ時間だけど、この日は全くと言っていいほど白鳥たちの声がしない。
上沼に着いてもしーんとしている。コハクチョウが6羽、オナガガモたち、マガモ、アオサギ、カワセミの声。
風がないので水面が鏡のようになって美しいのはいいんだけれど。
いつものカメラマンさんに聞いたら「声はするんだけどね。日によるよね。」とのこと。
前日はやっぱり多かったようで、昼間でも50羽くらいいたそうだ。
だから車がたくさん停まってたのか。
1月も半ばになると、沼に首を突っ込みすぎてこういう色になる。
中沼(反町堤)にいたマガンの話をすると、「目の周りが黄色かったらカリガネだよ。」と言われる。
ええ、そんなところまで見てなかった。
「ちょっとした違いで違う鳥になっちゃうからな。」とのことで、まだまだ道のりは険しい。
帰宅して図鑑でカリガネを確認し、もう一度顔が写っている写真を探して確認したけど、どうやらマガンで大丈夫そう。身体の大きさも違うようだった。
中沼(反町堤)に向かって歩き出すと、ようやく白鳥がやる気を出したようで、少しずつ飛び始めた。
下沼から来たと思われる一団は上沼には降りず、どこかへ飛んで行ってしまった。
中沼にはまだマガンがいた。今日は4羽並んでる。
なんか微妙に色が違って見えるけど、成鳥と幼鳥の違いかなあ。
反対側の川は見える範囲のカモが減った。やっぱり工事の影響な気がする。
たぶん見えないほうにはいるんだと思う。
そしてノスリがいるんだけど、この写真ではわかりませんね。
この日は遊歩道の西側、特に桜並木のあたりがにぎやかだった。
集中して見ないとわからない、ホオジロかカシラダカか。
ぽつんとカワラヒワ。
すっかり珍しくなくなったツグミ。
アオジがよく出た日。
これ以上近づいたら飛んでしまうけれど、遠くから見ている分には気づかず4〜5羽ちょんちょん採餌している。
近づいても飛ばない距離感をキープしてコンデジの限界に挑戦した写真がこちら(笑)
チラッとこっちを見てくれた定位置のノスリ。
今日も同じところノスリいたなあ、と思いながら視線を外すと、今度は手前の木に違和感が。
双眼鏡で確認すると、久しぶりのアカゲラ登場。きれいだなあ。
木の幹の向こう側を180度まわっておなか側も見せてくれた。尾羽近くの色が鮮やか。
あと、表情がなんともいえずかわいらしい。
遊歩道の最後でコゲラ。
シジュウカラが採餌してるな、と思ったら近くにコゲラもいた。
こんな細めの枝というか枯れ草? もつつくんだなと思ったり。
尾羽でしっかり身体を支えている。
あと2ヶ月したら桜が咲くのか。冬の鳥をちゃんと見ておかないとなあ。
●この日見た/声を聞いた鳥
- マガン
- コハクチョウ
- カルガモ
- マガモ
- オナガガモ
- コジュケイ(声)
- キジバト
- クイナ(声)
- オオバン
- アオサギ
- ダイサギ
- チュウヒ
- トビ
- ノスリ
- カワセミ(声)
- コゲラ
- アカゲラ
- モズ
- カケス
- ハシブトガラス
- シジュウカラ
- ヒヨドリ
- ウグイス(声)
- ガビチョウ
- ムクドリ
- シロハラ
- ツグミ
- ジョウビタキ(声)
- スズメ
- ハクセキレイ
- シメ
- カワラヒワ
- ホオジロ
- オオジュリン(声)
- カシラダカ
- アオジ