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愛車に閉じ込められる!!

2024年07月12日 | その日その日


6月下旬から7月はじめの10日ほど、オーストラリアに嫁いだ娘が子供たちを連れて我が家にやって来ていました。6歳児と2歳児のいたずら盛りなので普段静かな我が家がとても賑やかになりました。
上の男の子は日本語が普通に話せますし、下の女の子は、そもそも赤ちゃん言葉なので意思疎通に外国語問題は存在しません(笑)。二人ともとても元気なのでお世話は体力勝負でした。そんな子たちなので、移動の際は安全のため車のドアはチャイルドロックをかけていました。

さて、賑やかな彼らも帰り、家の中も常態に復した先日、車内の掃除もしておこうと自宅の駐車場に止めた愛車の後席に乗り込み掃除機をかけました。片付いたので降りようとしたのですがドアが開きません。不思議に思いましたがハッと気がつきました。チャイルドロックを解除していなかったのです。何度やってもドアが開くはずがありません。外から開けてもらわなければ開かないのですから。完全に閉じ込められました。

人を呼んで開けてもらはなくてはと思いましたが、ご近所に人の姿はありません。携帯もありません。大声を出したりドアを叩いたりしても家の中にいる妻には届かないでしょう。第一、体力が消耗します。ここで熱中症で死ぬのか、いや、その前に酸欠で死ぬのかと本当に思いました。ああ、70年あまりの人生だったか...


心なしか息苦しくなってきた狭い車内で3分間沈黙した後、硬い躰を屈めながら狭い空間をノソノソと前席に移動、運転席のドアを開けて無事に外に出ることができました。
携帯の有無や人を呼ぶのは見当外れなことで、チャイルドロックのない前席から出ればよかったのでした。
もっとも、こんな目に遭わないためには、用が済んだらすぐにチャイルドロックを解除しておけばよかったのです。

この閉じ込め事案ばかりではなく、この頃はいろいろな面で気が回らなくなっているように思います。考え方や視野が狭くなっているのでしょう。
今回のことで、窓が開いているのに外に出ようとして何度もガラスにぶつかる蝿を私は笑うことができなくなりました。でも、まあ年相応なのだろうから気にしないでゆるりと行きたいと思っています。

Nikon D5600 / AF-S DX 55-200mm f/4-5.6G ED VR II


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