ひまわりのちいさなつぶやき

日々思うこと、感じたことをつれづれなるままに綴っていきます。

雨のち曇りのち晴れ

2021-08-18 21:17:55 | つぶやき

午前中は、短歌の講座。

8人の出席で、またひとり見学の方がみえていました。

 

雨が降ったときに、靴ごと覆えるカバー、

昨日見つけて買い、カバンに入れていたのですが、

きょうの出番はありませんでした。

 

 

  きょうの潮流

 いくつもの井戸を掘り、全長24キロにも及ぶ用水路をつくり、不毛の地を

緑の農地に変える。干ばつに飢える異国の人びとの命を守るために生涯をささ

げた日本人医師の中村哲さんです。

▼長く戦乱がつづくアフガニスタンに医療や衛生、きれいな水や食べ物をもた

らしました。2年前、凶弾に倒れるまで同国の土台づくりに力を尽くした彼は、

いつもこう説いていました。武器ではなく命の水を―。

▼逆に命を奪い、国を混乱させたのが米国による報復戦争でした。9・11同

時多発テロから20年。米国史上最長の戦争によって失われた人命は16万余

を数え、うち市民の犠牲が4万人をこえます。

▼ただ復讐(ふくしゅう)心を満足させるための戦争。暴力は暴力を生み、

憎しみは憎しみをよぶ。その連鎖がタリバンをふたたび勢いづける温床となり

ました。空爆や自爆テロが女性や子どもといった罪なき者を傷つけ、生活を

破壊する。それがまたテロを招くと中村さんも指摘していました。

▼大国の思い上がった戦争は自国民にも深刻な影響をあたえ、帰還兵の多くが

PTSDに苦しんでいます。武器は絶望しかもたらしません。今後、米国と国

際社会はタリバンによる恐怖政治の復活を許さず、国の再建を支えていく責任

があります。

▼アフガンはイスラムの国です。交わされるあいさつの「サラーム」には平和

という意味が込められているといいます。果てない戦争や暴力にうみ、穏やか

な日常を待ち望んでいる人びと。みなが心から笑顔で「サラーム」といえる日

を早く。

                (しんぶん赤旗より)

 


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