かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

バッハのお墓参り

2025年03月20日 | ドイツ生活
オーストリアの義実家からドイツに戻る道すがら、ライプツィヒにある聖トーマス教会に立ち寄った。

バッハゆかりの教会。


ここにバッハが眠っている。

ちょうど日曜日だったので、教会に併設されているお土産屋さんは閉まっていた。

パイプオルガンのある二階で、エレキギターを大爆音で演奏している人がいて、うるさかった。

ちょうどこの週末は、みんなが仮装してパレードするお祭りがドイツ国内で行われていて、ライプツィヒも例外でなく、なんだか街が騒がしかったので、早々に退散。


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困ったときのヴェトナム人料理店

2025年03月18日 | ドイツ生活
ドイツでは日曜日は基本的に商店はお休み。

パン屋さんや一部のガソリンスタンドに併設されたコンビニ風のお店しかやっていない。

ドイツ人はなるべく働きたくないと思っている人が多いようで、平日はお昼近くになってから開店して、18時には閉まってしまう店が多いし、土曜日は閉店時間が早い。

だから「お買い物は計画的に」なんである。

日曜日でもやっているレストランは、このシステムに慣れていない者としては、大変心強い。

私たちが良く利用しているのが、ヴェトナム人が経営しているアジアンレストラン。
Eは焼きそばや焼うどんを薦めてきたが、ピーナツソース味のカレー風料理がめちゃうまい。

アジアンレストランのお薦めポイントは、野菜がたくさん食べられるということ。
このカレーにも、フレッシュな野菜が豊富に使われている。

肉好きのEお薦めのギリシャ料理店に行ったことがあるが、そこでは明らかに冷凍の野菜ミックスが使われていて、いまいちだった。

ヴェトナム人料理店には「SuShi」もある。

フライ衣タイプのロール寿司を食べてみた。


お寿司だと思って食べなければ、これはこれで美味しい。

それにしても、ドイツで外食すると、とても高くつく。
どんな店に行っても、1料理が14-16ユーロくらい。
お水やお茶がサービスされないので、飲み物も頼むと、二人で1回の食事に、5000~8000円くらいかかるんでR。






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高齢者と犬

2025年03月17日 | ドイツ生活
Eが住んでいるアパートの隣人宅にお邪魔した。

マダム・バーバラと彼は犬の飼い主仲間で、元教師。
夫と死に別れ、現在一人暮らし。
精神障がいを持った息子さんがいるそうであるけれど、彼は市内に独立して住んでいるという。

以前、白い子犬を飼っていて、Eの愛犬Grisuと仲が良かったというが、高齢のため、昨年他界。

マダムも高齢なので、新たに家族を迎え入れることを躊躇したというが、もしもの時にはブリーダーが責任もって引き取ってくれるという契約をしたうえで、再び子犬を飼い始めたという。

彼女の名前は「ピカチュウ」。
ヨークシャテリア。

めちゃくちゃ活発に走り回っていて、初めて会ったときは「こいつはネズミか?」と思ったくらい。

数か月ぶりに彼女の自宅で再会。
やはり興奮して飛びついたり、走り回ったりしている。

バーバラが部屋の中をひととおり案内してくださった。

同じアパートの最上階。
部屋の向きも違うので、リビングから街が一望できる。

男の一人暮らしのEの部屋とはまったく違っていて、彼女が描いたという絵画が多く飾られていて、素敵だった。

私たちの部屋に絵を飾ろうということになったは、彼女の部屋を見せてもらった影響もあると思う。

Grisuは14kgもあるので、私は抱き上げられないが、ピカチュウは小さくて軽いので、抱っこができる。

こんなふうに犬を抱っこしたのは、人生初めてかもしれない。

実際に抱っこしてみると、この類の犬をつい抱っこしたくなる気持ちがよくわかった気がする。

高齢者が犬を飼うメリットは、専門家が指摘している。

「ええ?そうなの?!世話をしなければならないから、旅行にも行けないじゃん」

EはGrisuの世話をすることに、少し疲れているところがある。

「あのね、家にしかいられないような人にとっては、犬がロコモ予防をたすけてくれるってこと。犬を撫でると幸せホルモンが分泌されるし、楽しく一緒に散歩すれば運動にもなるでしょ。しょっちゅう旅行に行けるような高齢者は、あえて犬を飼う必要はないかもね」

「ああ、なるほどね!バーバラのような高齢者は、自分で抱き上げられるくらいの小型犬のほうがいいよね。食事もプープも少ないしね(笑)ピカチュウは毛もあまり抜けないんだよ」

在宅療養中に犬と過ごせて、すごくよかった。

義弟PとパートナーJの飼い犬が、先日突然死した。
ピットブルのSammy。
まだ3歳だった。


Jはドッグトレーナーの資格をSammyと一緒に取得したばかり。
これから彼と共にドッグトレーナーのスクールを始める、という時だった。












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ドイツのコイン洗車場に行ってみたら薬師丸ひろ子ちゃんに

2025年03月16日 | ドイツ生活
欧州から1ヶ月ぶりに帰ってきたら、車が花粉で汚れてすごいことになっていた。


長期、家を留守にするときは、部屋の掃除と片付けや洗濯をしてから出かけるようにしている。

帰宅したときに気分がいいし、もし自分になにかあって、他人が自室に入るようなことがあっても、恥ずかしくないように···なんてことも考えたりもするからである。

普段から車の洗車はめったにしないし、するとしてもガソリンスタンドにおまかせしてしまう。

おまかせするということは、待ち時間が長いということでもある。

GSは公園に近い場所にあるので、待ち時間中にウオーキングをすることが多いが、GSは日曜日は開いていないのである。

以前、コイン洗車場で機械洗車をしたことが一度だけあるが、ふきあげ作業が面倒だったし、なんだかあまりきれいにならなかった。


ドイツで洗車場に行った。


機械洗車もあるが、手洗いだと値段は1ユーロ程度。
春の陽気に誘われて、DIY店同様、洗車場も大盛況。
多くの人たちが列をなしていた。





実際にやってみてわかったのだが、驚いたことに乾燥過程がない。

水で泡を洗い落として終了。
しかも泡が完全に落ちていなかったりもする。

こんなんで、キレイ好きのドイツ人たちを納得させられているのか?!


ところが、案外これがきれいになるんでR。

走っていると泡も消えて、帰宅する頃には仕上がり満足な状態になっている。

マシンガンのような放水器を持って足を踏ん張り、高圧水流で洗っていると、気持ちも洗われている気がしてきて、スッキリして実に気分がいい。

「カ·イ·カ·ン!」

すっかり気分は薬師丸ひろ子ちゃん状態だったんでR。


近所の洗車場を検索し、Youtubeで日本式洗車場の使い方を習っているところでR。


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絣好き

2025年03月16日 | 好きなもの
絣好きである。

久留米絣のギエモンの服を何枚か愛用しており、反物を買って着物に仕立ててもらったこともある。
縫いやすい布だし、デザインも色々現代的なものも豊富で、オリジナルの半幅帯をよく仕立てた。

そのことをオーストリア人のEも知っている。

久留米絣の服がよく似合うと、何度も涙を浮かべるほど感動しながら褒めてもくれる(笑)

そして、彼自身も絣のファンになったようなんである。

Tシャツやフーディーに絣の端切れ布でもってアレンジを施してあげたら、今度はバッグも飾り着けて欲しいと注文された。

帰国する前に、再度「デザインはまかせるからさ。無理のない範囲でいいからね!」と強く念押しをされたから、暇でやる気のあるうちに、やってみた。


もともとバッグメーカーのロゴマークが付いていたところに、布を貼り付け、チャックの紐をお揃いの布で縫って作った。

こんなもんで許してもらおう。

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