ひまわりのちいさなつぶやき

日々思うこと、感じたことをつれづれなるままに綴っていきます。

マイクロムーン

2021-12-20 19:31:45 | 自然

 

きのうの満月は、今年一番小さく見える月でした。

地球から一番遠くに離れてしまったそうです。

11時前くらいに見上げると、ちょうど雲の間から顔を出してくれました。

 

きょう午前中は織教室へ。

午後からは散歩がてら集金へ。

 

 

友だちのお家の山茶花です。

きょうはきのうと比べても暖かく、あしたはまた少し暖かくなるそうです。

 

 

 

 

 

  きょうの潮流

 日々寒さが増し、野は冬枯れ…と思いきや、じつは12月は実りの季節です。「クラムボンはわらったよ」で知られる宮

沢賢治の童話「やまなし」もそう。川底のカニの兄弟にとってカワセミに狙われる怖い5月に対し、12月はヤマナシが

熟す楽しみな時期だと。

▼近所で借りたうちの畑でも、ネギやカブなど冬野菜が収穫時です。9月末に種をまいた大根が、もう土から十数センチ

も飛び出すほど大きくなりました。〈大根引(だいこひ)き大根で道を教えけり〉小林一茶

▼ブロッコリーも冬が旬。日本で広まってまだ40年ほどです。季語としても新しく、詠まれ方もおもしろい。〈ブロッ

コリーの堅き団結解き放つ〉諸角直子、〈ブロッコリ小房に分けて核家族〉清水裕子

▼白菜も冬の鍋料理には欠かせません。1日干して浅漬けすれば日持ちもします。〈白菜を漬けて曠野(こうや)に生き

んとす〉。俳人の金子兜太が師事した加藤楸邨(しゅうそん)の句。凜とした決意と白菜の取り合わせにユーモアが漂い

ます。

▼楸邨には〈十二月八日の霜の屋根幾万〉の句も。1941年の作です。開戦の日の緊張感、国民を覆う不穏さが感じら

れます。今年はアジア・太平洋戦争開戦80年。新聞やテレビでも多くの特集が組まれました。

▼〈大戦起(おこ)るこの日のために獄をたまわる〉。プロレタリア俳句の運動に尽力した橋本夢道の句です。治安維持

法の違反容疑で検挙され、開戦を獄中で知りました。戦争の時代は俳句も自由に詠めませんでした。そんな時代が再びこ

ないように心新たにしたい12月です。

                   (しんぶん赤旗より)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 再校に行きました | トップ | 栴檀の実と…… »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。