車にもフェンダーという部品がありますが、船にもフェンダーがあります。
ただし、車のフェンダーは万が一ぶつけたり擦ったりしたときの保護が目的で、恒常的に使われるのではなく、できればなるべく出番がないのが理想ですよね。
ところが、船のフェンダー(ボートフェンダー)は停泊中は常に使われるもの。
ところが、船のフェンダー(ボートフェンダー)は停泊中は常に使われるもの。
大型ヨットになると、フェンダーも大きいですねえ。
だから、痛みも激しい消耗品なのです。
消耗品と言いつつもそれなりのお値段はするので、どのオーナーも大事に使ってます。
中には服を着せてるオーナーもいます。
(お借り画像)
この布製カバーはフェンダー・ソックス(靴下)と呼びます。
(お借り画像)
そんなフェンダーですが、船にはただ一本のロープで結んであるだけ。
だから、結び方が甘いと、紛失する危険性も高いのです。
だから、結び方が甘いと、紛失する危険性も高いのです。
他のオーナーさんは、どんな風にフェンダーを結んでいるか観察してみました。
いろいろあるもんですね。
巻き結び(クラブ・ヒッチ)で結ぶというのが定番なのですが、巻き結び(クラブ・ヒッチ)には2つの欠点があって、ひとつは常にテンションがかかっていないと緩むことがあるという点。もうひとつが、テンションが強すぎると固く締まって緩まなくなってしまうことがあるという点。
フェンダーは風や波に煽られたりして、テンションが必ずしも一定ではないことがあるので、単純な巻き結び(クラブ・ヒッチ)は危ないと思います。危ないといっても、命にかかわることではないと思えるオーナーもいるでしょうが、私などは、命の次に大切な財布の中身に関わることなので、絶対にフェンダー紛失は避けたいのです。
そこで、私が採用しているフェンダー結びは、「ラウンドターンツーハーフヒッチ
(Round turn and two half hitch)」という結び方です。
この結び方は、昔、帆船海星に乗った時に教えてもらった結び方です。
主に、マストを登って、帆をたたんで、ヤードに縛り付けるときに使う結び方で、しっかりと縛ることができることと、片手だけでも縛ることができる(もう片方の手は自分の体を支えないといけないのです。)結び方なのです。
やり方は、覚えてしまえばカンタン。
Round turn という結びと、
Two half hitchという結びを組み合わせたもので、
これがラウンドターン。くるっと巻いただけです。
フェンダーは風や波に煽られたりして、テンションが必ずしも一定ではないことがあるので、単純な巻き結び(クラブ・ヒッチ)は危ないと思います。危ないといっても、命にかかわることではないと思えるオーナーもいるでしょうが、私などは、命の次に大切な財布の中身に関わることなので、絶対にフェンダー紛失は避けたいのです。
そこで、私が採用しているフェンダー結びは、「ラウンドターンツーハーフヒッチ
(Round turn and two half hitch)」という結び方です。
この結び方は、昔、帆船海星に乗った時に教えてもらった結び方です。
主に、マストを登って、帆をたたんで、ヤードに縛り付けるときに使う結び方で、しっかりと縛ることができることと、片手だけでも縛ることができる(もう片方の手は自分の体を支えないといけないのです。)結び方なのです。
やり方は、覚えてしまえばカンタン。
Round turn という結びと、
Two half hitchという結びを組み合わせたもので、
これがラウンドターン。くるっと巻いただけです。
ラウンドターンした上で、
まずはハーフヒッチ、
ハーフヒッチを繰り返せばツーハーフヒッチ。ハーフヒッチを2回やるのでTwoハーフヒッチですね。良く見るとクラブ・ヒッチをロープに対して行っているだけです。
これはほどけないですよ。
それにしても、もうちょっときれいに洗っておくことの方が大事ではないかと、自艇のフェンダーを見ていて痛感しました。でも、フェンダーの汚れはガンコなんです
よね~。
それにしても、もうちょっときれいに洗っておくことの方が大事ではないかと、自艇のフェンダーを見ていて痛感しました。でも、フェンダーの汚れはガンコなんです
よね~。
今回紹介の結び方がベストと言うつもりはありませんが、ご参考にしていただければ幸いです。