D4DJ 鬼滅の刃 ツイステ JUJUcosplayコスプレ衣装専門店

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料理が運ばれてきた。

2021-01-06 12:50:06 | VTuber

 



「いやぁ (かなえ) コスプレ衣装
、そんなのありえないでしょぉ」
不破はハハハといつもの乾いた笑いをしながら三枝の話に答える。
「だってみたんだもん!」
三枝は口を3の字にして、眉間にしわを寄せる。
「まさかね、ドッペルゲンガーじゃあるまいし」
黛は向かい側の席で「明那の勘違いじゃない?」「違うもん!」と兄弟げんかのような口論をする2人を見ていた。口元にはうっすらと笑みが浮かべられていた。

合流する前は、不破くんと一緒に行動していたから、明那の言っていたもう1人不破くんがいるってことは現実的にはあり得ない。
相当不破くんに似ている人か、明那の見間違いなのだろう。
まあ、ドッペルゲンガーが存在するならそれはそれで興味があるけど。
と、黛はお冷で出されたグラスのコップに伝う結露を指でなぞった。

暫くすると、頼んでいた料理が運ばれてきた。
ザクザクとした硬めな衣に包まれた唐揚げと明太子入りのポテトサラダ、日本酒に会うような焼き魚、大きめな串に刺された焼き鳥などハイカロリーな料理が並んでいく。
「今日は飲むぞー!!!」
と三枝は大きなジョッキを片手に満面の笑みを浮かべている。
3人とも急ぐような仕事はしばらくない。今日は久しぶりの飲み会だ。
残りの2人はそれを見てグラスを手に取り、カンパイッとお互いの淵を合わせた。
ガラス同士がぶつかる高い音を合図に、3人の飲み会は幕を開けた。

 ☆   ☆   ☆

夜は深まり、深夜に突入し始めたころ。
皿の上に盛られた料理は少なくなり、残り僅かとなった。誰かのグラスの中の氷がカラリと音を立てる。
テーブルの上には中身が飲み干されたグラスいくつも置いてあった。
三枝は相当酒を飲み、顔を赤くしてゆらゆらと気持ちよさそうに体を左右に動かし、何もない壁に笑顔を向けている。黛は少しばかり顔が赤くなっているが、酔っているようなそぶりはみられない。不破は酒を一滴も飲んでいないため、もぐもぐと残りの料理を咀嚼している。

そんな中、不破は先ほどの話を持ち掛けた。
「明那の言ってたもう1人の俺って、結局どこに行ったの?」
「んぇ?」
三枝は体を横にゆらりゆらりと揺らしながらフクロウのようにグルリと不破の方へ向き、倒れこむように不破の肩にべたっとくっついた。「酒くさ」「ソーシャルディスタンス」と不破は笑いながらつぶやく。
「俺らと逆方向だったからねぇ、駅の方じゃない?えきぃ」
呂律の回らない舌足らずな状態で、にやにやと表情筋を緩ませながら答える。そんな三枝に「そっかぁ」と1つ返事で答えて、自分のグラスの氷で薄くなったジンジャーエールを飲んだ。

そんな不破の様子を見て、黛は話しかける。
「まさか探しに行くの?」
「いやぁ、まさかまさかそんなわけ」
ないじゃないですかぁ
そう言った不破の顔は困り眉をした笑顔を浮かべていた。いつもと変わらないその顔を見て黛は頬を緩ませて
「冗談だよ」
と呟き、残った唐揚げにレモンを絞った。
店内に流れているBGMが一瞬だけ大きく聞こえた。三枝明那 コスプレ衣装

「ドッペルゲンガーって存在はかなり昔からあったみたいだね」
そういえば、と黛は先ほどの話の続きをする。
不破は「へぇ」と寝転んでしまった三枝に自身の上着を被せながら答える。
三枝は気持ちよさそうにむにゃむにゃと何かをつぶやいている。
「禁忌を犯した修道士の話とかがいい例だよね、400年以上前の本」
どんなタイトルかわすれちゃったけど、と黛は唐揚げを頬張る。
もう冷めて元々硬めの衣がさらに硬くなってしまったが、それでもなお高いパフォーマンスを保つ唐揚げは満足するには十分の味だった。
「俺その話知ってるかも」
不破は黛の方を向く。妙にその瞬間だけゆっくりと時間が流れたようだった。

「人に勧められた酒はむやみやたらに飲むなって話でしょ?」
その時の表情をうまく例えられるような表現は無いと黛は思った。
どこか儚げで、消えてしまいそうな雰囲気と芯の通った声色が余計にそうさせているのかもしれない。ただ、黛がいつも見るコロコロと変わる不破の表情の中にその顔は入っていなくて、瞳の中にあるネオンカラーのハイライトがいつもよりはっきりと輝いて見えた。

「ふわっちも飲もうぜぇ!」
黛が不破の会話に返事をしようとしたとき、先ほどまで寝転んでいた三枝が起き上がり、不破の肩へ再びしがみついた。
「ぇえ!俺の肝臓死んじまうよ!」
「いいじゃんっ!ちょっとだけ!ちょっとだけだから!飲めるようになったんでしょ?」
「ハハハ、じゃあちょっとだけな」
「やったぁ!おねえさぁーん!!!注文良いですかぁ!」
目の前で繰り広げられる会話を聞きながら黛はその様子を眺めていた。
先ほどの見たことのない不破はもういなくて、いつもの不破に戻っていた。
カラン、とまた誰かのグラスの氷が音を立てる。潤羽るしあ コスプレ衣装
アルコールの匂いが漂う生暖かいこの空間で、黛の頭が妙に冴えていくような、冷えていくようなそんな感じがした。





 



 


心臓は限界ギリギリまで高鳴って

2020-12-30 11:25:31 | VTuber

ドキドキ1st fes. 潤羽るしあ コスプレ衣装
画像1: バーチャルYouTuber hololive 1st fes.『ノンストップ・ストーリー』 とまらないホロライブ 潤羽るしあ コスプレ衣装 (1)


 


 

と心臓が高鳴るのを抑えながら、通話ボタンを押した。
「あくあちゃんからのLINE通話……何だろ、もしもーし」
『あ、スゥーッ……シオンちゃん、こんにちは……』
通話に出たあくあちゃんは、歯切れの悪い返事をした。
この前の事は仲直りした筈なのに、妙によそよそしい……やっぱりまだ許してくれてないのかもしれない。
そんな私の心配を知らずか、あくあちゃんは言った。
『シオンちゃん、あたしの事……好き?』
「…………はい?」
『だから!……あたしの事をどう思っているのかなって……こ、好意的とかあるのかなって…思いまして』
唐突な質問に私の脳内はさながら戦場にある最前線の指令部並に大混乱を起こしていた。
『あたしの事、好き?』…いきなり何を言ってくるんだあの猫耳メイド(仮)は……いや、好き……だけどさ。
そもそも、何でいきなり?
私は二呼吸程置いてからあくあちゃんに尋ねた。
「えっと、さ……いきなりどうしたの、何か変なもの食べた?それとも鼻炎の薬の副作用で言語が、おかしくー」
『ちっがーーう!何でか分からないけど、今は無性にシオンちゃんの事しか考えられないの!!』



「えぇ……」1st fes. 湊あくあ コスプレ衣装
『何で引いてるの!?とにかく!どっち!!?好き or LOVE!?』
電話越しから伝わる程の迫真の圧が、手に取るように分かる。
ひとまず、あくあちゃんの暴走を止める為に言った。
「好き……かな?」
『本当?ホントに!!具体的に何処が!!?』
「えーっと……身長低くて、顔もちっちゃくて、普段から努力してるところとか」
私は思い付く限り、あくあちゃんの好きな所を伝えた。
正直な話、凄く恥ずかしい。
好きな相手の好きな所を直接言ってるだから当たり前の話だ。
声こそいつも通りを演じながら、心臓は限界ギリギリまで高鳴っていた。
『ふへ…ふへへ……♪シオンちゃん、あたしの事好き過ぎじゃん……ふへへ』
「う、うるさ!用事はそれだけ?じゃ、そろそろ切ってもいいよね?」
『あーーー!!!待って、待って!!!もう一個だけ、お願いあるのーー!!』
「……なに?」
『今から、シオンちゃん家に行っていい?』
「!?」1st fes. 白上フブキ コス衣装
『シオンちゃんが良ければ、その、また泊めてくれると……嬉しいな~って、駄目?』

 



 

目を瞑り精神を集中させ

2020-12-02 17:44:37 | VTuber

この1st fes. 潤羽るしあ コスプレ衣装


大広間はある特別な学校の施設の一部、そして彼らは教師と生徒という関係で、潤羽るしあは子どもたちの中に独りだった。
「…………では始めます。…潤羽さん、前へ」
「は、はい」
名前を呼ばれて子どもたちの集団から離れるように歩き出す。緊張しているのか、冷や汗が滲み出てくる。
既定の場所まで進むと、次の指示が下される。
「さっそく霊魂の召喚を実践してください。目の前の死体が器になります」
「……はい」
暗い大広間には、教師と生徒以外に数体の死体が綺麗に並べられていた。彼らはもちろん死体だと認知しているが、ほとんどの者は怯えることなく平然とした顔をしている。
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状態の良い死体を前にして、目を瞑り精神を集中させる。るしあは何やら異質な呪文を口にして、死体に向けて両手を翳して…
「………………あ……………ああ゛っあ…………」
喋ることのない死体が呻く。動くことのない死体がのたうつ。るしあはその光景を見届けると、翳した手を下ろして深く息を吐く。安心して、肩の力が抜ける。
「さすがですね。…潤羽さんは優秀なネクロマンサーになれるでしょう」
ペンで書類に記録を書き込みながら、先生はそう言ってくる。少しの期待と喜びが込められた声色に嬉しくなってしまう。
「あ…ありがとうございます!」
「……では次の方。えーと……」

次の順番が回ってきた子どもがと同じことをしているのを横目に、るしあは先ほどの死体を眺めていた。軽く落ち着いてきたが、まだ蠢いては小さく喚いて……苦しそうに見えた。
「あ…あの、初めまして。えっと、潤羽るしあなのです」
『……ぅ……ここは……?」
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「あなたは冥界から現世に召喚されたのです。そして呼び寄せたのはるしあなのです。その…ごめんなさい」


 

白髪ケモミミ少女

2020-11-13 10:25:17 | VTuber

そんな1st fes. 白上フブキ コス衣装



 




 



会話をしているのは、白髪ケモミミ少女、金髪に赤いリボンが特徴の少女、同じく、金髪にツインテール(?)の少女の三人である。
教室の窓際で三人賑やかに会話している。

「…あ、そこにいる女生徒方、下校時間ですので、速やかに下校してください。」

「は~い!行きましょ!先輩!」

金髪の赤いリボンが特徴の少女は元気良く答える




 



「プリクラかぁ~これは女子力が試されますなぁ~」
「女子力…プリクラとはどんなものなのでしょう…」

そうして三人は廊下を渡り、階段を下りて、姿が見えなくなった。
1st fes. 湊あくあ コスプレ衣装「ふぅ…まだいるものですね、さて後は…」

今ので最後、全ての教室内と廊下は見回した。
ちょこ先生に報告しに行こうかと思ったその時、体育館から何か音が聞こえた。

「あぁ…体育館はまだでしたね。」
1st fes. 星街すいせい コス衣装
少し気だるそうに別棟にある体育館まで足を運ぶ。


緑仙を殺した犯人は死んでも許さないよ

2020-10-13 18:35:26 | VTuber

「緑仙VTuber 黛灰 ジャケット
を殺した犯人は死んでも許さないよ」
そう小さく呟くと、いつも通りの顔で亡骸に近づいた。
「死因は刺殺。凶器はこのナイフだね。寝てる間に刺されたって考えるのが無難かな…にしても」
「この荒れよう…だよね」
楽屋は物が荒らされ、椅子は倒れコップにある水は倒され机の柱をつたって落ちている。
ただ緑仙の周りだけ静かに、美しく綺麗なまま。
バスタオルの下から生々しい血が流れ、荒れた物の下に溜まっていた。
「歪だね。荒らされた形跡を作りたかった理由が分からない」
ゆめくんの言う通りだった。もし寝込みを襲うのであればこんなに荒らす必要は無い。
「……あれ?」VTuber 叶 コスプレ衣装
「どうしたの?ひまちゃん」
「これ、薬?」
左側に置かれた瓶に見覚えがあった。
サラちゃんが声変わりの薬を使った時の瓶と同じだった。確か、にいやんが言うには薬の瓶は全部ガラスの瓶にコルク。
これも同じ。なんなら少し残ってる!
「…飲んでみよっか」VTuber 三枝明那 コスプレ衣装
「え?ひまちゃん本気で言ってる?もしこれが毒薬だって言う線も無くはないんだよ??」