オーストリアの義実家に来ている。
ゲッティンゲンからチェコを経由して車で7時間ほど。
Eが仕事から帰宅した時間と私が仏語教室を終えた時間がほぼ同じ。
サンドイッチの昼ご飯を食べて出かけた。
パパとママが食事を用意して待ってくれているので、チェコとの国境近くのドイツの都市ドレスデンのパーキングエリアで一度給油とトイレ休憩をとっただけで直行。
オーストリアに入国したあたりから霧がすごくなって、予定より少し遅い時間に到着した。
ママが用意してくれたインゲン豆の煮込みとソーセージで遅い夕食。
オーストリアの人たちの食習慣は、夕食は軽いもの、コールドフードですませる。
手作りした温かいものは昼に食べるようである。
オーストリア風カレーというか、グーラッシュみたいな煮込み料理の基本的な作り方を見せてもらった。
1、みじん切りした玉ねぎをバターとラードで炒める
2、そこに水を加えて、ビネガーとパプリカパウダー、クミンとを入れる
パプリカを使うのは、ハンガリーの影響らしい。
3、肉とクミンを投入
4、煮込み終わったら、塩で味つけ
スパイシーさに欠けるが、それがオーストリア風なのだとか。
5、肉を一旦取り出し、小麦粉を水で溶いたものを加えてとろみをつけ、肉を戻して出来上がり
ざっとこんな感じだったと思う。
ごくわずかに残っている脂肪部分、スジや薄皮を、丁寧に取り除いているところ。
「Structure(歯触りとか食感という意味で使っていると思われる)が気になるからね」とE。
調味料の分量などを聞いても、「適当だから」とおおざっぱなのに、こういう細かいところにこだわるのが、いまいち理解しがたい。
今回は、小麦粉に塩少々を入れたものを水でこねて、お湯の沸いた鍋に流し入れて作ったダンプリングと一緒に食べた。
すいとんと同じだね。
#オーストリア風チキングーラッシュ、ダンプリング添え
#Paprika Hendl mit Nockerl