チャートテーブルという名の無駄なスペースをどうするか?

ヨットにはチャートテーブルというものが設置されています。（ヨットに限ら
ず、およそ“航海”することを目的としている船にはチャートテーブルがありま
す。）チャートとは「海図」のこと。海図を広げるテーブルが「チャートテーブル」です。

（お借り画像）
海図を広げることがことができないと「チャートワーク」ができません。チャートワークとは、海図上に自艇の位置、進路を記入することで、航海するには絶対必要な作業です。

しかし、最近は紙の海図はほとんど使いません。「電子海図」というものがＧＰＳ機器に内蔵されていて、チャートワークはGPS画面上でできます。

（お借り画像）

ですので、現在は紙の海図は必要ないのです。持っていたとしてもＧＰＳが壊れた時のバックアップとして持っている程度でしょう。（それと、全体を俯瞰するには紙の海図が便利ですね。）

したがって、今のヨットには昔のような立派なチャートテーブルはもはや無用の長物と化しているのです。

リベッチオの場合、普通のテーブルと、チャートテーブルが設置されています。
(NJYのHPより借用）
最近のリベッチオはチャートテーブルのスペースが個室トイレになり、チャート
テーブルはなくなりました。
(NJYのHPより借用）
私のPukalaniでは、コンロを廃止（カセットコンロを使います）して、そのスペースにクーラーボックスを置き、その上を小さなテーブルとしました。
ですので、物を置くためのテーブルはもう十分であり、チャートテーブルは完全なるムダなスペースなのです。

とはいえ、工具やら文具などの雑多なものの収納スペースは必要です。
オーディオ機器の設置場所も代替地を探さなくてはなりません。
３つ目のバッテリーも何とかする必要があります。
しかし、いずれもチャートテーブルに付属しているというより、チャートテーブルがほとんど使われないので、そのあたりのスペースが（前オーナーに）狙われたという感じですね。

ということで、ここをどう改造すべきか？
非常に悩ましいところです。

①のあたりを切り縮めて、②の部分にも座れるようにベンチにしてはどうか？と漠然と考えていますが、さてどうなりますやら。

梅雨が明けましたね。

僚艇が次々にクルージングに出ていきました。

我が艇も早く行きたいなあ。