昨日は、生まれて初めての大腸検査を受けました。
これを受けたのは、せいたんじゃなくて私の検査ですよ、念のため・・・。
健康診断でひっかかって、検査を受けることになったんですが、これがまぁ
とんでもなく大変なものでした
検査の2~3日前から、豆類、種類、海藻、キノコ類、繊維の多い野菜を食べちゃいけないなど
食事制限があって、オマケに前日ともなると病院で出された食事をしなければならなかったんです。
これが、それっ!
大腸検査用に開発された「コロミル」です。
検査前日の昼食と間食、そして夜食のセットになっていて、湯煎して作るレトルトパック仕様です。
キョ~ミシンシンの毛むくじゃらが前を横切りました(汗)
この食事、湯煎しなきゃなんないから会社も早退したんですけど~…
パッケージを開けてよく読むと、レンジでも温められたんですねっ
なぁんだぁ~、早退して損しちゃった・・・
いや…一体、何にキョ~ミシンシンなんでしょうかね?
・・・と思いきや、耐熱皿に移してラップして云々…って。
こんなの、やっぱり会社じゃ出来ないわ、メンドクサイし。
そして、これが昼食のすべて。
麻婆豆腐に中華粥・・・それと、白湯なんぞを加えてみました。
ううっ…量が少なすぎる~っっ
いつもなら職場でがっつり自家製お弁当を食べた上に、先輩とオヤツをむちゃむちゃ食べているのに~っ
足りないっ!絶対、足りないっ!!
「クンクン…これって美味いのにゃ?!」
顔を近づけてみるも、この後、湯気にたじろぐせいたんなのでした。
だって、猫舌だもんね~!
量も不満なら味も不満で、お粥はいかにも病院食的な薄味で、麻婆豆腐はヘンに甘酸っぱくてね、
なんか「らしくない」味付けでしたよ。
でね、この麻婆豆腐、検査前に食べちゃいけないネギはちゃんと入っていないの。
だからか、見た眼的にもイケテナイんですわ~… お世辞にも美味しそうには見えないでしょっ!
食べ終わって、やっぱり会社を早退して良かったと思いました。
だって、全ッ然、足りなくて、こんな空腹状態では仕事なんか出来ませんって。
・・・って、いうことで食後は仕方なく、せいたんと一緒にフテ寝してました。
もう、寝て空腹をごまかすしかありません。
つまみ食い出来んだろうと安心してたら、さり気なぁく伸びてくる前アンヨが・・・。
顔を近づけて熱いと感じるモノが、前アンヨで触ったらきっと熱くないだろうという
トンデモナイ猫知恵。
勿論、慌てて止めましたよ。
ぷにぷに肉球が火傷しちゃいますからねっ!
さて、目を覚ました次は夕食です。
コロミルの夕食はこれ。
クリームシチューとパイ、それにまた白湯を加えました。
今度のは、割と美味しかったですよ。
クリームシチューが案外、味がしっかりとしていてね。
でもね、量はやっぱり足りませんでした~
ここで、このコロミルのセットに間食が付いていることを思い出しました。
検査前でも食べても良い間食(おやつ)って何だろうと思います?
コロミルの開発元はグリコなので、グリコといえばそう!「ビスコ」です。
物足りない夕食の後に食べるビスコがサイコーに美味しくって、「ビスコって、こんなに美味しかったかな?」と
思わず感動しちゃいました。
(気合のにゃっ!)
がんばって行ってこいにゃっ!
翌朝、せいたんに見送られて下男と病院へ…。
先輩とかに色々と聞いていたとおり、まずゲンナリしたのが1時間で1.8リットルもの下剤を
飲まなきゃならないこと。
これが最初、飲んでみるとスポーツドリンクみたいな味で、マンザラ悪くない味やん!
なんて思ったんですが、量が量ですからね…。
飲み終わる頃には、吐き気すら覚えましたよ
そして、下剤が効いてきたらトイレに行くんですが(このあたりから汚くてスミマセン)
複数回トイレに通って、そろそろ出るモノがなくなってきて水分しか出ないとなった時にはトイレから
ナースコールして、看護婦さんに自分の排泄物をチェックして貰わなければならないんですよ~。
これって、やっぱり恥ずかしいですよね~
んで、看護婦さんのOKが出た後に、いよいよ検査になるんです。
検査服に着替えて…って、検査服がまた、恥ずかしい
大腸検査専用パンツってのがあって、このパンツ、お尻部分にスリットがあって
マジックテープで留めてあるんです。
検査の時に、このスリットを開けて肛門にカメラを入れるんですね。
着替えながら、パンツの前後を間違ったらエライことになるなぁ~と、何度もチェックしましたよ。
(だって、間違えたりなんかしたら、男女問わずヘンタイみたいでしょ?!)
そして、いざ検査…。
先輩の話では麻酔をかけて・・・って、聞いたのに麻酔なしでカメラを挿入。
空気を入れながらカメラが進むんですけど、も~痛いのなんのって!!
腸の曲がり方には個人差があって、私のは曲がり方がキツイって検査医が言うんですけど
そんなコト知りません!
その曲がっているという部分では痛くて痛くて、お腹が破裂するかと思いましたよ
あまりの痛さに暴れ出しそうになっている私を見かねて、検査医が麻酔を打ってくれました。
最初から麻酔してくれりゃあ良かったやん!という恨みごとを言う間もなく、
結局、その麻酔で眠ってしまって、目覚めた時は違うベッドで点滴を打たれていました。
看護婦さんの話で判ったのは「ポリープは無かったので、切除もしなかった」ということだけで
詳しくは、来週の診断時に担当医から話があるとのこと。
んん~…眠ってなけりゃ、ちょっとは詳しいことが判ったのかもしれませんね トホホ…
検査も無事に(?)終わったことですし、とりあえず今は一安心。
せいたんのいる我家に帰った後は、麻酔が切れているハズなのにまた爆睡・・・。
まぁ、せいたん自体が睡眠導入剤みたいなもんですもんね~
ああ・・・ホント、検査はツラカッタ・・・