秋田県のKさんが、温かいお手紙と共に「介護百人一首」の冊子を送ってくださった。
昨年秋に募集があって、暮れに百首が選出・発表されて、今年の1月に冊子になったというもの。
Kさんとは、2003年11月に高岡の「全国万葉短歌大会」で知り合い、それ以後、年賀状の交換をしている。
その時、Kさんは「万葉大賞」を受賞された。(わたしは、佳作・笑)
今回のKさんの歌は、
「キムラさん休んでたんせと姑(はは)の呼ぶ今日はしばらくキムラさんになる」
(「たんせ」とは秋田弁で「~してください」の意味)
わかる、わかる!
認知症の義母には、目の前の人もときどき違う人になって見える。
きのう「わたし」は、「夫の姉」だったもんなぁ。(苦笑)
Kさんは、50歳~60歳の10年間、認知症のお姑さんを介護された。
今のように施設を利用する社会情勢でもなく、利用するする人は白眼視されていて、
仕事に就いていなかったKさんが、ひとりで24時間まるまる介護にあたったそうだ。
頭のさがること。
介護の疲れから難聴になり、手術をされたけれど、聴力は戻っていないとのこと。
そんなKさんが、わたしのことを心配して「介護百人一首」を送ってくださったのだ。
「あなたを少しでも励ますことができたらと思って」と書いてくださっている。
ほんとに有り難いお気持ち。
Kさんは、知り合ったときに名刺をくださった。
そこには、「横手かまくらボランティアガイド」と書いてある。
お義母さんを送られたあと、「かまくら」「梵天まつり」のガイドとして、いきいきと活動されている。
それは、一言も「ありがとう」と言わなかったご主人からのご褒美であるらしい。
Kさんに比べたら、わたしのしている介護なんてままごとみたいなものかも知れない。
なのに、なかなか優しくできないわたし。 ほんとに出来の悪い嫁!
きょうから一週間あまりショートスティにお世話になるので、ほっとしているわたし。
こんな日がなかったら、わたしには勤まらない!(まだ、二ヶ月なのに!)
へたくそなわたしの歌。
「洗濯物たたみを頼めば『うん』と笑みを返す義母さん子どもにもどり」
(だいぶ字余り)
(写真は、「かぶ」の花、大根の花とよく似ています)
昨年秋に募集があって、暮れに百首が選出・発表されて、今年の1月に冊子になったというもの。
Kさんとは、2003年11月に高岡の「全国万葉短歌大会」で知り合い、それ以後、年賀状の交換をしている。
その時、Kさんは「万葉大賞」を受賞された。(わたしは、佳作・笑)
今回のKさんの歌は、
「キムラさん休んでたんせと姑(はは)の呼ぶ今日はしばらくキムラさんになる」
(「たんせ」とは秋田弁で「~してください」の意味)
わかる、わかる!
認知症の義母には、目の前の人もときどき違う人になって見える。
きのう「わたし」は、「夫の姉」だったもんなぁ。(苦笑)
Kさんは、50歳~60歳の10年間、認知症のお姑さんを介護された。
今のように施設を利用する社会情勢でもなく、利用するする人は白眼視されていて、
仕事に就いていなかったKさんが、ひとりで24時間まるまる介護にあたったそうだ。
頭のさがること。
介護の疲れから難聴になり、手術をされたけれど、聴力は戻っていないとのこと。
そんなKさんが、わたしのことを心配して「介護百人一首」を送ってくださったのだ。
「あなたを少しでも励ますことができたらと思って」と書いてくださっている。
ほんとに有り難いお気持ち。
Kさんは、知り合ったときに名刺をくださった。
そこには、「横手かまくらボランティアガイド」と書いてある。
お義母さんを送られたあと、「かまくら」「梵天まつり」のガイドとして、いきいきと活動されている。
それは、一言も「ありがとう」と言わなかったご主人からのご褒美であるらしい。
Kさんに比べたら、わたしのしている介護なんてままごとみたいなものかも知れない。
なのに、なかなか優しくできないわたし。 ほんとに出来の悪い嫁!
きょうから一週間あまりショートスティにお世話になるので、ほっとしているわたし。
こんな日がなかったら、わたしには勤まらない!(まだ、二ヶ月なのに!)
へたくそなわたしの歌。
「洗濯物たたみを頼めば『うん』と笑みを返す義母さん子どもにもどり」
(だいぶ字余り)
(写真は、「かぶ」の花、大根の花とよく似ています)
選者のひとり、荒木由美子さんは、20年もお姑さんを介護なさったそうです。
子育てと介護が同時進行だったという人もいますし、みんな大変な経験をしておられるんだなあと思います。
ひとりじゃないんだって思うだけでも、少し軽くなる気がします。
もっと福祉を充実させてほしいという気持ちを抱えつつ、今できることをやっていくしかありません。
敦子さんのお話、読ませていただきたいです。
やぎさん、ご両親とのお別れがあっという間だったのですね。
それも辛いです。
自分が介護をされる身になったら、またいろいろと悩んでしまうんだろうなと思います。
できるだけ、迷惑をかけないようにとは思いますが。
頭も体も適当に動かして、訓練しておきたいですね。
歌に詠んでしまうことで、解消されることもあるかなぁと思っています。
通勤途上駅で心筋梗塞で亡くなった父。脳出血で倒れ救急車で病院に運ばれ3日で亡くなった母。
私には介護の経験が全くないのです。だから、介護の話にはなかなか入れないのですが、いずれ自分の問題になると真剣に考えています。
テレビ、新聞などで報道される数々の事件全て他人事ではないないですね。皆さんのお話や歌も生き方の問題として受け止めていきたいと思っています。
そしたらやっぱり。
辛い介護の中であふれる気持ちを、言葉で語るっていいですね。
辛い気持ちをまっすぐ引き受ける人に、惹かれます。
まっすぐ受け止めるからこそ、希望が見えるような。
(季節風に投稿したのもそんなの。だから、やさしくないかも)
ひまわりさん、お仲間と短歌で励まし合うって、すてきです!
ほんとに頭の下がる思いです。
みんな順繰りに、誰かのお世話になって旅立って行くものなのでしょうね。
今はわたしの番ということで、気持ちを柔らかくしてがんばります。
正宗さんも経験されてきたのですね。
正宗さんのように優しくは、なかなかなれないですが、励ましてくださる方がたくさんおられることを有り難く思いながらがんばります。
「介護百人一首」は、NHKの下のサイトで読めます。
http://www.nhk.or.jp/heart-pj/
さくらさん、正宗さん、どうぞ詠んでみてください。
素晴らしいお知り合いの方がいらっしゃるんですね。
心が疲れた時は、優しい御心使い胸に染み入りますね。
優しい人に、優しい人々が集まるのではないでしょうか。
どうぞ出来の悪い嫁、なんて言わないでね。(^o-)-☆
そうそう、うちの義母は主人のことを誰かと聞くと、
「タツノオトシゴや」と真面目に答えていましたよ(笑)。
ひまわりさんのおかげで、かぶの花初めてみました!白なんですね!