観る人の少なき土俵に三人が動き回りて勝負がつきぬ
「梅」の木の下に「兎」を座らせて投函したり互助組合へ
交尾する蚊を目の前に打ちにけり何百匹かは減らせただらう
石垣の上(へ)に横たわる小判草、千両ほどの重みあるらし
この席に松村さんは座りしか四条大橋畔のドトール
常よりもしづかなる街 不規則なドットとなりて人は動ける
走つて走つて黄色いバスに乗れた人よかつたねえと遠くから見る
八台の防犯カメラに守られてゐるやうでゐて見張られてゐる
題詠 「何」にもかろうじて入っていました。
何回も聞きかへせずに呑み込んで想像のなか言葉をつなぐ
きょうは、新聞の休刊日なので、以上にします。
手を離れてしまったら、自分の歌は自分のものではなくなるので、
どんなふうに読まれるのかが心配になります。
わたしは、事実から遠い所では詠めないので、ほとんどが
体験から詠むことになります。
好きと言ってもらえる歌があって良かったです。
龍さんには、題材がいっぱいあると思いますよ!
着物のこと、硝子のこと、お子さんのこと、たくさん詠めますよ!
お互いにがんばりましょう!
感想をいただけて、本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。
龍です🐉
自粛生活で教室も休んでいるせいか、
最近短歌が詠めなくなっている私、
ひまわりさまのお作を拝読して、
また書いてみたいという気持ちになってまいりました。
バスの短歌と防犯カメラの短歌が好きです✨