時々

穏やかに、ひっそりと、
そよ風程度で暮らしたいのです。

波風起こすことも、向かうことも、
望んではいないのです。
もう、戦えない。


ドキドキに耐えられないほど、
何かが衰弱したみたい、
回復力がなくなりました。


もし、福の神がいるのなら
喜怒哀楽の、
怒哀を免じてください。
その分の喜楽と引き換えてでも。


夢にさまよわず、
ただ平穏に全うできればもう、
思い残すことはありません。

お帰りなさい

安らぐ人と一緒にいると、
ありのままの私が顔を見せる。

お帰りなさい。

あなたをそばに感じると
私が自分を迎えられる。

お帰りなさい。