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お茶とお菓子を載せたトレイを持って戻ると、遥ちゃんは本棚の前に立って何かを読んでいた。何か気になる漫画でもあったのかな?
遥ちゃんはわたしに気づくと手に持ってた本を閉じてこちらに笑顔を向けてくれる。
「あ、おかえり」
その一言にすらデレデレしそうになりながらも、ミニテーブルにトレイを置いて遥ちゃんのそばに行く。
「何読んでたの?」
よく見ると遥ちゃんが持っていたのは本や漫画じゃなくて何かノートみたいなものだった。
「えーと……私とみのりが出てくる小説?」
「あはは、何それー。そんなのあるわけ……ある、わけ……?」
笑って手を振っていたところで不意に頭に心当たりが浮かんできて、わたしの顔は一気に血の気を失っていく。
「ちょちょちょちょっと待って!!」
わたしは遥ちゃんの手からノートを引ったくってパラパラと中身を確認する。
「……あっ」草薙寧々 コスプレ衣装
完璧に思い出した。ついさっきまで存在すら忘れてたけど、これはわたしが何年も前に書いた遥ちゃんの夢小説……! なんでそんなところにあるの……!?
わたしは壊れたロボットみたいなぎこちなさで、もう青くなってるのか赤くなってるのかよくわからない顔を遥ちゃんに向ける。遥ちゃんはなんだかすごく嬉しそうに微笑んでいた。
わたしは恥ずかしさで爆発しそうになりながらひざまずいた。
「み、見なかったことにしてもらえませんか……?」
「ふふ、どうしようかな」
遥ちゃんはあごに人差し指を添えながらからかうように言う。
「うぅ……恥ずかしくて死んじゃうよぉ……」
顔を両手で覆いながら床に突っ伏して、土下座みたいな姿勢になりながら呻くわたし。
遥ちゃんはそれからしばらく考え込んだあとで、こんなことを言ってきた。
「じゃあ、私のお願い1つお願い聞いてもらえる?」プロセカ 桐谷遥 コスプレ衣装
「え? 遥ちゃんのお願いならそんなこと関係なく聞くけど……」
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