ひまわりのちいさなつぶやき

日々思うこと、感じたことをつれづれなるままに綴っていきます。

行き合いの空

2023-09-13 20:44:50 | 自然

まだまだ暑いですね!

午前中に見た西の空です。

下は夏の雲、上は秋の雲で、行き合いの空だなぁと思いました。

 

 

     9月16日付けの新婦人しんぶんに、三重大学大学院教授の立花義裕さんが、

     「異常気象が当たり前になり、日本の季節は四季ではなく、長い夏と冬の

     二季になるかも知れません」と書いておられます。

 

          3つのキーワード

       1,偏西風の激しい蛇行

       2,北極の極端な温暖化

       3,気象は連鎖する

 

     北極側の寒気と赤道側の暖気の温度差が小さくなり、偏西風の速度が遅くなる。

     すると偏西風が大きく蛇行し、日本の北側に留まって暑い日が続いている。

     遠い北極の温暖化が、日本の猛暑につながっている。

     猛暑は、地表の温度だけでなく、海面水温も上げている。すると、水蒸気が

     たくさん発生して上空で雲になり、雨を降らせる。そこに低気圧がきて

     普段よりも強力な低気圧になり、豪雨になる。

     猛暑という異常気象が、豪雨という異常気象に連鎖している。

     7月からの猛暑で上がった海面水温は、陽ざしが秋めいてきても下がらずに、

     残暑が厳しくなっている。

     そうして、温かい海からのたくさんの水蒸気は雲になり、今度は冬の寒気や

     寒波で冷やされ、豪雪になる。

 

     わたしたちにできることは、根本療法としてCO2を減らすこと。

     大事なのは社会構造を変えること。行き過ぎた車依存社会を変え、

     バスや鉄道に自転車を持ち込めるようにしたり、

     貨物輸送をトラックから鉄道や船舶にシフトしたりするなど・・・。

     対処療法としては、温暖化に適応した社会・暮らしを作ること。

     例えば、家のカーテンを遮熱生のものに変える、暑い時間に外に出ない、

     など・・・。

 

     気温や降水量などの気象情報をチェックして暮らしましょう。

     気象には理屈があり、理由があるので、それを知れば

     いま何をしなきゃいけないかがわかります。

 

     ・・・ということを書いておられました。

 

母の日に届いたバラが、また咲いてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

きょうの潮流

 家でテレビを見ていた時のことです。番組は、ある高校にプリントシール機を設置し、生徒が好きな相手を誘って

一緒に写真を撮る―という内容でした。

▼女子生徒から男子生徒、男子生徒から女子生徒へと緊張しながら声をかけます。するとわが子が「女子から女子、

男子から男子っていうパターンがあってもいいのにね」と一言。私にはなかった発想に、ハッとさせられました。

▼ドラマなどで同性愛が肯定的に描かれたり、多彩な性的指向(恋愛の対象となる性別)を耳にしたりと性の多様性

にふれる機会が増えました。「当たり前」と思っていたことを考え直す機会も増えたと感じます。

▼この夏開かれた全国保育団体合同研究集会「乳幼児期の性と保育」の分科会では、保育園での工夫が報告されまし

た。たとえば壁が低く丸見えだったトイレを改善したり、部屋に仕切りを置いて着替える場所を作ったり。乳幼児だ

から平気だと考えず自分の体を守れるように配慮する。子どもは「自分が大切にされている」と感じ、他者を大切に

する気持ちにつながっていくのだと。

▼絵本を使った性教育で、だれを好きになってもいいこと、家族のかたちは多様でパパがいなくてもママが2人いて

も、いろいろあって当たり前だと伝えているという話も。

▼性について学び考えることは、多様な生き方や人権を尊重することにつながります。つくられた「普通」と、その

もとで続いてきた制度や慣習。仕方ないとあきらめず、多彩な選択肢をつくっていく時です。

                     (しんぶん赤旗より)

 

 

 


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