皆さま、こんばんわ~☆
昨日は、私達夫婦が毎年楽しみにしている造り酒屋での文楽イベント
「酒屋万来文楽」に行ってまいりました
これは、西宮の伝統ある造り酒屋「白鷹」が人形浄瑠璃演者を招いての
舞台公演、公演後の演者(たいていは人形遣いの吉田和生センセイ)による
談話会があります。
そして、それらの公演が終わった後は、演者を囲んでの立食パーティ
これが、さすが造り酒屋!
蔵出しのお酒がすっごく美味しいのです
ちなみに、ここのお酒は美味しいけど高価なので、私達夫婦はなかなか
買えましぇん
さて、今年の文楽演目は「芦屋道満大内鑑」より「葛の葉子別れの段」でした。
私達ははじめて観る演目!
これは端的に言うと、安倍清明の母親(妖狐)が正体がばれて、子供をおいて
夫の元から去るお話です。
妻の正体がわかっても行かないでくれ、と頼む夫に葛葉が去り際にこんな歌を
詠みます。
↑この日の舞台です(^^♪
「恋しくば たづねて来て見よ 和泉なる 信田の森のうらみ葛の葉」
夫は歌の通り、信田の森まで妻を追いかけていきます。
この歌の「うらみ葛の葉」の「うらみ」とは恨みではありません。
信田の森に生える葛の葉は、葉に表と異なった色をもつ裏面があるということで、
うらみ(裏見?)と表現してその地域を指しているというような説明が
ありました。
にゃるほどねぇ…と、ウトウトしながら私は大きくうなづいたのでした。
ええ。やっちゃいましたよ
また、前方の席で大きく船を漕いじゃいましたよ
それも私だけでなく、下男やオトモダチのHちゃんも一緒に…。
公園終了後は、お楽しみの立食ぱーちぃ
勿論、お酒をいっぱい呑みました~
三味線の鶴澤藤蔵センセイを囲んで…♪
藤蔵センセイと下男。
背後におられるのは、T氏。
藤蔵センセイは気さくな方ですが、舞台で演奏されている時は
鬼気迫るものを感じさせられます。
さすがは、重要無形文化財人形浄瑠璃保持者です。
毎年、吉田文雀さんがおられたのですが、今年は参加されず
なんだかサミシイ気がしました。
演者とはちがうけど、オトモダチのN子さんも今年は来られなかったので
私も下男もちょっとガッカリ…。
その代わり…といってはなんですが、今回は新たなご縁がありまして…。
ミツヨさんという御方とお知り合いになりました~
文楽、歌舞伎、バレエ鑑賞、お酒、にゃんこ好きという、好みがすっごく
似ているのでビックリ なんとも喜ばしいオドロキです。
他にも、もっとお話していれば共通の趣味が見つかりそう…。
これで音楽の趣味とかも合ってたら、すごいよなぁ~なんて、ちょっと勝手に
期待しちゃってますよ、私。
蛇の道は蛇…じゃなかった、同じ穴のムジナ…もとい、同好の士でありそう…。
私達はそんなミツヨさんをお誘いしての新年会を今から、ちゃっかり画策ちぅ
きっと楽しいひと時が過ごせるハズ
そうそう。
ミツヨさんは来週、保護猫ちゃんを家族としてお迎えされるそうですよ。
頂いた写真をシッカとUPさせて頂きます
すごい美猫ちゃんです。
真っ白でオッドアイ(右目が青、左目が金色)の男の子。
名前はもう決められていて、雪柳(ゆきやなぎ)くんというそうです。
ネーミングセンスがミツヨさんらしい♪
真っ白な毛が歌舞伎での二枚目の標、白塗りを想起させられます。
古代紫色の首輪でもつければ、歌舞伎イチ、二枚目キャラの助六っぽくて良いかも…
雪柳くんが助六なら、うちのせいたんは濡髪長五郎(関取)といったところでしょうか?
さて、週末はこのように楽しく過ごしました~
これを糧に、またうっとうしいですが明日から仕事がんばります
それでは、今回も最後までお付き合いくださって、ありがとうございました。
冷え込んでまいりましたので、どうぞお体にはお気を付けくださいねっ
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