さくらんぼがたくさん紅くなってきたので、採ってみました。
去年より大きく立派なんですが、味が水っぽくて「美味しい」とは言えません🍒
鳥にあげることにしようかな?
一応、網をかけて守ってるのですが、わずかな隙間から中に入って、
くちばしでつまんでいく鳥を目撃しました💦
1日、2日と動きすぎたので疲れてしまい、きょうは近くに買い物に出ただけで、
憲法集会は、YouTubeでの参加にしました。
講演は、ジャーナリストで日本平和委員会常任理事の末松靖司さんでした。
「アメリカの世界戦略を担う岸田大軍拡ーいま耀く憲法9条ー」
ずばり、アメリカ追随の大軍拡であることを語っておられました。
イカリソウ
テッセン
いま問われているのは、これからの世の中に「戦争」を許すのか、
「平和」を続ける努力をするのか、です!
こんな世の中になるなんて、信じられないです。
孫や子に、教え子たちにも申し訳ないです。
余生は、少しでも良い世の中を作るために生きていこうと思います。
きょうの潮流
8000万人とも言われる犠牲者を出した第2次世界大戦。二度と惨禍を繰り返さないために、1945年10
月に発効した国連憲章は武力行使を禁じ、「戦争違法化」を宣言しました。
▼残念ながら、戦後も米国や旧ソ連、その同盟国などが違法な侵略戦争を繰り返し、戦禍が絶えませんでした。現
在、進行中のロシアによるウクライナ侵略も、厳しい現実を突きつけています。
▼民族対立や内戦を含めると、世界196カ国のうち、ほとんどが戦争当事国になってきました。筆者も以前、赴
任していたインドで多くの戦死体を目の当たりにしたことがあります。
▼第2次世界大戦後、一度も戦争していない国は、わずか数カ国とされています。その一つが日本です。自衛隊は
世界有数の軍事力を保持しながら、54年7月の発足以来、1人の外国人も殺さず、1人の戦死者も出していませ
ん。こうした奇跡的な状況をもたらしたのが、戦力不保持・交戦権否認を明記した憲法9条です。
▼戦後の歴代政権は、自衛隊は「戦力」ではなく、「自衛のための必要最小限度の実力」だとして「合憲」としま
したが、9条との矛盾を埋めるために、「専守防衛に徹する」など多くの“歯止め”をかけてきました。その結果、
「誰も死なない、誰も殺さない」軍隊となったのです。
▼海外での米軍の戦争への参戦を望む改憲勢力は、憲法9条の下で歩んできた戦後史を「恥」だと感じています。
しかし、「戦争違法化」の先駆けである9条は、日本が世界に誇るべき宝です。
(しんぶん赤旗より)
主張
憲法施行76年
9条の力で「戦争国家」阻もう
日本国憲法が1947年5月3日に施行されて、きょうで76年です。今年の憲法記念日は、戦争と平和をめぐって戦後最大の岐路の中で迎えています。岸田文雄政権が推進する敵基地攻撃能力の保有と空前の大軍拡は、日本を「戦争国家」につくりかえる道であり、国の在り方を根底から覆す暴挙です。岸田首相は9条自体の改憲にも固執しています。78年前、侵略戦争に敗れた日本は二度と戦争をしないと誓いました。その原点を否定し、日本を「新たな戦前」に引き戻す企てを許さないために、今こそ力を合わせましょう。
戦後の原点否定許されぬ
岸田首相は4月25日の自民党改憲実現本部の会合で、来年9月までの党総裁任期中に改憲を実現すると改めて表明しました。9条への自衛隊明記案などは緊急課題とし、「早期に国民に選択してもらう機会をつくる努力をする」と強調しました。改憲発議に向けて衆参の憲法審査会の議論促進を迫ったものです。同審査会では自民、公明、日本維新の会、国民民主などが具体的な改憲項目のすり合わせの議論を加速させています。
岸田政権は、歴代政権が掲げてきた「専守防衛」を完全に投げ捨てて敵基地攻撃能力の保有に踏み出し、周辺国に軍事的な脅威を与えようとしています。戦争放棄・戦力不保持・交戦権否認を定めた9条とは到底相いれず、憲法違反の極致という他ありません。
このような乱暴なやり方で9条の実質的な空洞化を進めるのと同時に、9条の条文そのものを改変する明文改憲に本格的に踏み込もうという動きは極めて重大です。
日本の始めた侵略戦争は、2000万人を超えるアジア諸国民と310万人以上の日本人の命を奪いました。戦争の過ちを再び犯さないと世界に宣言したのが憲法です。確固とした決意は「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにする」と憲法前文に刻まれています。
3月に死去した作家の大江健三郎さんは1994年、ストックホルムでのノーベル文学賞受賞記念講演で「日本は、再出発のための憲法の核心に、不戦の誓いをおく必要があった…日本人は新生へのモラルの基本として、不戦の原理を選んだ」「この不戦の誓いを日本国の憲法から取り外せば…アジアと広島、長崎の犠牲者たちを裏切ることになる」と力説しました。
大江さんは2004年に結成された「九条の会」の呼びかけ人の一人となり、講演などに尽力しました。そこでは9条の「正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し」の「希求」に着目し、敗戦直後の日本人がこの言葉を選んだ意味を問いかけました。憲法が危機にある今、戦後の出発点を想起しなければなりません。
軍事優先の社会にしない
9条は平和問題だけでなく、自由や人権を守る土台でもあります。国民生活のあらゆる分野が戦争に総動員された国の仕組みは敗戦で解体されました。青井未帆・学習院大学大学院教授は、軍事を否定した9条の意義について「自由が現実に侵害される一歩手前でこれを防ぐ、いわば『防火壁』のような役割を果たす」(『世界』5月号)と指摘します。岸田政権がさまざまな分野で戦争準備体制づくりを狙う中、9条を生かす政治の実現が重要となっています。
(しんぶん赤旗より)