この業界の今年の大事件、4月から消費税が3%上がる。
前回3%から5%に上がったのは97年度。
車の販売台数は14%落ちました。
高い車が影響あったのでしょう、
登録車だけだと、前年に駆け込みがあって10%上がり、20%下がった感じ。
ただ、その後の15年をグラフでみると、バブル崩壊後ずっと右肩下がりなので、
販売台数という点では、現場が騒いだほどは消費税増税の影響はなかったように思えます。
売れ筋は大きく変わっていますが。
(軽自動車は、98年10月に新規格になりましたので、そっちの影響の方が大きく、
その後は販売好調、大きくシェアを拡大しているのは既知の通り)
クルマは必需品ですから。
ちなみに、消費税導入前のお話は 環境税?物品税復活?すればいい に書いています。
基幹産業としている自動車関連産業が、大きく落ち込まないように、お国は考えている訳です。
(軽自動車なんて、97年1~3月に駆け込みして買っちゃってたら、
1年半後に新規格が出ても、普通は買い替えられないものね。)
とにかく『慌てるな!』です。
マスゴミは、大きなお買い物=車 だと、
いつものようにバカみたいに騒ぐでしょうが、慌てる必要はない。
エコカー減税は継続なんだし、減税対象車じゃなくても、取得税は減るのだし。
メーカーが「10%になった年は3割減る」とかロビー活動してるみたいだけど、ナイナイ!
クルマは必需品ですから。
それに、(いつも書いているが)
決算期とかいう都市伝説で洗脳され、3月の激コミの時に買う、
又、こういう駆け込み需要期に買うと、そりゃ営業は回りません。
3年後の車検も、どっと押し寄せる訳ですから、対応は雑になりますよ。
(駆け込みで買う人に限って、そういうのにクレームするんだよね。
「そこは、商売やってんだから、閑散期も繁忙期も同じ接客をするのがプロだろ!」
とかいって。
無茶だから。リフトの数も営業マンの数も、
平均的な販売台数・売上時の設定で運営をしていかないと、店舗維持コストが成り立ちません。
出してくれるんですか?出すわけないよね、というか、
あなた、ゴリゴリの値引きを期待して3月に来てるのだものね。)
2014年新春自動車対談【後編】より一部
―五輪期間中には、駆け込み需要が佳境を迎えてるはずです。
渡辺:僕はそれには申しておきたいことがあって、基本的に今回は、慌てる乞食はもらいが少ないと思う。駆け込み需要報道がさかんになされるだろうから、不安になるかもしれないけど、余裕で流してOK
消費増税と同時に、自動車取得税が2%下がることになったから、200万円のクルマ買って、たかだか2万円の負担増。
その差額は、メーカーのインセンティブやオプションのサービスで、ディーラーは必ず穴埋めしてくるはずですから。(14/1/3 日刊SPA!)
追記(最終更新日14/05/10)
14/1/30 約1か月経過。それに(いつも書いているが)
決算期とかいう都市伝説で洗脳され、3月の激コミの時に買う、
又、こういう駆け込み需要期に買う、と、そりゃ営業は回りません。
3年後の車検も、どっと押し寄せる訳ですから、対応は雑になりますよ。
と書いているのに、慌ててディーラーに行って、
嫌な思いをされ、年度末納車にも間に合わず
というドMな方が多数おられるようで、ネット上で拾ってみた。
>私が乗っているのはもうすぐ10年になる軽。
クーラーは壊れ、タイヤもつるつる。
電気系統もいかれ、キーレスも割れて大変なことに。
もうすぐ消費税も上がるし、買い換えたいなぁと思ってディーラーで交渉しています。
担当は、ただいま妊婦さん。(彼女が新卒時からのつきあい)
2月いっぱいで、退社してしまいます
「最後の仕事で、頑張らせてもらいます」と言ってくれていたのですが、日曜に行った時は体調を悪くして休んでいる。
代わりの担当は、テンションが会わない。
値引き額を提示して「これ以上は無理です」
…と。
さらに、もう少し付属品でサービスしてくれないかというと
「なんですか、何かつければ弾みになるんでしょ!」という言いぐさ。
ちょっと面倒くさそうに、言われました。
その一言に、正直カチーン
今まで3台の車購入で、こんな言い方をされたのは、初めてです。
あまりに、気分を害したので、他のメーカーにするか。>ホンダのN-WGN高すぎます。
ホンダは軽でも普通車同等の諸費用を取るから困る。
初回検査登録代行手数料が22000円を超える。
スズキより8000円も高い。その上、車庫費用も10000円。
「んなの自分でやるわ」って言ったらダメだってさ。
ホンダは売れてるせいか態度もなんだかイマイチ
値引きしないし・・3万だとさ。
なんで151万の車が179万円になるのか不思議でなりません。
DOPはマット・バイザーって伝えたのに、コーティングとか。
商談はすんごい待たされるし、子どもたちもうんざり。
そもそも掛け持ちで商談するなっつうの。>査定をするからと、キーを預かられ車をどこかに持っていかれて、半日以上拘束されました。
その間、いろいろと見積もりを出してきたり、担当者が値引きの相談を上司にしてくるとか言って中に入ってなかなか出てこなかったり、
近くにお店も何もなく、お昼も食べられませんでした。
その後、車体の色を決めかねているのに勝手に発注したり、もう二度と日産の車は買わない!
14/5/10 上で(いつも書いているが)
決算期とかいう都市伝説で洗脳され、
3月の激コミの時に買う、
又、こういう駆け込み需要期に買う、
と、そりゃ営業は回りません。
3年後の車検も、どっと押し寄せる訳ですから、
対応は雑になりますよ。
と書きましたが、その通りでしたね。
4月の販売台数(軽自動車を含む)は、前年同月比5.5%減でしたが、かなりの駆け込み客の登録遅れ
(増税分を、大半の販売店が被った(実質、値引き)と聞く。カワイソウ。)
を含んでの数字なので、
(在庫販売できっちり売り切る輸入車だけを見れば24.4%減)
現場では、数字におびえている
=貴重な来店には、手厚いおもてなし
となっているようです。
もちろん、ハリアー、ハスラーなど「半年待ち」なんていう車種もありますが、
これらも、年度前でも後でも、値引きはワンプライス!
納期は増産も決まり、徐々に解消されるでしょうから、慌てる必要はなかった訳です。
さて、そんな現場の生レポートを拾いました。
GW明けに、海外勤務から帰国された方なので、年度末は、商談すら考えてなくて、
「ほんとは増税前に契約したかった」と思っていたそうですが、
きっと年度末の契約だったなら、
代車も出払っていて貸してくれないだろうし、
こんな値引きも(関連企業にお勤めという事で、参考にはならないので、バッサリと省略しましたが)
おまけもなかったでしょう。
※よく「あなたのブログは乱筆乱文が過ぎるよ。」「言葉がきたないよ。」
とご指摘をいただき、反省するのですが、
でも、言ってる本筋は
ただ真っ直ぐに『読者のためになるクルマ情報を』と思って書いているのだと、
このような後追い記事で、分かっていただければ幸いです。
うちの会社には特殊な事情がありまして、
納入メーカーの車を買うならこのディーラーへ行け
というのが大体決まっているのであります。
そんなわけで、隣町のディーラーへ。
隣町っていっても、車で30分。
嫁の車と2台、N-BOXとアコードHVの商談で、値引きと特別謝礼金などで43万円也!
成約記念として、カタログギフト2冊まで付いてきました。
負けました。
結局、パサートも、アテンザもディーラーにすら行かず、帰国後4日目で成約。
こんなんで良かったのでしょうか?
契約の書類にサインしながら、担当と懇談。
1月~3月は、とにかく売れたそうです。
下手な駆け引きもなく、3月末までに納車できるか否か、それだけでドンドン売れた。
でも、4月に入ってから、明らかに売れない。
通常の販売台数の2割程度だったそうです。
そりゃそうですよね。
「車を買うなら、4~6月が絶対にお得です」と担当
この販売が冷え込む時期だからこそ、営業はとにかく頑張って値引きをして売ろうとしてるのだとか。
納車が6月になりそうです。
事情が事情なので、代車を1台無料で貸してくれました。ありがたや。