広島も長崎もまた雨のなか しづかな祈りいちにち続く
忘れていたわけではなく、個人的な忙しさの中に埋もれさせてしまいました。
広島の式典はNHKの中継で見ていました。
広島の松井一実市長は、「平和宣言」の中で、「集団的自衛権」には触れませんでしたが、
「唯一の被爆国である日本政府は、我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増している今こそ、
日本国憲法の崇高な平和主義の下で69年間、戦争をしなかった事実を重く受け止める必要が
あります」と語りました。
安倍首相の目が泳いでいたように見えましたが、思い違いでしょう。
挨拶は、昨年の文章を今年に合わせただけのものだったようです。
雨だったから、「「蝉時雨が今もしじまを破る」を削除したり、68を69にしただけの・・・。
一国の首相である人が、事務的な対応で済まそうとは、情けないじゃないですか!
きのうは、中継は見られませんでしたが、平和を願う人たちと、いろいろ語り合っていました。
長崎の田上富久市長は、「集団的自衛権」にもしっかりと言及し、
「日本国憲法に込められた『戦争をしない』という誓いは、被爆国日本の原点であるとともに、
被爆地長崎の原点でもあります。・・・・・世界のみなさん、次の世代に『核兵器のない世界』
を引き継ぎましょう」と、宣言しました。
福島の復興を願い、さまざまな支援を続けていきます。 ともおっしゃいました。
安倍さんは、よその国にばかり出かけて行かずに、
福島や岩手や宮城をしっかり歩いてほしいと思います。
まず、自分の国の中の困っている人と顔を合わせて、
声を聞くことが先ではないでしょうか?