これで見ると、けっこう降っていますね!
今ラジオで、京都の北部に「大雪警報」が出たと言っています。
朝の西山
空には、下弦の1日前の月が出ていました。
きょうは息子の35歳の誕生日です。
良いご縁を待っているのですが、なかなかです。
出雲大社には郵送でご縁をお願いする制度があるそうです。
ご祈祷料は、8000円からということです♡
きょうの潮流
ひなたの道を歩いてほしいと、子の名に込めた思い。朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の主人公「るい」は、黒人の音
楽だったジャズを世界にひろめたルイ・アームストロングから名付けられました。
▼彼が歌った「オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート(明るい表通りで)」。つらい人生でも陽(ひ)の当
たる道を歩けば、きっとうまくいく―。そんな前向きな曲が世に出たのは1930年。大恐慌にあえぐ暗い世相をふきと
ばすように歌われたといいます。
▼今年はルイ・アームストロング生誕120年、没後50年の節目です。新たなドキュメンタリー映画がつくられるなど
功績がたたえられ、その音楽も再び注目されています。
▼1901年、黒人奴隷の玄関口だった米ニューオーリンズのスラム街で生まれた彼は、貧困と暴力と音楽に囲まれて育
ちました。10代の頃に銃を発砲し少年院へ。そこで金管楽器のコルネットに出あい、音楽の道へふみだします。
▼「聖者の行進」に代表される悲しみと歓喜のリズム。これまでの常識や価値観に縛られないジャズの世界。そこには理
不尽な扱いや差別を受けてきた人びとの、自由への渇望が叫びとなって流れています。
▼トランぺッターとしての高い技術と独特のだみ声。人種や国をこえてきた彼の名曲に「この素晴らしき世界」がありま
す。愛と融和、平和に思いをはせた歌はコロナ禍の分断のなかで盛んに再生されています。希望をもとう、この世はなん
て素晴らしいんだ。そう呼びかけるように。
(しんぶん赤旗より)