東京、大阪、兵庫、京都に緊急事態宣言。
4月25日~5月11日
12日に、バッハ会長が来るから、それまでに収めたい?
収まる気がしませんが!
五輪の開催を辞めた方が良いと思います。
愛媛県に、「まん延防止等重点措置」を出し、
宮城と沖縄のそれは、延期だそうです。
25日の京都歌会は中止になりました。
会館がもう使えなくなったからです。
18日に再校をしたところに飾られていた兜です。
潮流 (4月23日)
家は心の中にある。希望は路上にある。そう信じて車上生活を続けながら季節労働の現場を渡り歩く。
そんな人々を描いたのが日本でも公開中の「ノマドランド」です。▼遊牧民や放浪の民を意味するノマド。
今では時間と場所にとらわれずに働く人や働き方にも使われています。映画は、みずからの生きる道を
模索する現代のノマドを通して、ほんとうの幸せとは何かを問いかけてきます。▼26日に発表される
今年のアカデミー賞でも作品賞の有力候補。広大なアメリカの美しくも厳しい自然を背景に、この国の
今を映し出しました。映像からは人とひとが出会い心を通わせる温かさとともに、もの悲しさやうら
寂しさも漂います。▼実際、原作本の『ノマド』には、長く密着取材したジャーナリストの手によって
漂流する高齢の労働者たちの苛酷な現実が赤裸々に綴られています。低賃金で賃貸料や住宅ローンが払え
ない、少ない年金で生活がたちゆかない。さまざまな事情から、「普通」の暮らしを諦め、車上で生きる
姿を。▼著者は住宅バブルの崩壊とともに急増したノマド同様、いま何百万人もの米国人が生活様式を変え
ざるを得なくなっているといいます。原因となる収入の不平等は、「格差なんて生やさしい言葉で表せる
ものではなく、もはや深淵」だと。▼世界最大の資本主義国家、もっとも豊かな国といわれるアメリカで
崩れていく社会の土台。日本も決して対岸の火事ではないでしょう。それでも人は走りつづけます。
希望を求めて。 (しんぶん赤旗より)
これも見たかった映画ですが、映画館も閉まってしまうかも知れません。