この曲の登場のタイミングも、自身の精神状態には、とてもタイムリーでした。
他人からすれば、いい加減こじつけるなと指摘されそうですが、事実そうだったのだかから仕方がありません。
それは、以前にも触れましたが、高校卒業後にある競技の実業団チームに入ってしまい、離れ離れになった元彼女との話！自身は彼女と別れてから、一年浪人の後、彼女のいる隣の県にある大学に進学し、距離的には近くなった筈なのに、時々電話連絡くれる割には、会おうとしない彼女と、いよいよ逆に距離を感じ始めていた頃でした。バイト先で新たな出会いもあったりして、彼女をいよいよ忘れられそうになっていたそんな時、当分会っていなかった彼女と、地元へ帰省し参加した成人式で再会！想いが募ってしまった、まさにその頃聴いていたのでした。
久しぶりに会えて嬉しかった想いに反して、彼女の態度は何故かそっけなく、他人行儀な上、その理由も告げてくれなかった。いよいよ自身の中でも、その子の態度に納得できず、キッパリと忘れる決心が着いたのでした。
その20年ぐらい後に、その彼女とネット上でやり取りできた機会があり、あの再会の時の態度について問えたのですが、「自分は当分そのスポーツ に打ち込みたかったので、そんな自分みたいな者のために、もうこれ以上待たせる事 はできないと思ったから」みたいな話でした。学生時代の孤独なだけのあの当日の自分には、そんな想い等、到底察すること等できなかったので、「別の彼氏ができたのだろう」と憶測し、お陰で自身に好意を寄せてくれる新しい彼女との交際への迷いが立ち消え、付きあう決心が付いたのように記憶してます。
After All（結局～！）完全に別れを確信するきっかけとなった再会。曲のようなハッピーな再会にはならなかった事で、逆にこの曲が自身の想いにハマってしまったのでした。再会するまでは、殆ど忘れつつあったのに、会えた事で、想いが呼び起こされてしまい、戻りたい衝動にかられたけれど、実際はそうならず、当事はこの歌詞の状況に憧れた刹那さから、余計想い出深い曲となってしまったのだと思います。
曲のビデオクリップは作成されず、曲が使われた映画「Chances are／邦題（ワン・モア・タイム：1989年）」もそれ程ヒットせず、ＣＤシングルの発売がせいぜいなので、日本国内の知名度は低いけれど、米国ではそれなりにヒットし、当時のタワーレコード店頭に張り出されるビルボードのトップ100チャートに、久しぶりに彼の名前が載っているのが嬉しくて喜んだのを覚えています。
そのためこの曲が含まれるCher自身のアルバム「Heart Of Stone」も入手し、その中にある曲、ヒットシングル「If I Could Turn Back Time」は気に入り何度も聴きました。
※以下のビデオクリップは、オリジナルのCherとではなく、Kim Keyesとのデュエット！
ライブではCherとデュエットした事がどれだけあるかは知らない（というより、映像では見た事が無い・・）が、明らかに彼女との競演の回数が多く、もはやオリジナルと言っても良いかも知れない。
Peter Cetera and Cher - After All
■After All（Love Theme From Chances Are)」結局／Cher and Peter Cetera
また二人、出会ってしまったね
きっと定めなのかもしれない
お互い１人きりで生きて行こうとしたけれど
心の中では、気づいていたんだ
きっと、元のさやに納まるんだろうと
私もまだあなたとのキスが新鮮だった頃を覚えているわ
全ての記憶は繰り返され、どんなに踏み出そうとしても
どこへでかけようとも、あなたの元に戻ってしまう
*結局、終わっては始まる
二人戻るところは、いつもこの２つの心
僕らは、翼を取り戻した二人の天使なんだ
いろいろあったけど、結局は君と僕二人
結局、二人永遠に一緒にいるべきなのさ
愛は本当に正しいの（今回は間違いないさ）
何年も生き続ける
姿は変わるけれど
決して消えてなくなりはしない
（*repeat）
束縛しているんじゃない
僕は君を必要としているけれど
結局、それが生きがいなだけ
（*repeat）
そうですね、生でキムキースとのデュエットが聴かれると思ってます。。。今から楽しみです。