晴れ、ときどき毛玉なり

~時には毛玉も吐くけれど、とりあえずは今日の努めにシペシペするなり~

猫好き夫婦の日常生活あれこれ雑記

酒屋万来文楽

2013-10-27 | 日記

昨日は、西宮の酒造元白鷹の禄水苑までイベント「酒屋万来文楽」に行ってきました。

このイベントがどういうものかというと、造り酒屋で文楽の一部を上演し、その後は

演者を囲んで蔵出しのお酒を愉しむというもの…

私達夫婦は毎年このイベントを楽しみにしていてイソイソと出かけて行きます。

 

お人形にお酒…     でへっ!

さてさて、この日上演された演目は「傾城恋飛脚 新口村の段」でした。

はりきってガッツリ、かぶりつきの最前列に陣取った私達夫婦と知人T氏。

楽しみに最前列に座ったものの、不覚にも眠ってしましました…

演者と私達の距離は1mもないっていうのに、そろいもそろって三人とも爆睡…

劇中、思い悩む孫右衛門がさす番傘よろしく、ユラユラしていた三つの頭…

 

途中、目が覚めたT氏が人形使いの吉田和生さんに睨まれたような気がしたとのこと…

・・・・・・・・。

なんでだろ?!疲れてたのかなぁ~・・・

この日のヒロイン「梅川」。

私の好きな頭「老女形」です

文楽の上演が終わると、次はトークイベント。

吉田和生さんがお話しされるんですが、この方、年々お話しが巧くなっているカンジです。

トークイベントも終われば、次は待ってましたの蔵出しお酒の立食パーティー

お菓子に群がる蟻のように、私達もお酒とツマミに猛ダッシュ

 

お酒は高級感溢れるお味なんだけど、いつもツマミが残念感に溢れています

だけど、見た目はアレだけど(アレって残念ってことなのか?!)今年は、そこそこに美味しかったです。

(…あれ?!褒めたつもりが褒めれてないですよね、コレ…?)

 

人間国宝 吉田文雀さん(左)とお弟子の和馬さん(右)

 

文雀さんにご挨拶しに行くと、去年からは見違えるようにお元気でした。

大の猫好きらしく、関西と関東ふたつのお住まいでともに猫を十匹以上飼われているとか…。

しばし、文雀さんと私達夫婦は猫談義。

楽しかった~

文雀さん、これからもお元気に舞台で活躍して頂きたいものです。

こちらはN子さんお気に入りの人形使い吉田玉翔さん。

残念な事に、この日来れなかったN子さんの為に写真を撮らせてもらいました。

こうして見ると、俳優さんみたいなお顔立ちですね。

玉翔さん、ゲームのレアキャラか?と思うほど、なかなか見つけることが出来ませでした。

ホント、探しまわったってば

ゲットした玉翔さんの写真は即、N子さんにメール送信…

 

こちらは新人の玉延さん。

すごくお若いので、飲酒して大丈夫なのか心配したらレッキとした成人でした。

中年になって若いお方を見ると、ぜんぶ未成年に見えちゃうのは何故でしょうか?

写真を撮らせてもらいに私が近づいて行くと下男とT氏が背後から「ガルルルwww」とフザケテ咆哮。

いや…、取って喰ったりしないってば

私が近づいて行った玉延さんのことを「まるで怯えた小鹿のよう」とか言った下男…おにょれぇぇ

 

しかし、こういうお若い方が入門されるのって、やっぱり嬉しいですね。

伝統芸能が無事に次世代へ引き継がれていくんですから。

 

しっかり愉しんだ立食パーティも終わって、私達夫婦とT氏ともうひとり女性の方(お名前聞いてなかったや

の4人で場所を変え軽く飲み直し…。

 

それも終わってT氏達と別れた私達は、大人しく帰ろうかとも思ったんですけど…

やっぱり再び飲み直し…

 

西宮北口まで戻って、お気にのお店へと直行

私の大好物メニュー「真サラダ」

この大皿いっぱいのサラダ、私ひとりでも食べきれます

けっして自慢できない(したらイケナイ)ことですけどねっ

今年初のカキ・フライ…。

カキ・フライは、やっぱりタルタルソースですよねっ。

そして、白子の醤油焼…。

もう、夫婦そろってメタボまっしぐらです

 

暴飲暴食の限りを尽くしてから、やっとの帰宅。

 

 

 

そして一夜明けた今日、そういえばT氏に文楽の復刻床本を頂いたな、と思いだし…。

 

よりによって、せいたんと一緒に撮影。

くんくん…?

にゃ!キョーミないにゃっ!(キッパリ!)

 

そりゃそうだろうなぁ~、ネコだもんねぇ…。

私はネコじゃないけど、学が無いから読めないわ…

 


丹波篠山 陶器まつり

2013-10-21 | 日記

今年も丹波篠山恒例の陶器まつりに行ってきました。

昨日は生憎の空模様に加え、私は二日酔いという最悪スタート。

 

行きの途中、車中で迎え酒したら、選んだ品が悪かったのか益々、気持ち悪くなったのでした

素直にビールにしとけば良かっものの、私がコンビニで選んだのは「トロリとした梅サワー」てな

コピーの梅酒。

 

これがねぇ、中途半端なアルコールの上に甘くてトロッとしてて…

このトロリが吐き気を催すのなんのって

うっぎゃああww、何でこんなん選んだんだ?私っ!!

 

そして友達のHちゃんは乳製品を飲むとトイレに行きたくなるという体質だっていうのに、

よりによってカフェ・ラテを飲んで、車中でトイレに行きたくなって困ってるし…

やれ気持ち悪いだの、トイレに寄ってだの、散々ワガママを申しつけられる運転手・下男だったのでした。

 

さて、篠山市に到着して真っ先に向かった先は大山新にある「monoile cafe」。

ここは廃園になった保育園をリノベーションしたもの。

この元保育園にカフェと木工アトリエと家具販売店が入っています。

廊下には、ここのアトリエで作られたビー玉転がしのオモチャが所狭しと置かれています。

カフェの空き待ちに、遊んで退屈しのぎが出来るようになっているわけです。

ピンボールタイプのビー玉転がしで遊ぶ下男。

こういうのがムダに巧いところが、なんとも下男の器用貧乏さを物語っています。

さてさて、肝心のカフェのランチですが、これが結構美味しかったんですよ

 

ゲンキンなもんで、美味しいものを食べたら二日酔いも吹っ飛びました

 

その代わりに次は睡魔が・・・。

今田に向かう車中では、私もHちゃんも満腹でウトウトし、ひとり運転しながら喋る下男をほとんど無視&放置。

 

立杭に到着して、いつも真っ先にお気に入りの窯元「のぼり窯」さんを訪問。

ここの名物おじいちゃんに逢って、元気を分けてもらいます。

私達夫婦が立杭焼を好きになるきっかけとなったのが、この「のぼり窯」さんなので窯元めぐりに、

この窯元さんは絶対はずせません

今年は「のぼり窯」さんの店奥にネコちゃんがいなかったのが、少し残念でした。

きれいな白いネコちゃんと白地にクリームタビーのネコちゃんもいるんですよ。

仔猫の時に見たきりですけどね。

 

「のぼり窯」さんの他、お気に入りの「まるせ窯」さんを覗いて、あとは焼き物通りをウロウロと…。

毎年、来るたびにしつこく写真を撮ってる「俊彦窯」さんのネコ。

 

今年は今まで訪れたことのない窯元を覗きたいと思っていて、行った先は通りから少し離れた「末晴窯」さん。

「末晴窯」さんの店先にある看板ネコ。

このネコちゃんの後頭部には椿の絵が…素敵です

 

花や動物がモチーフとして使われていて、すっごく可愛らしい作品が多くありました。

今回の窯元めぐりで、この「末晴窯」さんの品を一番多く買っちゃいましたよ

 

急ぎ足で窯元めぐりをした後は、地元に戻ってHちゃんのダンナ合流で飲み会

午前中、二日酔いで苦しんでいたのがウソのよう…

お酒と肴が美味しいのなんのって。

お気に入りのこのお店は、店主自らが1本釣りしてきた魚を出してくれるんです。

その為、すっごく新鮮で今まで食べてた魚とは同じ魚と思えないくらい・・・。

1軒目で終わるわけもなく、2軒ハシゴして暴飲暴食を尽くし、やっと大人しく帰宅。

 

 

そして、しばしの間、戦利品を並べてご満悦

のぼり窯さん。

まるせ窯さん。

末晴窯さん。

これも末晴窯さん…また、せいたんが割り込んでるし・・・

 

昨日、ずっと一匹でお留守番していた、せいたん。

その反動でか、今日はずっと遊べとしつこいです・・・。

 

もう鼻息も荒く、ノリノリです…

彼がはしゃいでノリノリになればなるほど、何かを破壊するので内心ヒヤヒヤです…

 

 

ちなみに、このネコじゃらしスティック…へし折られそう…

 


スーサイドショップ

2013-10-14 | にゃんころりん

 

週末に「スーサイドショップ」という映画を観に行きました。

フランスのアニメだったんですが、どこか絵本のようなタッチの画像でした。

ストーリーはというと、大まかにこんなカンジ・・・。

 

自殺専門用品を販売する超ネガティブな家族に新たな

子供が誕生しました。

その子供が何故か超ポジティブで、その子の頑張りによってか店は経営難に、

家族も少しずつ変化をしていく・・・と、こんな様子をコミカルに描いていました。

観ていて面白かったのが、自殺専門用品販売店の主(家族の父親)の名前がミシマだって

いうこと。

そのミシマ、自殺志願者にしっかりと「切腹」をオススメしていました

 

 

さて、この映画、原作と結末が異なるようで、映画がハッピーエンドなのに対して

原作は悲劇なんだだそうですよ

そうと判った時点で、原作を読む気が失せた私です…。

 

 

週末は映画観賞してのんびりと過ごし、祝日の今日は我家の座イスカバーを作るのに

奮闘しておりました。

今までの座イスカバーは、ものの見事にせいたんにボロボロにされちゃいましたからねぇ

 

 

いざ、布を広げて作り出そうとすると、案の定せいたんの襲撃が・・・・。

 

がるるwwww!!

うっぎゃぁぁwww!!止めて!せいたん!!

 

せいたんが布を噛み噛みして邪魔をするんですよ~

布の上で毛むくじゃらがのたうちまわりながら、噛み噛みしてるんですから

たまったもんじゃありませんて

 

 

さみしいにゃ…かまってくれにゃよww

 

またどうせ、かまってほしいだけだろうとナデナデすると…

鼻息も荒いのどごろ~♪

図星だったようで、思いっきりご満悦のようでした

 

 

 

 

結局、なんとか作ってしまうと・・・・

あれだけ暴れて邪魔をしておきながら、出来あがったカバーの上に真っ先に

乗っかっているのは、せいたんなのでした。

 

そういや、せいたんって割と新しいもの好きなんですよね。

何でもお初を狙うんですよ、生意気にも…。

 

 

 

 


西宮酒蔵通り 「光の宴」

2013-10-06 | 日記

 

昨日、10月5日(土)は西宮酒蔵通りで開催されているイベント

「光の宴」を観に、夫婦でぷらぷらとお出かけしました。

 

ぶれちゃってますが、これは日本のアーティスト長谷川章氏の「光の掛け軸」。

白鹿記念館の外壁に映像を映し出しているものですが、この映像、少しずつ

変化していくのでジッと観ていると面白いんですよ

私達夫婦は長谷川氏の作品は3年前に、嵐山の法輪寺でも観ているんです。

そん時のが圧倒的に迫力もあって、面白かったんだけどなぁ~…。

今回のは、記念館の外壁が平面なのと規模が小さいのとで、ちょっとチャチク

感じてしまいました~

 

こっちは、フランスの光アーティストが設立したデザインスタジオPITAYAの作品で

「光の庭園」。

すっごく良いカンジ…

 

 

そして、同じくPATAYAの作品で「光の渡り鳥」が酒蔵博物館に…。

庭ではアコーディオンの演奏を聴きながら、山田錦を楽しめます

勿論、夫婦で山田錦を呑みましたよ

光のイベントも確かに楽しいんですが、でも私達はこれだけだと物足りないわけで…。

 

当然、イベントついでにお酒も楽しめないとねっ

 

白鷹の禄水苑にて、利き酒セット~

白鷹のお酒って、ホント美味しいんだけど高いんですよねぇ~…。

私達は安くてそれなりに美味しいお酒が一番なんですが

 

白鷹でエンジンが掛ってきたので、阪急沿線まで戻って居酒屋に突進

「真」で、白子の天ぷらを食べました

これが、クリーミーですっごく美味しかったんです

他にも色々食べ散らかしてから、一応はおとなしく帰りました。

 

さて、こっちはお留守番していたせいたん…。

カレは先代栗蔵と同じでプリンター機が大好きです。

ちょっとでも作動音がすると、コーフンしてプリンターの上に乗っかるんです。

 

FAXなんか届こうものなら、こうして前あんよでチェイチェイ…。

印刷している途中に、チョッカイを出して電源を落としてしまう事、多々あり…

こうして下男が日々、仕事の邪魔をされているわけですよ…

当然、せいたんは悪びれることもなく…。

つまんにゃぁ~いっ なんか、早く出してくれにゃっ

既にしっかり、コントロール・パネルを前あんよで踏んでるせいたんなのでした・・・

 

 

最後に、遡っての話なのですが…。

9月30日は下男の誕生日でした~ めでたく、還暦ですよ、還暦

 

下男の長年のお友達Tさんから、お祝いを頂きました。

「祝 還暦」っていうのが、良いですね~

中味は下男が食べられない、というか大嫌いな甘味お菓子。

当然、長年お付き合いしているTさんは、下男が食べられないことはご存じなんです。

洒落というか、なんというか・・・。

贈って頂いたお菓子は、私がしっかり頂戴しました

ありがとうございました、Tさんっ

 

バースディケーキが食べられない下男なので、本人の好物グラタンでお祝いしました

 

 

下男は子供の好むメニューにしておけば大喜びすること間違いなしという

たいへん安上がりな嗜好なので、私も助かってます…