人を笑わせるのって難しい。
笑われることはあっても、笑わせることはできません。
計算をしつくしても笑いがとれないのに、バイトをしてでも芸人を続けている人たち。
花火大会の会場で漫才をすることになった徳永くん。
これじゃあ、書名『花火』と言われちゃうな。
これも又吉さんの笑いなのかな?
文学的な言い回しに、太宰をこよなく愛している又吉さんのあの顔が浮かびました。
無表情な、あの顔が。
又吉さんは無表情で淡々としているのに、なんなん?この流れるような文学的表現は?
難しい言葉がたびたび出てくるせいで、目の動きが止まりすーっと瞼がおりてきてしまいました。
それも2回。芥川賞を受賞する前から、又吉さんの大ファンですが。
一字一句を丁寧に読まないといけないと感じました。
先輩神谷さんとのカケアイの頃には、一字一句に笑いが込められていて、
文学的表現はどこかに行ってしまったようです。
高尚な世界から俗世間へって感じで・・・。
これも又吉さんの笑いなんでしょうか?
ピアニッシモのフレーズありがとうございます。
テレビで見かける芸人さんは、氷山の一角。
どの世界も同じだと思いますが・・・。
冷たい海の中で、芸人さんを支えている彼女たちは、きっと可愛い笑顔の素敵な人なんだと思います。