いくら奥日光でも真夏は暑いだろう。だったら早朝に行けばいいのでは、と思いつき、まだ暗いうちに家を出た。
理想としては5時スタートだったけどそうそう思うようにはいかず(笑)6時から歩き始める。
歩き始めてすぐ、歩道脇の藪を歩く鳥が。
ビンズイだ。成鳥ではない様子。どうして飛ばなかったのか、弱っているようには見えなかったけれど。
木道に入るとカラ類の声がする。
声がするほうをよーく見ていると、木々の間を飛び回る小鳥が見えてくる。
シジュウカラの幼鳥。胸のネクタイがまだまだ薄いし、なにより顔があどけなくてかわいい。
おそらくきょうだいであろう仲間たちと飛び回っている。巣立ちはしたけどまだまだ修行中なんだろうな。
ちょっと1人前の顔(笑)
たくさん食べて大きくなるんだよ!(何かの虫を食べてました)
エナガを撮るとどうしてもこの角度になってしまう。このコも目の周りがまだ少し赤いので、幼鳥でしょう。
成鳥になってもちっちゃいからねえ。
この混群はシジュウカラ、エナガ、コガラ、ヒガラ。
ヒガラは手を伸ばせば届きそうな枝にとまって、羽ばたきの音を残してまた飛んで行った。
コガラも虫をつかまえてお食事中。
少し歩くとビンズイ登場。虫をくわえてなんだか得意げ。
ウグイスは地鳴きするものと、まだまださえずっている個体もいた。
心なしかおつかれのご様子。
川を見ると子どものカモが1羽だけ。
マガモかしら、オシドリかしら。
戦場ヶ原が見渡せるところで休憩。ここでノビタキやホオアカを見かけたことがあって、今日はいないかなと思っていたら遠くにいたいた。
図鑑で調べたところ、ノビタキの幼鳥→第1回冬羽なのでは? と思っていますが、違っていたら教えてください。
遠くの枝にとまった様子が見えたので、カメラをめいいっぱいズームして撮ったら、もめてた(笑)
もう1羽が飛び去ってもキレてましたw これもノビタキの幼鳥かしらね。
ゴジュウカラの鳴き声がするので探していたら、こちらもお食事中でした。
たいていアカゲラは何羽もみかけるのに、この日は飛び去っていく様子しか見られなかった。
泉門池を過ぎると鳥影は薄くなってしまう。それでも湯滝にはミソサザイがいるかしら、と期待したけれど、この日はいなかった。
ま、そういう日もあるよね。
湯滝から湯ノ湖へ。この階段が一番キツい!
上から見た滝は面白みがないけれど(笑)景色はとてもきれい。
湯ノ湖にはマガモが2羽だけ。この時期はオスだかメスだかわからないね。
湯ノ湖を半周してみた。お散歩している普段着の観光客がたくさん歩いてました。
湖畔前のバス停あたりから。空も雲も人も夏っぽいね。
泳いでる人はいなかった(そもそも泳いでいいのかわからない)。
でも、ここも中禅寺湖もだけど、胸のあたりまで水に浸かって釣りしてる人がいるんだよね。
一歩間違えばおぼれそうだけど…。
朝6時から歩き始めて、途中休憩をはさみつつ約6時間半。
駐車場まではバスに乗って戻りました。
夏は鳥が少ないからつまらないと言われがちだけど、こんなにかわいらしい幼鳥が見られる季節なんだね。知らなかった。
冬はここには来られないので、それを言い訳に秋にはまた通うことでしょう(笑)
●この日見た/声を聞いた鳥
- オシドリ
- マガモ
- キジバト
- トビ
- コゲラ
- アカゲラ(声)
- モズ(声)
- カケス(声)
- ハシブトガラス
- ヒガラ
- コガラ
- シジュウカラ
- ヒヨドリ
- ウグイス
- エナガ
- ゴジュウカラ
- ハクセキレイ
- ビンズイ
- アオジ