鳥関連の大きなイベントが開催されたり、山階鳥類研究所も近くにある我孫子市の手賀沼。
ずっと前に一度行ったことがあって、すごく道が混んで駐車場探しにも苦労した覚えがあるんだけど、地図で見ると近い。
大みそかといっても何をするわけでもないので、いいお天気につられて出かけてみた。
いざ出かけてみたら車で40分かからず、「え、もう着いたの?」という感じ。ということは前回は道を間違えたんだろうか…。
沼をぐるっとまわる遊歩道があるようだけど、いつもの菅生沼とは比べものにならないくらい広い手賀沼。
親水公園に車を停めて2.5km歩いてみたけど、全体の1/4にもならない。一周なんてとても無理なので、そこで引き返してきた。
ランナーや自転車がとても多くて、確かにそういう人たちにはちょうどいい距離なのかも。
遊歩道を挟んで沼側と田んぼ・茂み側それぞれに鳥がいるので、両方に注意を向けなくてはならず忙しい(笑)楽しいけどね。
まず大きな鳴き声でセグロセキレイ。
沼には水鳥がたくさん。カルガモにマガモ。
カイツブリも多かった。大きな声でよく鳴いてたな。
カンムリカイツブリ。
カワセミもよく飛んでた。
猛禽みたいなんだけど、なんだかわからなかった。
サギたちも。
オオバンもたくさんいた。
茂みの中からバンが登場。初めて見た。
これは第1回冬羽なんですって。
別のところには夏羽の個体も。結構ハデ目。
違う鳥かと思った。
一方で樹の上にはツグミの群れが。
ここもやっぱりまだ下に降りず、群れで行動している。
シロハラもアカハラもいたんだけど、これはどっちの背中だろう。
茂みにはアオジ。なんか食べてるな。
あざとカワイイ(笑)
ここらへんで折り返して、来た道を帰っていると、田んぼ側の茂みでガサガサ音がする。
シロハラが枯葉をひっくり返すような音だけど、こんなところにシロハラはいないはず…と思ったら、なんとヒクイナ!!(写真はありません)
いつもの菅生沼で「水鶏たたく」の鳴き声はよく聴いているけれど、見たことはなかった。
思ったより小さくて、でも光彩とおなかの赤がかわいらしくて。
距離は近かったけれど、やっぱり臆病なのかなかなか写真が撮れるところには出てこなかった。
でも双眼鏡でよく観察できたので満足。
ずいぶん髪の毛の逆立ったコガモ。
水面には1羽だけコブハクチョウがいた。
見慣れているコハクチョウに比べるとなんかデカいというか、いかつい。
ジョウビタキの雄も登場。
「やんのかコラ」感がw
最後の最後にシジュウカラとエナガの混群に囲まれた。
今年はいろんなところへ行き、いろんな鳥を見たけれど、締めの大みそかにふさわしい鳥見散歩でした。
1月にも来る予定があるので、晴れたらいいなあ。
●この日見た/声を聞いた鳥
- カルガモ
- マガモ
- オナガガモ
- コガモ
- キジ
- カイツブリ
- カンムリカイツブリ
- カワラバト
- ドバト
- クイナ(声)
- バン
- オオバン
- ヒクイナ
- カワウ
- アオサギ
- ダイサギ(たぶん)
- コサギ
- トビ
- カワセミ
- モズ
- ハシブトガラス
- シジュウカラ
- ヒヨドリ
- エナガ
- ムクドリ
- アカハラ
- シロハラ
- ツグミ
- ジョウビタキ
- スズメ
- セグロセキレイ
- ホオジロ
- オオジュリン
- アオジ