かりんとう日記

禁煙支援専門医の私的生活

ホイリゲ

2025年03月04日 | ドイツ生活
ホイリゲというと、夏にオーストリア人が集ってビールを飲むところというイメージがあった。

正確には、ワイン造り酒屋がワインと自家製のハム、さまざまなスプレッドをパンと共に提供する居酒屋のこと。

法律で、ホイリゲでは温かい料理を出すことは許可されていないのだそう。

この日、家族でKrems郊外にあるホイリゲに集った。


アルコールが飲めなくても、赤と白のブドウジュースもある。

夏はブドウ畑を眺めながら、デッキのテーブルで飲んだり食べたりすると、気持ちいいだろうな。

もっとみんなと話ができたら····と、少し孤独を感じた食事会だった。
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Omaのアップルパイと誕生日プレゼント

2025年02月28日 | ドイツ生活
昨日はおばあちゃんとおじいちゃん(OmaとOpa)の家に寄ってお茶してから、隣町のKremsを散策した。

Opaはあまり調子良くないということだったが、訪れたときはちょうどお昼を食べ終わったところで、際どいジョークを言ったりもして、クリスマスの頃と特に変わらない様子に見えた。

Omaは私たちのためにアップルパイを焼いてくれていた。

リンゴの量が少なすぎた、失敗だ、と何度も言っていた(そうだ)けれど、十分美味しいホームメイドケーキだった。

2月29日が誕生日のOmaに、ラヴェンダーの香りの手洗いソープと、ラヴェンダーの絵柄のペーパーナプキンをプレゼントした。

誕生日が来る前にお祝いをしたりプレゼントをあげるのは縁起が悪いとされているとのことだけれど、日本とドイツから来ているということで、許してもらった。

プレゼントはゲッティンゲンのダウンタウンにある小さな趣味色の強い店で購入。

ところが、間もなく閉店するという。

店主のマダムは英語が話せて、私が日本人だと知ると、娘さんが町田にある大学に留学していたことがあり、その時に3週間ほど日本滞在を楽しんだことを話してくれ、日本のことをすごく褒めてくれた。

閉店は経営困難とかいった理由ではなく、自分の好きなものを売る店の仕事を充分楽しんだので、リタイアすることにしたのだそう。

「店を閉めると決めた時は涙が出てきたけれど、充分楽しんだから満足しているの」

マダムの話を聞いていたら、なぜだかこちらも泣けてきてしまった。

ここ最近、自分のリタイアの善きタイミングについて考えることが多くなった。
リタイアを能動的に決心し、かつ満足している彼女が羨ましく、共感できたから、ではないかと思う。



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グーラッシュの作り方

2025年02月27日 | ドイツ生活
オーストリアの義実家に来ている。

ゲッティンゲンからチェコを経由して車で7時間ほど。
Eが仕事から帰宅した時間と私が仏語教室を終えた時間がほぼ同じ。
サンドイッチの昼ご飯を食べて出かけた。

パパとママが食事を用意して待ってくれているので、チェコとの国境近くのドイツの都市ドレスデンのパーキングエリアで一度給油とトイレ休憩をとっただけで直行。

オーストリアに入国したあたりから霧がすごくなって、予定より少し遅い時間に到着した。

ママが用意してくれたインゲン豆の煮込みとソーセージで遅い夕食。

オーストリアの人たちの食習慣は、夕食は軽いもの、コールドフードですませる。

手作りした温かいものは昼に食べるようである。

オーストリア風カレーというか、グーラッシュみたいな煮込み料理の基本的な作り方を見せてもらった。

1、みじん切りした玉ねぎをバターとラードで炒める

2、そこに水を加えて、ビネガーとパプリカパウダー、クミンとを入れる
パプリカを使うのは、ハンガリーの影響らしい。

3、肉とクミンを投入



4、煮込み終わったら、塩で味つけ

スパイシーさに欠けるが、それがオーストリア風なのだとか。

5、肉を一旦取り出し、小麦粉を水で溶いたものを加えてとろみをつけ、肉を戻して出来上がり


ざっとこんな感じだったと思う。

ごくわずかに残っている脂肪部分、スジや薄皮を、丁寧に取り除いているところ。



「Structure(歯触りとか食感という意味で使っていると思われる)が気になるからね」とE。

調味料の分量などを聞いても、「適当だから」とおおざっぱなのに、こういう細かいところにこだわるのが、いまいち理解しがたい。


今回は、小麦粉に塩少々を入れたものを水でこねて、お湯の沸いた鍋に流し入れて作ったダンプリングと一緒に食べた。
すいとんと同じだね。




#オーストリア風チキングーラッシュ、ダンプリング添え
#Paprika Hendl mit Nockerl
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ドイツパンとアラブ系パンの楽しみ

2025年02月26日 | ドイツ生活
ドイツでは、Eはパンを食べる時は、トースターではなく、オーブンを使っている。
スーパーで買ったパンでも、ベーカリーと同じクオリティのパンが買えて、オーブンで温めると、焼きたての美味しさを味わえる。

日本では電子レンジのオーブン機能さえ使ったことがなく、学生時代からずっと使っている古いオーブントースターのみ。

Eにオーブンの使い方を教わったけれども、たかがひとりぶんの朝ごはんのパンを温めるのに、大きなオーブンを使うのは、エネルギーの無駄遣いのような気がしてしまう。



キッチンの引き出しにホットサンドメーカーを見つけたので、使ってみた。

チーズがパンからはみ出ても、トースターに焦げ付かなくて、美味しいホットサンドが食べられた。


アラブ系のスーパーマーケットに行ってみたら、楽しかった。
ここゲッティンゲンは古い大学があり、ドイツは移民も多いから、スーパーは繁盛しているようすだった。

ダウンタウンのアジアンスーパーマーケットよりもむしろ品揃えがよく、野菜も馴染みのあるものが多かったし(モヤシもあった)、乾麺や、韓国製の木綿豆腐も売っていた。

パキスタン、アラブ系のさまざまな薄焼パンが売られていて、興奮した。

全粒粉の薄焼パンは日本のインドカレー店でもなかなかメニューにない。

数枚入りで1ユーロしない。

オーブンに入れてみたら、チップスみたいにカリカリになって、クリームチーズやフムスと一緒に食べると美味しい。

もちろん、ドイツパンも食べ過ぎないように注意しながら楽しんでいる。

固くなったドイツパンでフレンチトーストを作ってみた。


見た目はまるでハンバーグ!

だけど、ハチミツやジャム、ブルーチーズと一緒に食べたら、もちろん激ウマだったのでR。
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French class on Zoom

2025年02月26日 | ドイツ生活
ドイツ滞在中も仏語教室を受けている。

授業のある火曜日夜7時は、ドイツでは午前11時なので、都合が良い。
教科書は必要なページだけコピーしてきたし、宿題や課題はメールで送ればOK.

パンデミックを経験しているから、どこにいても授業が可能になった。

ただ、音声は聞き取りにくい。
Zoomでは、マイクの性能に関係しているのかも。
ヒアリング書き取りが苦手なところにもってきて、音声がよくないのは最悪。

まあ、しかたない。









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