スペイン人に感謝された？1stアルバム

　以前、1stアルバム『夢のライムライト』が欲しくて、３年後越しで捜索し、どうしても見つからず、FM週刊誌への探し物へ投稿したら、神奈川のＫさんから連絡頂き音源を入手できた話について触れましたが、自分にはあれが1stアルバムに纏わる一生忘れない第１エピソードなんですが、このアルバムに関しては、それ以外にもまだエピソードがあったのを思い出しました。
　Ｋさんのお陰で音源を入手し、一旦は1stアルバムの音源を聴きたかった欲求は満たされたものの、アルバム現物ではなく、録音されたカセットテープ！。「CDとして現物が欲しい」欲求が沸いたのでした。音楽はCDプレーヤーで聴くことが多くなっていましたが、あの頃は、まだCD-Rも普及しておらず、自分でCDコピーなんてできない時代だったので、「市販盤がないなら自分でCD化できないか」なんて考え、現実味が無いのに、ＣＤの制作料金を調べたりしてました。個人で一枚作るＣＤなんて当時は無い発送でした。。。(結局、後に、CD-Rが登場した訳で、当時あったら、絶対、自分でパッケージまでカラーコピーとかで作ってたでしょう。。。)
　その２年後ぐらいの1990年5月、国内で世界初のCD盤が販売がされ、もちろん即購入。改めて新鮮な気持ちでアルバムに聴き入ったのを覚えています。

　更にそれから3年ぐらい後だったと思います。インターネットも普及、世界のPeterファンと様々な情報交換をし始め、Peterファンを対象とした、海外メーリングリスト（メール同報による情報交換）に辿り着き登録。日々のやりとりに一喜一憂し、いろんな方から物を頂いたりしていたある日、日本人のファンに助けを求めるメール投稿を目にしたのです。それは英文で、文面は忘れましたが、日本のみでＣＤ化されている1stの存在を知り、日本人の誰かに協力を求める内容でした。
　同胞方のご協力で手にした経緯のある1st！その後も、ビデオテープや雑誌のコピー等、何人もの方から物を頂いた経験から、今度はその恩返しの番だと、迷わずOKの返事を送りました。
　届いた送付宛住所は何と！スペインだったのですが、御礼や代金なんて頂く気も無かったので、そのまま宅配送付したら、片言そうな英文で「・・・あなたは天使のような人だ・・・」と文面にあったのが未だに忘れられません。
　お互い母国語でない英語で、しかも行った事も無い国スペインの方とのやりとりに、改めてネットの凄さに驚きつつ、「それが、自分自身も3年越しで、ご好意で頂いた1stであった点」で、何かの縁を感じ、一生の想い出になってしまってます。
今は名前も忘れてしまいましたが、果たしてあのスペイン人の方は、今も私のコピーしたテープをお持ちなのでしょうか？？？まだPeterのファンでおられるのでしょうか？やりとりしたいものです。。。（ネット上で捜索したら見つかりそう・・・）
　※ちなみに私は、神奈川のKさんとは、今でもやりとりが続いてますし、あのカセットテープも目の前のラックにしっかりと収まってます。。。