今朝のセブ島 (だいたい)午前6時

セブ島での暮らしや、思いついたことを、だらだらと落書きしています。暇だったら遊びに来てください。

【番外編】アルジャジーラ

2023-12-07 23:06:00 | 番外編
英語のブラッシュアップも兼ねて、最近はインターネットでアルジャジーラのニュースを見ている。



欧米人と東洋人の注目の違いがわかって意外と面白いのだ、これが。
以前、香港の雨傘革命のころ、フランス人に「そういえば香港でなにか起きてる?」と聞かれてズッコケたことがあった。おまけに彼だけではなく、他の欧米系の知り合いからも同じように聞かれた。日本では連日トップニュース扱いで放送されていたのに、欧米ではほとんど注目されていなかったようなのだ。
アルジャジーラを見ていると、なるほど、とナゾが解けたような気になった。例えばトルコの大統領選のニュースなど、日本では全く放送されなかったのではないだろうか?アルジャジーラでは連日放送されていた。トルコとシリアの間で起きた大地震も連日大きく取り上げられていた。ニジェールの政変やスーダンの政変も、その時時の連日のトップニュースだった。
でも、日本でそんなニュースは放送されていたんだろうか?
放送されていても、おそらく連日トップニュースになることはなかったと思う。日本はアジアなので、中国から東南アジアにかけてのニュースは大きく取り上げられるが、アルジャジーラでアジアのニュースが取り上げられることは滅多にない。その代わりアフリカのニュースが取り上げられている。
注目の対象が全く違うのである。
アルジャジーラを見ていると、日本なんて彼らにとっては本当にファーイーストなんだなぁ、という気がしてくる。
こういう状況を目にしてしまうと、仮に中国が台湾に侵攻しても、欧米は参戦して来ないんじゃないか、と感じてしまうほどだ。
欧米人からすると、やっぱりアジアのプライオリティはひくいんだろうなぁ。
日本人はもう少しアルジャジーラでも観て、欧米系の視点を少し研究してみたほうがいいんじゃないか、と思った次第でした。


【番外編】メンクイ

2023-10-19 19:21:00 | 番外編

日本人は米を食う民族である。



と、みんな思っているだろうし、自分もそう思っていた。
日本人は米にこだわる。だからこそ、わざわざコシヒカリのような美味しいお米を開発してみたりする。中華料理屋に行っても、チャーハンにこだわるのは日本人くらいだろう。
自分にしても、一日に一度は米の飯を食べないと食事をした気にならないほどだ。
日本人は米を食う民族なのである。
……と思っていたのだけど、フィリピンに暮らし始めて思ったのは、日本人は、実は大変な麺食い民族だったとういことだ。
フィリピンの生活で何がつらいと言って、美味しい麺が全く存在しないことだ。あるのはビーフンとパンチットという麺だけで、パンチットはそれなりに美味しいけれど、焼きそばタイプで、スープ麺にはならない。スープ麺としてはLamiというものがあるけど、麺は本当にちょっとだけで、しかも麺自体がコシのないくたびれた感じで美味しくない。美味しいスープ面というものがとにかくここには存在しないのだ。
考えてみると、日本人は日常的に本当によく麺を食べている。
一週間に何回ラーメン屋に行くだろうか?結構行っているはずだ。小腹が減ったら立ち食いそばを食べていないだろうか?昼食にうどんを選んでいないだろうか?家でスパゲッティを食べていないだろうか?夏はそばやソーメンでさらっとやっていないだろうか?
全く麺を食べないで、一週間過ごせるだろうか?
いや、麺抜きで何日過ごせるだろうか?
考えてみると、実は日本人の食生活に麺はなくてはならないもので、麺抜きの食生活などとても考えられないものではないだろうか?
そうなのだ、日本人は、実は麺を食う民族だったのである。
日本人の主食は「米!」と言っておきながら、麺抜きの生活など実は考えられないものなのだ。
そんなわけで、麺が食べたくなったら仕方がないので袋に入ったインスタントラーメンを買って食べている。ちなみに袋インスタントラーメンなんて日本だと安い食べ物だけど、こちらでは決して安いものではない。カレンテリア(町の食堂)のほぼ一食分の値段である。




【番外編】今日のガンダム だいたい午前11時

2023-01-12 21:45:00 | 番外編
フィリピンに戻る前にガンダムを見に行ってきました。



高さ18メートルというのは、身長57メートルのコンバトラーVと比べて小さいなぁとずっと思っていたのですが、18メートルって間近で見るとやっぱり大きいですね。それが目の前で動くっていうのは……もう子供の頃の夢がほんとうに動いたっていう感じです。



でも、ガンダムってやっぱり兵器としては失敗作ですよね。これを対ロシア戦の秘密兵器としてウクライナの平原に投入しても、バズーカか何かで一発で歩行不能にされそうです。

モビルスーツ戦が見られるのはまだまだのようですね。


【番外編】F1シーズン終了! 無敵のホンダ復活!のはずなのに。

2022-11-22 16:17:00 | 番外編
F1シーズンが終わってしまった。22戦17勝という輝かしい記録をレッドブルが打ち立てた。ドライバーズタイトルはもちろんエースドライバーのフェルスタッペン。こちらもシーズン15勝の新記録だ。
で、思うのは、

ホンダももったいないことしたよなぁ!

である。
アイルトンセナを擁した88年の記録、16戦15勝にも匹敵する大記録をホンダのパワーユニットで勝ち取っておきながら、早まって「F1を撤退します!」なんて言ってしまったものだから、自慢しようにも自慢できなくなってしまった。
しかもみんな、エンジンはホンダ製と知っているのに!

やっぱり、あわてる○○はナントやら、というのは本当ですね。


【番外編】ソーダ水より青い海の水

2022-10-20 18:13:00 | 番外編
海外生活で困ったことは、日本においてきた膨大なCDコレクションを好きな時に聞けなくなること。あのコレクションを全部移動するなんて絶対にできない。かと言ってMP3にリッピングするのも時間がかかるので、結局お気に入りのいくつかをパソコンに入れて持ってくるだけになってしまって、時々思いついたように聞きたくなる、あまりメジャーでない曲などは諦めざるをえなかった。

少なくとも数年前までは。

でも、今ではYoutubeに加えてSpotifyなどもあって、自由に聞けるようになった。

良い世の中になったものだ。

で、突然思いついて聞きたくなったのが、荒井由実のMISSLIM。


いやぁ、名作はいつ聞いてもいいなぁ。オープニングの「生まれた街で」のベースラインが流れてきただけで期待感がグッと高まる。この頃のユーミンの曲は歌詞もメロディーも新品のナイフのようにみずみずしい。しかも今聞いてもおしゃれだ。シティーポップなんていう雑なジャンルを遥かに超えている。

ユーミンというと、一般的にはトレンディー-・ドラマの小洒落た男女のラブ・アフェアのイメージがあるみたいだけど、自分的にはMISSLIMの、もっとパーソナル感がある方が好きだ。

で、どの曲も傑作揃いなのだけど、このアルバムの極めつけは、やっぱり「海を見ていた午後」の「ソーダ水の中をー貨物船が通るー」だと思う。この曲を聞く度に、初めてあのフレーズを聞いたときの衝撃が思い出される。

いやはや、あの時代に、あのフレーズで、あのメロディーで、あれを歌える人はいません(今もいないけど)。

聞き直して改めておもうけど、やっぱりユーミンって天才だったと思います。ただ、あんまり聴き込むと中二病になりそうになるのでユーミンは基本的に聞きません。今回聞いたのもも20年ぶりくらい。人をビョーキにさせてしまえるのも、天才ならではの所業でしょう。

関係ないけど、日本にいた時は「ソーダ水の中をー」で海の青さがパッと思い浮かんだけど、セブの、しかも自然が広がる郊外の海はソーダ水よりももっと青いので、曲を聞いても「なんだか海の水の色が淡くなったなぁ」なんて思ってしまいました。


これは南国病ですね。