栃木より千葉より埼玉より東京より、なんなら川崎横浜なんかより遠い県北。
どうしようかなと思っていたけれど、お天気もいいし知らないところは行ってみなければずっと知らないところのままだし、自分で運転できる間に行かなくてどうする、と。常磐道にのっちゃえば2時間かからないんですけど(笑)
それにしても茨城に住んでずいぶん経つというのに、こんなにあちこちにダムがあるって知らなかった。
リーダーさんによると「例年の1/10しか鳥がいない」とのことだけど、私は幸か不幸か「例年」を知らないので、出てくる鳥を楽しむことができた。
昔は飽きるほどいたんだよ、というベニマシコ。この日も数羽見ることができた。
こちらは上品そうなメス。
きれいな赤のオスも見ることができたけれど、カメラを構えたとたんに飛んで行った。
写真に残せなかったことは残念だけど、ちゃんと見られてよかった。
花粉症だったら大変なことになりそうなエナガ。
ダム湖にはミコアイサもいた。正面から見るとパンダ感がすごい(笑)
3時間で1万歩近く歩く探鳥会だったけれど、杖を持っていたり、腰痛で鳥合わせのときには持参の折りたたみ椅子に座るベテランさん数名。鳥があまり出ないと昔話になりがちなんだけど、私はそういうのはわりと好きだったりする。
そう、「昔はよかった」の話はいいの。それに続いて「今は✕✕だ!」とダメ出しが始まるのはちょっとニガテ。でもそんなことは全然なくて、いいお話をたくさん聞かせてもらえた。
せっかく遠くまで来たので、帰りにどこか寄るところないかしら、と、ふと思い出したのが十王ダム。
Facebookのグループだったかどうか忘れたけど、オシドリが入っているという投稿を見た気がして(うろ覚えw)。
小山ダムから十王ダムまでは30分もかからない。
1時間に1回噴水が動いて、ちょうどお日さまの方向がよくて虹が見えた。
駐車場から双眼鏡で見ても、コガモ2羽、オオバン1羽しか見当たらない。
いなくなっちゃったのかなと思ったけど、せっかくなので歩けるところまで歩いてみたら…。
日陰になった水辺に動くものが見える。双眼鏡で確認すると、わぁいたいた、オシドリだ!
おもちゃみたい!! どうしてこういうデザインになったんだろう。
オシドリは奥日光でエクリプスとメスをみたことはあったけど、オスの「ザ・オシドリ」という状態を見るのは初めて。
オシドリ夫婦✕2ですが、パートナーはとっかえひっかえらしいですね。
見える範囲だけ数えたけど、20羽はいたと思う。
あー、満足満足と車に戻ろうとしたら、ジョウビタキが飛び出してきた。
ルリビタキもそうだけど、どうしてヒタキの仲間はこんな感じで「撮ってー撮ってー」みたいな感じでポーズをとるんだろうね。
もちろんありがたく撮らせてもらうし、下手な鉄砲も数打ちゃ当たるというわけで、たくさん撮ったらいい感じの写真もいくつかはあるし。
これが飛び立つ前に撮らせてくれた一枚。ちょっと暗いけどクールでいいよね。
背中の模様もきれいだしね。
次の日が雪になるなんて信じられないくらい、晴天の楽しい一日でした。
●この日見た/声を聞いた鳥
- オシドリ
- カルガモ
- マガモ
- コガモ
- キンクロハジロ
- ミコアイサ
- カイツブリ
- キジバト
- オオバン
- カワウ
- トビ
- コゲラ
- アカゲラ
- カケス
- ハシブトガラス
- ヤマガラ
- シジュウカラ
- ヒヨドリ
- ウグイス
- エナガ
- メジロ
- ガビチョウ(声)
- ミソサザイ(声)
- シロハラ
- ツグミ
- ルリビタキ(声)
- ジョウビタキ
- カヤクグリ
- セグロセキレイ
- ハクセキレイ
- シメ
- ベニマシコ
- ホオジロ
- アオジ