WEBデザインでは、図形や色が与えるイメージや、効果的な言葉選びについての知識が必要です。
独学や学校で学んでいる人は、難しい理論に頭を悩ませることもあるでしょう。
実際にアプリケーションツールを使ってWEBデザインの勉強を始めた人も、なかなか形にならなくて面白くないと感じるかもしれません。
そんな時は、自分がどこまで知識を身に付けたのか、デザインのセンスがあるか知るために「ポートフォリオ」を作ってみると良いでしょう。
今回は、谷宜樹が実践的なサイトの作り方を紹介します。
■「ポートフォリオ」とは?
投資の世界でも聞く言葉ですが、WEBデザインの分野においては「自分の作品(デザイン)をまとめたもの」を表します。
本来は書類をまとめるためのケースという意味ですが、クライアントに対してWEBデザイナーが自分の実績をアピールするために使う作品集のようなものですね。
谷宜樹も、クライアントに営業をかける際には、まずポートフォリオを使って実績を提示します。
WEBデザイナーはそれぞれ得意とするものが違い、好んで使うデザインもあります。
クライアントはWEBデザイナーを選ぶ際の基準として、ポートフォリオの中身や実績内容を重視していることもあるでしょう。
■初心者でもポートフォリオが必要?
WEBデザイナーとしての実績が不十分であっても、ポートフォリオを作った方が良いと谷宜樹は考えます。
アピールできるほどの実績がなくても構いません。
まずは自分がどのようなデザインを得意としているかクライアントに見てもらいましょう。
WEBデザインの勉強中であれば、これまでの学習内容をまとめてみてくださいね。
学校に通っている人は、講師から添削してもらうのも谷宜樹のおすすめです。
「レポートを提出しなさい」と言われていなくても、自分で自分をテストしてみれば良いのです。
これまで学んできて知識が付いたと思っていても、いざWEBデザインを作ってみようとすると手が止まるかもしれません。
学んだことをすぐに実践するということを繰り返せば、より自分の力になるでしょう。
■何をポートフォリオに記載する?
ポートフォリオに記載すると良い項目について、谷宜樹が基本的なものを紹介します。
・自己紹介
まずは自分のプロフィールをまとめてみましょう。
何を伝えたいかではなく、クライアントが何を知りたいと思うか考えてみてください。
実績があればここでアピールします。
・作品紹介
今までに作ったWEBデザインを載せます。
それぞれに工夫した点やクライアントの評価などの説明を加えるとより好印象です。
・スキルを自己評価
自分ができることをまとめておきましょう。
使えるツールや言語、どれくらい使いこなせるかを自己評価します。
レベルを3~5段階で表すのも谷宜樹のおすすめです。
今回谷宜樹が紹介したもの以外にも、ポートフォリオに加えると良いものがあります。
テーマによっても必要となってくるものが違うので、よく考えて選んでみましょう。
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