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チェロローグへようこそ! 万年初心者のひとり語り、音楽や身の回りのよしなしごとを気ままに綴っています。

よくぞここまで!バイエル88番

2024年07月08日 | ピアノ


ハノン27番は目途が立ってきたし、「星に願いを」は少し飽きてきたので、残りのバイエルを頑張って予習しています。

さて、その内の88番は、バイエルを代表するような曲で、私はバイエルの最高峰と呼んでいます(笑)。
童謡の「雪やこんこ…」(『雪』)に似ているので、さすがはバイエル先生、将来の日本での大流行を見越していたのかな(そんなわけはありません)。
それはともかく、ピアノを始めておよそ1年と2か月。バイエルもようやくここまで来たかという感慨が湧きます。この曲から最後までは、弾いて楽しい曲はないようですし。


88番と次の89番は付点音符が多い点で似ています。いや、付点音符の習得が目的なのかな。
付点8分音符と16分音符の組み合わせは、往々にしてピョンコ節になりやすいものです。タンタ・タンタ~ではなく、ターンタ・ターンタのように弾かないといけないはず。左手のタ・タ・タ・タという8分音符の伴奏につられて、つい、甘くなる恐れもあります。逆に気にし過ぎて16分音符が32分音符になってもいけません。のはずです(笑)。

まあ、細かいことはいろいろありますが、透明感のあるよい曲だと思います。そうそう、後半の16分音符のフレーズは走りがちなので気をつけよう。

それにしても暑いですね。外に出ると、文字どおり、危険を感じる暑さです。
読者の皆様もどうぞお気を付けてお過ごしください。



Ferdinand Beyer, Op 101, 88