陽当たり良好

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ときに
言葉のサラダ

   

ミスター・チルドレン

2008年09月09日 00時11分00秒 | Weblog


街中の誰も彼もを、君に見間違える。
それは、あり得ない事なのだけど。

君に少し似た人が、幸せそうに笑っていた。
電話の向こうの相手が誰であったとしても、
私ではない事が確か。
私がいなくても幸せにやれている君が、
地上のどこかにいるのだと思えた。

笑っているのなら、そこに立ち入る権利はない。
万が一、うつむいて私の名を呼んだなら、
その時は確実に君の味方でいるよ、
大丈夫、100年前に星に誓ってある。



私が地上からいなくなるときが来ても、
それは永遠に知らなくてもいいよ。
君は笑ったままでいたなら、
ずっとずっとそのまたずっと先で、
きっとまた会えるからね。

その時に、愉快だった事も乗り越えた事も聞かせてよ。
大丈夫、君の願いがかなうように星に頼んである。