ひまわりのちいさなつぶやき

日々思うこと、感じたことをつれづれなるままに綴っていきます。

プチうつ状態

2022-04-12 12:02:08 | つぶやき

お雛様から、鯉のぼりにようやく変わった玄関。

 

絵のやうに真横になびく鯉のぼり見つつ歩めリ田中の道を

                                      (「塔」2017年9月号)

 

美容院からの帰りに、田んぼの中のお家の庭に

4匹の大きな鯉が泳いでいる鯉のぼりを見つけて詠みました。

 

布製の緋鯉と真鯉

 

 

桐野夏生さんの「日没」を一週間前に読み終えました。

最後に救いがあるのかと、小さな希望を持ちながら読んだのですが、

それは叶わず、残酷な最後でした。

 

「反戦デモ」を、陸上自衛隊の新たな戦いとして想定していたことが

判明しました。

「日没」は、こんなことも視野に入れて書かれたのでしょうか?

「表現の自由」が奪われると独裁国家になってしまいます。

今のロシアは、すでにそうなった姿だということですね。

 

 

 

 

 

きょうの潮流

 明るさと元気をくれる偉業です。プロ野球・ロッテの佐々木朗希(ろうき)投手が10日、完全試合を達成しました。

「1年間結果を出すことが求められている。切り替えてがんばりたい」。一夜明けても謙虚な姿勢は変わりません。

▼記録ずくめの快挙でした。完全試合は28年ぶりで、20歳5カ月は史上最年少。まだプロ14試合目、初の完投試合

でもありました。

▼大きく足を上げるダイナミックなフォーム。最速164キロの速球を軸に三振の山を築き、13者連続はプロ野球新記

録。1試合19奪三振も日本タイ記録です。スポーツ紙には「球史の怪物」の言葉も躍ります。

▼本格的に野球に取り組み始めた9歳のとき、東日本大震災に遭いました。岩手県陸前高田市の家は流され、父と祖父母

を失います。「悲しいことではあったのですが、いまに生きている」。つらさを乗り越えここまで。いつも控えめな発言

で、コツコツと努力する人柄も自身を支えます。

▼周りの“アシスト”も見逃せません。大船渡高校時代の国保(こくぼ)陽平監督は、甲子園目前の岩手県大会決勝で、「故

障を防ぐため」と連投を回避。批判を浴びつつも信念はゆらぎませんでした。ロッテのコーチ陣も長い目でみつめ、入団

後は体づくりに専念させました。いまも無理はさせません。ともに目先の勝利より豊かな未来を見すえた英断です。

▼まだまだ成長途上です。その可能性ははかりしれません。こんな夢をくれる選手の陰に、周りの人々の忍耐と勇気、豊

かな知性があることにも思いをはせたい。

                      (しんぶん赤旗より)

 


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