おとといの西の空 少し夕焼けています
きのうの西の空 筋のある雲
きょうは、再校の日。
14人でやりました。
そこで、27日の歌会は中止にすることを決めてきました。
「まん延防止措置」が適応されることになりそうなので、
選者の方と相談して決めました。
帰ってきてから、詠草を送ってくださった方に
お知らせメールを送りました。
きょうの潮流
「映画を通じて、娘自身が『私はここにいるよ』とみんなに伝えたんだな、と思うんです」
▼各地で上映が始まったドキュメンタリー映画「帆花(ほのか)」。生後すぐに「脳死に近い状態」と医師に言われた西
村帆花さんの成長と、家族の姿を追っています。脳波がないと言われながらも、反応がある娘との間での葛藤。理佐さん
と秀勝さん夫婦はその成長を信じて、ヘルパーとともにケアする日々を送ります。
▼映画に登場するのは、3歳から小学校入学前までの帆花さん。家族の日常を描く72分はあっという間です。「機械に
つながれた生まれたてのわが子を見た時、どう受け止めていいかわからなかった」と理佐さん。ネガティブな感情が生ま
れたとしたら「なぜ?」と考え続けてくれればと願います。
▼「でもね、未熟だった自分を突きつけられるようで、映画を見るのはちょっとつらい」とも。手探り状態のケア、閉ざ
された2人きりの空間で行き詰まっていたからです。帆花さんが学校に通うようになってからはお互いの世界が広がり、
息苦しさに見舞われることはほとんどなくなりました。
▼「責任が取れないから」。そんな理由で支援を断られるたびに「責任はケアを頼む私たち夫婦にあるのに」とやりきれ
ない気持ちに。「同じ方向を向いて、私たちと一緒に生きてくれる支援者がどれだけ得られるか。それが帆花の命を左右
するんです」
▼そっと握った帆花さんの手の温かさ。「私はここで生きてるよ」。そんなささやきが聞こえてきました。
(しんぶん赤旗より)