晴れ、ときどき毛玉なり

~時には毛玉も吐くけれど、とりあえずは今日の努めにシペシペするなり~

猫好き夫婦の日常生活あれこれ雑記

酒屋万来 葛の葉

2015-11-29 | にゃんころりん

皆さま、こんばんわ~☆

昨日は、私達夫婦が毎年楽しみにしている造り酒屋での文楽イベント

「酒屋万来文楽」に行ってまいりました

これは、西宮の伝統ある造り酒屋「白鷹」が人形浄瑠璃演者を招いての

舞台公演、公演後の演者(たいていは人形遣いの吉田和生センセイ)による

談話会があります。

そして、それらの公演が終わった後は、演者を囲んでの立食パーティ

これが、さすが造り酒屋!

蔵出しのお酒がすっごく美味しいのです

ちなみに、ここのお酒は美味しいけど高価なので、私達夫婦はなかなか

買えましぇん

 

さて、今年の文楽演目は「芦屋道満大内鑑」より「葛の葉子別れの段」でした。

私達ははじめて観る演目!

これは端的に言うと、安倍清明の母親(妖狐)が正体がばれて、子供をおいて

夫の元から去るお話です。

妻の正体がわかっても行かないでくれ、と頼む夫に葛葉が去り際にこんな歌を

詠みます。

↑この日の舞台です(^^♪

「恋しくば たづねて来て見よ 和泉なる 信田の森のうらみ葛の葉」

夫は歌の通り、信田の森まで妻を追いかけていきます。

この歌の「うらみ葛の葉」の「うらみ」とは恨みではありません。

信田の森に生える葛の葉は、葉に表と異なった色をもつ裏面があるということで、

うらみ(裏見?)と表現してその地域を指しているというような説明が

ありました。

にゃるほどねぇ…と、ウトウトしながら私は大きくうなづいたのでした。

 

ええ。やっちゃいましたよ

また、前方の席で大きく船を漕いじゃいましたよ

それも私だけでなく、下男やオトモダチのHちゃんも一緒に…。

 

公園終了後は、お楽しみの立食ぱーちぃ

勿論、お酒をいっぱい呑みました~

 

三味線の鶴澤藤蔵センセイを囲んで…♪

藤蔵センセイと下男。

背後におられるのは、T氏。

藤蔵センセイは気さくな方ですが、舞台で演奏されている時は

鬼気迫るものを感じさせられます。

さすがは、重要無形文化財人形浄瑠璃保持者です。

 

毎年、吉田文雀さんがおられたのですが、今年は参加されず

なんだかサミシイ気がしました。

演者とはちがうけど、オトモダチのN子さんも今年は来られなかったので

私も下男もちょっとガッカリ…。

 

その代わり…といってはなんですが、今回は新たなご縁がありまして…。

ミツヨさんという御方とお知り合いになりました~

文楽、歌舞伎、バレエ鑑賞、お酒、にゃんこ好きという、好みがすっごく

似ているのでビックリ なんとも喜ばしいオドロキです。

他にも、もっとお話していれば共通の趣味が見つかりそう…。

これで音楽の趣味とかも合ってたら、すごいよなぁ~なんて、ちょっと勝手に

期待しちゃってますよ、私。

蛇の道は蛇…じゃなかった、同じ穴のムジナ…もとい、同好の士でありそう…。

 

私達はそんなミツヨさんをお誘いしての新年会を今から、ちゃっかり画策ちぅ

きっと楽しいひと時が過ごせるハズ

 

そうそう。

ミツヨさんは来週、保護猫ちゃんを家族としてお迎えされるそうですよ。

頂いた写真をシッカとUPさせて頂きます

すごい美猫ちゃんです。

 

真っ白でオッドアイ(右目が青、左目が金色)の男の子。

名前はもう決められていて、雪柳(ゆきやなぎ)くんというそうです。

ネーミングセンスがミツヨさんらしい♪

真っ白な毛が歌舞伎での二枚目の標、白塗りを想起させられます。

古代紫色の首輪でもつければ、歌舞伎イチ、二枚目キャラの助六っぽくて良いかも…

 

雪柳くんが助六なら、うちのせいたんは濡髪長五郎(関取)といったところでしょうか?

 

 

さて、週末はこのように楽しく過ごしました~

 

これを糧に、またうっとうしいですが明日から仕事がんばります

 

それでは、今回も最後までお付き合いくださって、ありがとうございました。

冷え込んでまいりましたので、どうぞお体にはお気を付けくださいねっ


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