花を手に「この子は」という友とゐて園芸店に半日過ごす
花を愛する彼女は、グリーンハンドの持ち主です。
そのお庭から、薔薇を紹介します。
これは、帰る時にお土産にともらった薔薇と芍薬(左上)です。
玄関でまだ良い香りをさせています。
名前は彼女ならすぐに応えてくれるのですが、
わたしには覚えられませんでした。
きょうの潮流
グループサウンズが全盛だった60年代。ひとりの人物が日本の芸能界に新風を吹き込みました。歌って踊れる
少年グループの誕生。それが多くのファンを巻き込みながら成長してきたジャニーズです。
▼創業者は米国のショービジネスを学んだジャニー喜多川氏。4年前に亡くなるまでタレントの発掘や育成の全権
をにぎり、事務所を運営してきた姉のメリー喜多川氏とともに一大勢力を築き上げました。
▼長年ジャニーズを取材してきた作家によると、ジャニー氏には口癖がありました。「ぼくはどんな少年でもスタ
ーにできる。ただし、ぼくが好きになった子でなければダメ」。所属の少年たちを「うちの子」と呼んではばから
ない関係は「性的な好き嫌い」とも結びついていたと(『異能の男 ジャニー喜多川』)
▼絶対的な権限をもつ創業者から所属タレントが性被害を受けたとされる問題で、ジャニーズの現社長がおわびを
表明しました。事実と認めることは容易ではないとしながらも。
▼ジャニー氏による性加害は、これまでも一部メディアや海外の放送局で取り上げられてきました。週刊誌との裁
判でもセクハラ行為はあったと認定されています。しかしジャニーズ事務所は顔を背けてきました。
▼性加害の検証と謝罪を求める署名を集めたファン有志の団体は、どのような方法で被害者と向き合っていくのか
続報を待ちたいといいます。重い口を開いた性被害者の告発。華々しさの裏で少年たちの夢を食い物にしてきた罪
は決して消えません。
(しんぶん赤旗より)
少年たちの心と体に多大な影響を残して
逝ってしまった人。今、何を思って見て
いるのでしょうか?